藤の花・・・・・・・・・・

新緑の5月を迎えゴールデンウィーク真っただ中。
あちこちで咲き乱れるお花の便りが聞かれる初夏になりました。

借りていた本の返却に立ち寄った犬山図書館で、思いがけず綺麗な藤の花に遭遇！！！







図書館の玄関先を飾る藤棚には紫と白の藤の花が今満開を迎えています。
この藤の花が咲くまでは、ここにこんな大きな藤棚があったなんて気付かなかったのですが、、、







図書館に立ち寄る人々も、高い藤の棚から下がる紫や白の藤の花を立ち止まって見上げています。
ほんのりと甘い香りが漂って、、、、











藤の花というと紫色が多いですが、真っ白い藤の花もとっても清楚でいいものですね。
垂れ下がる藤の花に思わず鼻を近づけたくなりました。

バックの空が青空だとよかったのですが、この日は生憎の小雨の日でした。







藤の花がこんなに綺麗に咲いていると知っていたら一眼持参で来たのですが、、、
残念！！今日はいつもバックに入れているコンデジで、、、、







庭の外には可愛いピンクのハナミズキ。
このハナミズキの花も、今あちこちできれいに咲いていますね。


最近ちょっと膝を痛め、あまり遠出や長い間の歩行ができない身には、こんなみじかに藤の花を
見れることはラッキーでした。

軽く思っていた膝の痛みは意外なほど長引きそうで、今本当に困っています。
一年で一番良い季節なのに、、、、（泣）

「公園めぐり」、、、春先から初夏へ

あっという間に爽やかな新緑の季節になりました。
木々の緑も鮮やかに、渡る風ももうどこか初夏の香りがします。
野辺に咲くタンポポも元気いっぱい黄色い花びらを広げています。






この日は孫娘Rちゃんと18年ぶりに車の運転を再開して間もない娘の運転で、かつて
ごく近くの社宅に住んでいた名古屋市緑区にある大高緑地公園にやってきました。

この大高緑地公園の北側には手漕ぎボートや足漕ぎボートの浮かぶ琵琶ヶ池があり、
その北側には若草山へと続く大芝生広場があります。

娘たちが小さかった頃、社宅のお仲間とこの公園には子供たちを遊ばせによく来ました。





その頃に比べいろいろの遊具も増え、周辺の整備もかなりされたようでした。
私にとっても懐かしい公園です。

この日も広くて大きな公園はちびっこ連れのママさん達がいっぱい。
かつて私もこんな日があったなと懐かしく眺めました。





広い公園にたくさんの園児たちがやってきました。
もう少しで2歳になるRちゃんも、いつかこんな風になるのでしょうね。





ふた月前に行った大府市にある「あいち健康の森公園」もとっても広くて綺麗な公園でした。





あの時はまだ寒くコートが必要で、風が冷たくてあまり長くは遊べませんでしたが、、、






広い公園内をお散歩するワンちゃんに会ったり、可愛いポニーに会ったり、、、
このワンちゃんにぺロっと舐められてびっくりしたRちゃんは大泣き！！

可愛いポニーには触ってみたいけど、ちょっと怖い！！！





大好きな鉄棒をやったり、ブランコや滑り台で遊びました。





一遊びした後は、広い公園の道向こうにある「げんきの郷」で美味しいランチ。

建物の続きにある「はなまる一場」では新鮮な採れたて野菜や果物がいっぱい。
Rちゃんの大好きなトマトとイチゴとグリーンも鮮やかなブロッコリーを買いました。





その前に行った東海市にある大池公園では、ちょうど梅の花が満開で、よい香りがしていました。
ここもかなり広い公園で名前のとおり大きな池の周りには広大な公園が広がっています。





公園の一角にはミニ動物園があり、綺麗なフラミンゴを見たり、可愛いうさちゃんにも会えました。
こうしてみると愛知県には広くて大きな公園がいっぱいあるなと思います。
小さい子を持つ親にとっても安全で安心して遊ばせる広くて大きな公園はありがたいですね。

季節の花々が楽しめる公園は大人にとっても良い散歩コースになっています。





公園巡りをしているうちに、いつの間にか寒かった春先の公園から初夏の公園へ、、、
赤紫のハナズオウの階段を登ったり降りたりのRちゃん、

このあと「もうおうちへかえろ！！」を連発！！！
この「おうちへかえろ！！」はどうやらRちゃんの「お腹がすいた！！」の合図。（笑）
早速お母さんの運転でおいしいランチを食べに公園を後にしました。
また公園でいっぱい遊ぼうね！！

御衣黄桜（ぎょいこうざくら）

ソメイヨシノの桜もあっという間に葉さくらになりました。
そのソメイヨシノの桜に代わり、今淡い薄緑色の「御衣黄桜」（ぎょいこうざくら）が咲いています。
全体的に緑がかっているので、遠目には葉桜と見間違えそうです。







この御衣黄桜の名前の由来は、昔の貴族の衣服の萌黄色に似ているところからついた名前とか。
確かに桜というと淡いピンク色を想像しますが、御衣黄桜は桜のイメージを覆しますね。








この色合いから御衣黄桜は古くは、「黄桜」「浅葱桜（浅黄桜）」などとも呼ばれていたのだそうです。
花びらは八重咲きで、花の咲き始めは緑色ですが、次第に緑色が薄れて淡緑色に代わり中心部には
ほんのりと紅色の条線が入ってきます。







花びらの開花後もそこはかとなく色を変えて、やがて満開時には中心部が赤になっていくなんて、、、
やっぱり雅な櫻、御衣黄櫻ですね。







この御衣黄桜のお隣には可愛いピンクの八重桜が咲き、、、







しだれ桜が満開でした。

桜の時期もそろそろ終わりを迎えると、やがて緑鮮やかな新緑の季節です。
日差しも暖かくお出かけには最高のシーズン到来ですね。

今度はどんな自然の変化に出会えるか楽しみです。

さくら道 ・・・・・・・

あんなに待ち遠しかった今年の桜の開花でしたが、桜の花もそろそろ見頃を終えて
葉桜になりつつあります。

その桜に代わるように、大きな山桜の下に真っ白な雪柳がもうこんなに、、、、
まるで雪をかぶったように咲きだしています。







住宅地近くにある雑木林の径を歩き出すと、、、
くねった細い山道に桜の道が、、、、







山道にびっしりと敷き詰められた桜の花びらは、まるで桜の絨毯のようです。、、







さらに進むと、ここにも桜の花びらがぱっと広がって、、、道いっぱいの桜、桜。
かすかな風にひらひらと舞う桜の花びらが、、、、







花びらに近づいて見ると、まるで桜貝のような綺麗なピンクの花びらが重なって、、、、







この山桜はこの団地が造成された時植樹されたものだとか。
もう30年以上は経っているはずですが、今や立派な大きな木となり雑木林を作っています。



2



桜の道はまだまだ先につながっています。
桜が敷き詰められた花の階段を下がっていくと、、、、



8



黄色いレンギョウの花がぱっと目に飛び込んできました。



9



その反対側に咲くのは紫の花大根。
これも春の花ですね。



10



雑木林を一回りした後に出会ったのは、濃いピンクのヤマツツジ。
当たりが一気に華やぐような花の色ですね。







ギフチョウが飼育されている飼育小屋を覗いてみると、まだいました、いました！！！

この羽根の綺麗なギフチョウは「春の女神」と言われるアゲハチョウ科・ウスバアゲハ亜科に
分類されるチョウの一種です。
翅は淡黄色の地に黒色の太い縞模様が並び、後ろ翅には赤・橙・青色の鮮やかな斑紋があります。
色鮮やかな蝶ですよね。






今ではだんだん数も少なくなり、今や絶滅が危惧され、希少野生動植物種になっている珍しい蝶です。
こんどは小屋の中ではなく、花の周りで飛びかう姿を是非みたいなと思います。

五条川の桜と「のんぼり洗い」

桜の開花から数日たった先週末、この地方もやっと満開の桜となりました。
寒い寒いと言っているうちにも例年より数日遅れだけの桜の開花。
自然はやっぱり正直ですね。。
例年通り咲き誇る桜の花びらに、やっと訪れた春にほっとした想いです。







今年は尾張地方を南北に流れる「五条川」の桜を見に出かけました。
川の両側には7.6ｋｍに渡りソメイヨシノを中心に1600本の桜並木は、日本の「さくら名所百選」
にもなっている所です。







この日は朝から風もなく暖かな春の日となり絶好のお花見日より。
川の両側はいっぱいの花見客で賑わっていました。







名鉄の岩倉の駅から歩いて数分の五条川で、この日は「のんぼり洗い」の実演が行われるというので
豊国橋付近はいっぱいの人だかりです。

この岩倉の「のんぼり洗い」は、東海農政局長から「東海美の里百選」に認定されているのだそうです。







「のんぼり洗い」とは、染め上がられた鯉のぼりの絵柄に付いた米糊を、五条川の清流で
洗い流す作業です。
桜の咲く頃、端午の節句を目前に、鯉のぼりが五条川でその身を清めるのだそうです。







岩倉には400年の伝統を持つのぼり屋さんがあり、この「のんぼり洗い」はこの地方の春を告げる
風物詩になっているとか。
「郡上の寒晒し」はよく聞いていましたが、岩倉でも同じようなことが行われていたとは
知りませんでした。。







まだ冷たい水の中の作業をやっと終え、、、







のぼりは川岸に集められ、、、






この階段を登って行き終了となります。
後は水に濡れたのぼりは陽にあてられるのでしょうね。







「のんぼり洗い」を見た後も、しばらくは五条川沿いの桜の道を歩いてみました。
いつしか賑やかな人通りもなくなり、花見客もまばら、、、、、







桜の土手下に咲く黄色と白の小さい花が、今年の春を告げているようです。







今年の桜見物ものどかな春の日に恵まれて、、、、、

この翌日はもう花散らしの雨の一日でした。
“　パッと咲いてパットと散る　”桜の花の時期は、やっぱり短いものですね。