風のたより

つれづれに

雨上がりの日曜日!!!

2020-03-29 | 木曽川の風景
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雨上がりの日曜日の公園には誰もいません。

今日はこの公園を独り占め。





あちこちに出来た水溜りだけが、キラキラと光って、、、





土手の桜もまだ三分咲きていど。

冷たい小雨に、ほころびかけた桜の蕾も一休み。





誰もいないグラウンド。

ただただ広い、広い!!





大きな水溜りの中に、木々が微かな風に揺れています。





誰もいない公園を、ただひたすら歩きます。





どこまでも続く道に、人の姿はありません。





いつもの小屋の近くまで来ると、白ちゃんとまだらちゃんが,溜まった雨水を飲んでいました。

”ご飯食べた?元気だったんだね!!”





高い木の上には、いつもカラスが数羽下を見下ろし、おこぼれを待っています。

この先まで歩き、今日はそこからUターン!!!





行きがけに姿がなかったスリスリちゃんも、帰り道いつもの場所でご対面。

”スリちゃん、雨で濡れちゃったね。お日様が出たら、いっぱい日光浴してね!!”





小雨に煙る木曽川の風景を見ながら戻ります。





静かな雨上がりの日曜日。

雨上がりの木曽川の風景もまた良し。

三匹の猫ちゃんにも会えて満足です。

この大きな自然から、今日も元気をいっぱいもらって帰りましょう!!!



ツルギキョウ・リュウキンカ・ミツバアケビ

2020-03-26 | 季節の草花



いつの間にか裏庭に綺麗な青いツルギキョウの花が咲きだしました。

このツルギキョウはツルニチニチソウとも言われ、蔓でぐんぐん伸びて群生しています。

このツルギキョウは、キキョウ科の蔓性の多年草。

そういえば毎年今頃になると裏庭の土手に一気に咲きだす春の花です。





涼し気な五弁の花びらが優雅です。

このツルギキョウの花は家紋にも使われてるようですね。

今NHKで放送されている歴史ドラマ”麒麟が来る”に出てくる歴史上の人物である
明智光秀や大田道潅、加藤清正などがこの桔梗紋を使用していたことで有名なようで
土岐一族に多く見られる家紋なのだそうです。





その横に咲いているのは,黄色いリュウキンカの花です。

このリュウキンカもキンポウゲ科リュウキンカ属の多年草で、ツルギキョウと同じで
今頃になると決まって黄色い鮮やかな花を見せてくれます。





実ははこのリュウキンカの花は、我が家で買った物ではなく、土手の上のお宅からいつのまにか
土手を下がり咲くようになりました。

いわば貰い花です。

今はそのご夫婦も亡くなり世代が代わり親族の方がお住まいです。

このリュウキンカの花を見るたびに、仲良く過ごされていた先代のご夫妻の事が思い出されます。





更に、かつてあったキウイーの棚には、今ミツバアケビの花が咲きだしています。

つい先日までは枝もこんなには伸びていなかったのですが、、、、

ミツバアケビは同じ枝に雄花と雌花が同時に付きます。





たくさん房のように下がっているのが雄花で、小さい三弁の花が雌花です。

よく見ると、たくさんの雄花の中に、いくつかの雌花が見えています。





これだとよく分かりますね。

上の花が雄花で、下に見えるのが雌花です。

雌花には3枚のがく片があり、中央には雌しべが6本ずつあるのですが、この雌しべがだんだん成長して
秋には果実になるのです。





テレビをつければ毎日毎日コロナウイルスのニュースばかりで、少々げんなり義気ですが
刻々と変わる情報が気になり、ついついテレビにくぎ付けの毎日です。

人間社会とは関係なく、植物は今日も自然の流れの中で、自然に逆らうことなく成長しています。


こんな時、ふと目にした植物の姿は、今や”ひと時の安らぎ”です。


公園は花盛り・・・ハナモモの花言葉は???

2020-03-24 | 木曽川の風景



いつもの公園に今濃いピンクのハナモモの花が綺麗に咲きだしています。

白いユキヤナギの花をバックに濃いピンクのハナモモの花は一層艶やかです。





ハナモモの花は、バラ目バラ科モモ属の耐寒性落葉低木で、原産地は中国とか。

モモは古来より中国では”災いを除き、福を招く”とされているようですが、コロナウイルスの問題が
巻き起こっている今、なんだか説得力がないようで、、、、???





でも可愛い濃いピンクのこの花を見ていると、不思議な華やかさが感じられて、ともすると
沈みがちな心を癒してくれるようにも思います。





桜もいよいよ満開を迎え、ウォーキング沿いに、いろいろの桜が綺麗に咲きだしています。

すんなりと高い木になったこの桜は、たしかエドヒガンザクラ???





こちらは、薄墨桜。(うすずみざくら)

名前のようにやや薄いピンクの桜の花で、岐阜県の根尾谷にある薄墨桜は特に有名です。





そしてこれは、山桜。

数日前見た公園の片隅にあるこの”山那の山桜”も今日はまさに満開です。

7分咲から一気に満開のスピードです。





今日は朝から風が強く、桜の花びらも春風に大きく揺れています。

これで雨でも降ったら、、、やっぱり花の命は短いですね。





いっこうに感染拡大が収まらず、先が見えない新型コロナウイルス騒動。

岐阜県でも一気に感染者が2人から8人に増え、ごく近い場所から感染者が出ていることが分かり
いよいよ身近になった新型コロナウイルスです。

2020東京オリンピックも今や風前の灯火となりそうですが、せめてまだ自宅待機までの規制がないうちに
出来る範囲で令和二年の春を楽しみたいと思います。

ハナモモが満開の今、ハナモモのいわれが本当なら、一刻も早く世界中からコロナウイルスを撃退し
”災いを除き、福を招く”てほしいなと本気で思います。


ハナニラの花、、、キキとジジの思い出

2020-03-22 | 



いつもの公園の片隅に薄水色のハナニラの花が咲きだしました。

森の木の下にひっそりと咲きだしたハナニラの花を見ると、二年前の春ここから2匹の可愛い兄弟猫を
家猫として迎えた時のことを思い出します。

あの時もこのハナニラの花が、ちょうど同じ所にいっぱい咲いていました。





二人の兄弟猫は、ほかの野良ちゃんと一緒にこの辺りにいました。

その当時はこの先の南側の場所に誰が作ったのか野良ちゃん達のねぐらがいくつかあり
いつもたくさん置かれたお皿の中にはごはんもいっぱいありました。

いつも元気に南側の畑の辺りに遊んでいた兄弟猫を家に連れ帰り黒猫をキキ、そしてキジトラ猫を
ジジと名前を付け家飼いが始まったのですが、、、





家に連れてきてから半年後先ず黒猫のジジがいなくなり、その三か月後今度はジジが病気で亡くなりました。

二人とも、もともと猫白血病の陽性反応があったのですが、まだ発症はしていなくて、うまくすればこのまま無事に
毎日の生活をすごすことができたはずでした。

お外が大好きだったジジがいなくなり、一人ぼっちになったキキはそれがストレスとなり病気を発症して
しまったのが原因でした。

ジジがいなくなって丁度三か月後キキが虹の橋を渡ってしまいました。





我が家にいた頃のキキとジジです。

何時も仲良く我が家の中を駆け巡り、飼い主も随分ハラハラドキドキさせられましたが、毎日が新鮮で
楽しい日々
でした。

今となってはたくさん撮った二人の写真やビデオが貴重な財産になりました。





悲しみが癒えぬまま気晴らしに始めたこの公園へのウォーキングでしたが、ここで思わぬ話にびっくり!!!

なんとこの公園にあのキキとジジのお母さんがいることが分かったのでした。

そしてキキとジジのお母さんは、いつもスリスリしてくるこの野良ちゃんだったのです。





そうと分かり、ますますスリスリちゃんが気になる存在になりました。

そしてこのスリスリちゃんにお詫びを言いました。

きっとスリスリちゃんは分かってくれたと思っています。

小さい体ながらお母さんの方が今も元気に生きているのです。

スリスリちゃんは今日もこの木の根元でやっぱりスリスリ、、、、





森の中からひよっこり現れた姿は、まるでキキを見ているよう、、、、

人懐っこい所もどうやらキキが受け継いだようでした。





スリスリちゃんはこうして今日も森の中で白ちゃん達と元気に生きています。

厳しいことはあるけれど、この自然一杯の森の中で自由に生きることが幸せだというように、、、、





ウォーキングコースの脇には春の野の花が咲きだし、、、





雪柳の小さい白い小花もこんもりと咲きだし春風に揺れています。

ここだけ見ると、、、、すべて世はこともなし、、、、ですが、、、、

少なくてもこの公園は、いつもと変わらないのどかな春の陽でいっぱいです。

山桜と猫

2020-03-19 | 



春風にあっという間に庭の白モクレンが終わりをつげたかと思っていたら、代わりに
薄ピンク色のシデコブシの花が咲きだしました。

白モクレン同様にこちらも花びらが春風に揺れています。

暑さ寒さも彼岸まで、、、

もう季節はすっかり春の装いです。





でも花の命は短いですね。

シデコブシもあっという間に散りそうですが、、、、





公園の山桜もだいぶほころんできました。

樹齢100年の山桜です。

数日前はまだ蕾も固かったのですが、、、





今日見上げると、、、、なんと咲き出していました。

見上げるほどの大木で、公園のシンボル的存在の「山那の山桜」です。

どっしりとこの地に根付き、高い所から公園を見守るように、、、、





その木の上に、、、、、なんと猫の姿が????

こんな木の上に猫の姿を見るのは初めてです。

よく見ると、いつもいるモコモコちゃんでも、スリスリちゃんでも、白ちゃんでも、
まだらちゃんでもありません。

今までに見たことのない猫ちゃんです。





上を見上げていたら、、、白ちゃんが近づいてきました。

”白ちゃん、お友達なの??”

右上の高い木の上に猫ちゃんいます。





どうやらこの近くにいる5匹目の野良ちゃんのようです。

今まで見かけることがほとんどなかったのですが、どうやって過ごしていたのでしょう??

白ちゃんや、まだらちゃんが時々傷を負っていたのは、ひょっとして、この野良ちゃんとの喧嘩だった???

いずれにしても新顔さんの登場ですが、、、

それにしても山桜の木の上からの初デビューなんて、、、、春の季節にぴったりです。