昨年末、思いがけず無料バスツアーのハガキが舞い込みました。
行き先は飯田にある”元善光寺と南信州”
申しこんだ事さえすっかり忘れ、危うくハガキをゴミ箱にすてるところでしたが、よくよくみると
運よく無料ご招待の文字、これにはにすっかり気を良くし、さっそく参加の申し込みをしていました。
ところが、最近立て続けのバスの転落事故をテレビで見るうち少々乗り気が薄れ、それに
輪をかけるように雪の天気が続きキャンセルするかどうか迷ったのですが、、、、
(写真は、元善光寺境内から飯田市街を見下ろして)
やっぱり旅好きな私としてはせっかくの無料ご招待を無視することができず昨日参加してきました。
結果的には何事もなく、心配していた雪の被害も全くなく快適な旅となりました。
長野の善光寺には行ったことがありますが、飯田市にある元善光寺は初めてでした。
何でもこの二つをお参りしないと片詣りと言い、善光寺のお参りをしたことにならないとか。
思いがけず今年の初参りが元善光寺となり、これで善光寺参りが完成というめでたいお参りになりました。
本堂のお参りの後は、本堂横にある”びんずる尊者”にお参り。
この坐像は、自分の悪い個所と同じ場所をこの”びんずる様”の場所に触ると治るという言い伝えが
あるとか。
これ幸いに膝や肩、腰、特に頭を念入りにさすらせて頂きました。(笑)
この”びんずる様”は地元では”なでぼとけ”とも言われているのだそうです。
そのあとは、左階段を下りて真っ暗やみの中の戒壇巡りをしてきました。
今回のバスの発着所は鵜沼の駅で、バスは小牧インターより中央道に入りました。
前日降った雪が少々心配でしたが、高速道路は全く問題なしで、車窓から見える風景もうっすらと
雪化粧程度でした。
バスはほどなくして長さで有名は恵那山トンネルに入りました。
全長は上り下りとも8、500メートル以上の長いトンネルで、一時は日本で一番の長いトンネル
と言われていました。
トンネルを抜けるのに10分以上かかった気がします。
飯田市に入っても雪はこんな程度でした。
途中何箇所か立ち寄り飯田市に入って最初の見学は、川本人形美術館でした。
かつてNHKの人形劇を制作したという方の数々の展示がされていましたが、写真はNGでした。
今回のバスの昼食会場は、飯田市内にある”酒蔵”というお食事処でした。
ここでのお食事は、豚しゃぶと信州蕎麦の食べ放題!!!
さすがに本場のお蕎麦はしっかりとこしがあり香りも旨みも最高で、思わず3杯もお代わり
してしまいました。
そのあとは1,2か所土産店へ立ち寄り旅のお土産を買い込みました。
参加者のほとんどはシニア世代の主婦。
買い物しないわけがありません。
そのあたりは見込んでのバスツアーなんでしょうね。
私もついつい信州蕎麦やリンゴ、それに美味しそうなお菓子工場のリンゴパイを買い込みました。
帰りには、行きも立ち寄った恵那峡サービスエリア。
下り線は日当たりの関係か、まだ雪が残っていましたが、、、、
サービスエリアからは後ろに恵那山がくっきりと見えました。
朝7時過ぎに出かけた今回のバスの旅も、戻ってきた頃にはもうすっかり日も傾いて~~~
犬山橋からの見慣れた風景に、何事もなくほっとしました。
思いがけず舞い込んだハガキで思いがけずの”ハガキにひかれ元善光寺まいり”が出来ました。