オペラハウスと言えばシドニーを代表する観光スポットですが、今回このオペラハウス
で開かれたコンサートに参加できると言うチャンスに恵まれました。
あの有名なオペラハウスの中に入れるなんて、そうめったにないチャンスです。
夕方7時からの開演なので、娘と時間まで街をぶらっと散策後ハーバー近くのカフェで
お茶してから会場へ。
会場のロビーにはすでにいっぱいの人で溢れかえっています。
事前に娘がチケットを取ってくれていたので、その脇からもう一つ上のロビーに。
広い上のロビーからは大きなガラス越しにシドニーハーバーが見渡せます。
入場までの間、窓からの眺めを楽しんだり、おしゃべりを楽しむ人があちこちに、、、
窓際のテーブルにはガラスのコップが並んでいて氷の入った水のサービスが。
水だけ?と思われるかもしれませんが、こちらではお店に入っても日本のようにお水は出て
きません。お水は買って飲むものなんです。
やっと開演時間となり一般客より一足先に会場へ入れました。
初めて見るオペラハウスの中のコンサートホールです。
ゆっくりと弧を描くように並んだ座席にはこれから人々が、、、
このコンサートホールは収容人数2679席、正面ステージ奥には世界最大の機械式
パイプオルガンと言われる“グランドオルガン”がありました。
高い天井に目をやると外観からもわかる大きな貝殻の形をしているようです。
これが外から見るとあんな風に見えるのかと感激です。
このオペラハウスは世界からの建築家233の応募の中からデンマークの無名の建築家
ヨーン.ウッソンによるものが採用され完成までには年月も費用も大幅に違い
大変だっとか。
でも今では世界的な建築物となりシドニーのランドマークになっています。
実は今回のコンサートは日豪の文化交流を目的に毎年行われているもので無料。
と言っても事前の申し込みがないと入れないのですが、今回は娘がチケットを取ってくれて
いて座席も運良く中段の中央の席でした。
原住民アボリジニの笛の演奏に続き、日本からの高校生の素晴らしいアンサンブルや日舞
津軽三味線と続き、終了したのは10時過ぎ。
開演中はカメラ禁止でしたがちょっとだけ、、、
終了後会場からロビーに下がる広い階段を下りて出口へ。
人々が去った後もオペラハウスの中をあちこち撮らせていただきました。
こんなチャンスはめったにないですものね。
ロビーを出た入り口付近のライトアップされた外観。
ここにもどこか放射状に伸びる貝のイメージが、、、
会場を出ると外はもう真っ暗ですが、ライトアップされたオペラハウスの屋根がふたつ
暗闇にくっきりと浮かび上がっています。
こうしてみるとオペラハウスの屋根は貝殻やヨットをイメージしたということが
よくわかります。
またオレンジの皮をむいたところからイメージしたともいわれているとか。
オペラハウスの前には、こちらもライトアップされたハーバーブリッジがシドニー湾上に
くっきりと浮かび上がっています。
こんな時間になってもこのあたりにはいつもたくさんの人がプロムナードからの
眺めを楽しんでいます。
夜風が心地よくいつまでもいたい気分ですが、ひとしきり夜景を楽しんだ後は
近くの駅より電車で帰宅。
今回は娘と一緒でしたが今度はこの電車にも乗ってみようかな??
実はこのあたりまでは自宅から十分歩いてこられる距離なのですが、、、
オーストラリアで発行されている代表的な日本人向けに書かれた日本語総合誌
「日豪プレス」をはじめ、こんなにたくさんの日本人向け情報誌があります。
娘もここからオペラハウスのチケットを取ってくれました。
こんな立派な雑誌が出ていると言うことは、それだけ日本人も多いと言うことでしょうが
娘によると中国人や韓国を始めいろんな国の人向けの物も出ているらしいのです。
しかもこれもみな無料で街のあちこちに見かけます。
やっはりオーストラリアは物も心も豊かな他民族国家ということなんでしょうか。