旅の三日目の最後に訪れたのは、今回四つ目の世界遺産となる宗廟(チョンキョ)
ソウル近郊にはたくさんの世界遺産があることが分かりました。
宗廟は李氏朝鮮王朝の歴代の王とその王妃の位牌が祀られている場所でした。
建物は柱により19室に分けられ、それぞれに王や王妃の位牌が祀られています。
1995年ユネスコ世界遺産に登録された建物です。
ここにも敷地内には立派な敷石があり、その真ん中は魂の通り道として設けられていました。
その道を誰かが、、、、観光客の子供さんでしょうか?(笑)
韓国最後の夜は、ツアーをちょっと離れ、娘と二人地下鉄に乗ってソウル市内をブラブラ。
ソウルの地下鉄は綺麗で広く、改札口にはこんな韓国のイケメンスターが並んでいます。
ここを押して入ります。
入ったのはいいのですが、ここからの乗り換えが大変!!!
次の乗車口まで延々歩かないとつきませんでした。
電車内は日本の地下鉄の電車とは違い広いのにまずびっくり!!
きっと電車の軌道が違うのでしょうね。
新しく整備されたのか、電車内はピカピカでしたよ。
そして、、、、ここは空港ではありません。
まるで空港と見まごうほどに立派なソウルの複合駅。
国鉄、私鉄、地下鉄の総合乗り入れの駅のようですが、大きくて立派でした。
この地下鉄利用で行った南大門では、ツアーとは違い娘と自由時間を十分楽しめました。
今回の韓国旅行での楽しみのひとつは食事でした。
特に韓国料理が好きということではないのですが、珍しいもの見たさが手伝い
どんな料理が出てくるか興味深々でした。
韓国料理といえば、まづ焼肉!!
お肉をハサミで切る韓国式を目にしました。
牛肉を何時間も煮込んだソルロンタンはコラーゲンたっぷりです。
おなじみビビンバは食べたことありましたが、、、
今回の旅行中一番のご馳走は、鶏をまるごと煮込んだ参鶏湯(サムゲタン)でしょうか。
現地で食べる参鶏湯、スープの中に滋養強壮がいっぱい溶け込んでいるようで、鶏一羽で
お腹いっぱいになりました。
街中の喫茶店で味わった高麗人参茶と漢方茶。(これもツアーについていました。)
どちらも独特な匂いと味わいでしたが、どちらも体に良さそうという感じでした。
娘とそれぞれ違うのを頼み、半分づつ味わいましたが、どちらかというと漢方茶の
方が私の好みでした。美味しかったですよ。
今回お土産で買った「龍のひげ」という、王に献上されたという韓国伝統の茶菓子です。
昔王様が食間や食後に楽しんだというお菓子で、中に黒ごまやアーモンドなどのナッツ類が
入ったもので、口に入れるとさーっと溶けてしまいそうでした。
街中では韓国のイケメンが、このお菓子の作り方のデモストレーションをしていました。
その作り方がおもしろいんです。
軽妙な話術も然ることながら、その作り方の技に観光客は釘付けです。
水飴にとうもろこしの粉で練り上げた物を腕に巻きながら、何度も何度も引き伸ばし
一本が二本、、二本が四本の倍々ゲームのようになって最後は何百本にもなって、、、
そして最後はまるで絹糸のように広がっていきます。
こんな作り方を見るのは初めて、国が違えば作り方もいろいろですね。
今回の旅には、途中キムチ専門店でのキムチ造りのおまけまでついていて
出来上がったキムチは専用容器にいれてお持ち帰りができました。
三泊四日のはじめての韓国旅行でしたが、十分楽しめました。
やはりお隣の国、これからも仲良くしていかないといけませんね。
この旅から戻った翌日、娘は真夏のオーストラリアに戻って行きました。
-10度から3~40度の世界、温度差がすごいですが、、、
飛行機の中で脱ぎながら戻っていったようです。(笑)
お付合いいただきありがとうございました。