風のたより

つれづれに

                    プラハのホテルでの思わぬ恐怖体験!!!

2015-10-29 | 中央ヨーロッパ4か国の旅



飛行機は1時間ほどで無事プラハの空港に着きました。

すぐに入国審査があったのですが、チェコ、プラハでの入国審査は今まで味わったことがない
ほど厳しいものでした。

手荷物検査と同時に人の審査もあるのですが、普通なら審査ゲートをくぐり何の音もなければOK
なのですが、ここでは両足と両手を開き数秒そのままの姿勢をとり、そのあと係官が体の上から下まで
触ってのチエックでした。
今まで入国時にこんな厳しいチェックを受けたのは初めてでした。

チェコは北はポーランド、東はスロバキア、南はオーストリア、西はドイツと国境を接する国とか。
周りを海に囲まれている日本とは事情が違い、きっと厳重にならざるを得ないのでしょう。





その後はバスでホテルに直行。
ホテルは中心部よりちょっと離れていますが、近代的で大きなホテルでした。

ホテルの地下にはスーパーもあるということで、さっそく皆さんとお水の買い出しに出かけました。
水道水は飲めなくはないようですが、ガスなしのペットボトルの水を買い込みました。
スーパーで買ったフルーツも新鮮でおいしく一人のんびりと旅の疲れをとりました。

今回初めて相部屋を希望していましたが、希望者が3人ということで今夜と明日は一人部屋となり
その後は二人部屋となるようにローテーションが組まれていました。

旅の最初の日の一人部屋は旅の疲れをとるには有難いですが、ちょっと不安でもありました。
その不安がのちに現実のこととなるとは~~~~





一人には十分すぎるほどの部屋でバスタブもあり何の故障もないようでしたが、、、、
お風呂に入り髪を乾かす段になり持参したドライヤーが何度やっても付きません?

ひょっとして持参したプラグが違っていたのかと朝方フロントに行き借りることにしました。
そのあと乗ったエレベーターの中で思わずアクシデントが、、、、

エレベーターに乗る際、部屋のカードキーを差し込んで6Fのボタンを押して、、、
普通なら6階の丸いライトがつき上るのですが、、、、?
なぜかこの時は数秒後ライトが消えてしまいます??

可笑しいなと思い、また6階のボタンを押し、また消えて??
そんなことを数回繰り返しているうちに、なんとエレベーターの中の電気が全部消えてしまいました。





かなり早朝だったので乗っていたのは私一人、他に誰もいません。

え?どうして?何これ???

真っ暗なエレベーターの中ではボタンの位置も分からなくなりました。
どうしよう??
暗い中、私は思わずエレベーターの扉をたたきましたが何の反応もなし!!!

うわーどうしよう???周りは真っ暗の闇の中、完全に閉じ込められてしまったのです。
その間数分のことだったと思うのですが、私にとっては恐怖の数分間でした。

その後ボタンらしきものに触り押すとライトが一つだけやっと着きました。
助かった!!夢中でボタンを押して~~

扉をあけるとなんとそこは地下2階で、近くに早朝から掃除のおばさんがモップで掃除中でした。

きっとこのおばさんが掃除の為ボタンを操作していたのかもしれませんが、、、、





早朝の朝食会場は、ホテルのスタッフの他にはまだ誰の姿もありません。
やっと6階の部屋に無事戻っても、この思わぬ出来事に心が落ち着きませんでした。





その後やっと6時半過ぎには朝食会場にも人が集まり始めました。
「あら、早いですね」と添乗員さんに声をかけられましたが、エレベーターの一件は人も多くなり
話すチャンスはありませんでした。





ゆったりと広い朝食会場の中で、何事もなかったように朝食をとりましたが、一睡もできずの
最初のプラハのホテルでの一人部屋でした。


               フランクフルトまでは一人旅

2015-10-28 | 中央ヨーロッパ4か国の旅



今回の旅行先は、ヨーロッパのほぼ中央に位置するチェコ、スロバキア、ハンガリー、そして
オーストリアの四カ国ですが、オーストリアとスロバキアはユーロが使えますが、チェコとハンガリーは
現地の通貨が主流で、特にチェコはユーロは使えないということでした。





なので、ここで出国の手続きを済ませてから初めてセントレアの両替所でチェコの通貨コルナに
とりあえず3000円分を両替しました。(1CZK=5円)
ユーロはすでに名古屋へ出た折両替を済ませていました。

最初の国がユーロが使えないチェコでは、小銭がないとヨーロッパではトイレも行けません。(笑)





今から乗り込むルフトハンザの飛行機がすでにスタンバイしています。





いよいよこの通路を通り機内へ。
いつものことながらこの瞬間はわくわくします。

今回は18名のツアーなのですが、セントレアのツアーカウンターで受け取った搭乗券を持ち
荷物を預け、セキュリティーチエックを済ませ、次の乗り継ぎのフランクフルトまでは、同行の人々とは
会うこともなく、全くの一人旅になりました。

今回初めて相部屋希望での一人参加も初めてのことです。
どうなることかちょっと気がかりでしたが、、、、





ほどなくして1回目の機内食が出ました。

ビーフの横には日本食のそばがちょこっと。
ビーフは味付けも良く美味しく頂きました。

機内食は楽しみの一つですが、年々出されるプレートが小さくなっているように思います。
これは仕方がないことなのでしょうね。





セントレアから乗り継ぎのフランクフルトまでは約12時間20分のフライトで、日本との時差は
-7時間になります。

今回座席は通路側。
今まではネット予約で窓側がほとんどでしたが、通路側に座るのも初めて。
ツアーでは座席の希望は出せません。

窓からの景色は見られない分、今回はこの飛行ルートを示すモニターで楽しみました





セントレアを離陸した飛行機は、日本海上空を通り北周りのロシア上空へと入ります。
ロシアのハバロフスクの文字が見えます。





やがて機体はアムール川に差し掛かりました。

アムール川、聞いたことはありますが、こんな場所にあったんですね。
なぜか妙に感激です。

そういえば、アムールトラというのも聞いたことがありますが、この辺りに生息してるんでしょうか?





アムール川は、ロシアと中国東北部(旧満州)の国境を大きく蛇行して流れる川のようです。





機体はその後しばらくロシアの上空を通り、永久凍土を抜け~~~





北欧のフィンランド上空へと入り~~~





バルト海東部のエストニア上空を抜けて、、、、





やっとドイツのフランクフルトに着きました。

ここでやっと今回の旅の同行者18名と合流し、挨拶もそこそこに乗り継ぎ時間がないため
添乗員さんとともに乗り継ぎの手続きをして、次の飛行機へ~~~





プラハまでの飛行機に乗り込む人々。

ちょっと小型になりました。
ここフランクフルトからは、約1時間で最初の目的地のプラハに到着です。

ここまでくればヤレヤレです。(笑)


                 黄葉の中欧ヨーロッパより戻って・・・・

2015-10-28 | 中央ヨーロッパ4か国の旅



黄葉に染まる中欧ヨーロッパ4カ国の旅に出かけていました。

いつか訪ねて見たいと思っていた中欧ヨーロッパ、やっと念願が叶いました。





今回の旅は、チェコのプラハから始まりスロバキア、ハンガリーを通りオーストリアのウイーン
までの8日間のコースで、初めて尋ねる国ばかりでした。





ただ今回のコースで一つだけちょっと不安がありました。

それは最近のニュースで報じられているシリアからの難民問題で、最終目的地のドイツを目指す
多くの難民がハンガリーやオーストリアを通るのではというものでした。





、、、が出かけて見ると全くそんな光景には遭遇することもなく、ヨーロッパの秋を十分味わう
ことが出来ました。

きっと観光ルートとは別のルートになるのか、あるいはハンガリーなど国境の封鎖がなされていた
為、安全が確保されていたのかもしれません。





今回の旅は、私にとっても初めての体験ばかりの旅になりました。
それはおいおいに、、、、、

旅の記憶が鮮明のうちに、撮ってきた写真を見ながら次回より今回の旅を振り返ってみようと思います。
写真の整理もまだすんでいないので、遅れ遅れになるとは思いますが、、、、

よろしかったらどうぞお付き合いください。

               秋の空に誘われて~~~~~

2015-10-17 | 日常の記録




さまざまな表情を見せる秋の空!!!!

天高く・・・どこまでも~~~
雲の動きもどこかドラマチックに見えますね???





流れる雲の行先は????





この秋空に誘われて~~~~少しの間留守にいたします。

戻りましたら、また旅のお話など、、、、、


                 秋風に揺れるコスモスの花

2015-10-15 | 季節の草花



秋風にそよぐコスモスの花を見ていると、小さい頃に住んでいた家の近くのお花畑を思い出します。

それは街中のお花屋さんが育てていた広いお花畑でした。
季節ごとにいろんな花が咲き乱れていましたが、秋には決まって咲いていたコスモスの花。

そのお花畑の中で近所の遊び仲間とよくかくれんぼした記憶があります。
コスモスの花が秋風に揺れて、かがむと見えなくなって丁度良い隠れ場所でした。





あの頃一緒に遊んだ友は今どこでどうしているでしょうか?

学校から帰るとランドセルを玄関に置いて日が暮れるまで近所の友と遊んだ幼い日。
故郷を遠く離れ、長い年月を経た今ふと思い出す幼いころの記憶。

コスモスの花を見るたびに、なぜかいつも幼い日の思い出が甦ってきます。






秋空にくっきりと映える紫のアメジストの花。

宝石のアメジストは「紫水晶」のことで2月の誕生石ですが、これはサルビア属の花。
サルビアはラテン語で治療や健康を意味するとか。
きっと薬用にも使われる物なのでしょう。





公園の片隅に咲く赤そばの花。

日本のそばの花は白いですが、赤そばの原種は標高3800メートルもあるヒマラヤの奥地に咲く
そばの花を持ちかえり、さらに改良を重ねたものとか。

何気なく咲く秋の花にも小さいドラマがありました。