風のたより

つれづれに

           ダイサギの飛翔

2012-02-27 | 野鳥



二月もあっという間に終わり、三月も目の前になりました。
今年は閏年なので、例年より一日多いのですが、まだまだ風も冷たく春の訪れはちょっと先のようですね。

木曽川沿いに数羽のサギが羽を休めているのが木の間隠れに見えました。





慌ててカメラを出したので、せっかくのチャンスなのに、木の枝にピントがあってしまい肝心のサギが、、、、
と思っているうちに、一羽のサギが大きな羽を広げて飛び立とうとしています。
どうやら羽根の大きさからダイサギのようです。





今まさに大きく羽根を広げて大空に飛び立とうとする姿をなんとかチャッチ!!!





後ろ足を綺麗に揃えて、いざ上空へ!!













まだ冷たい木曽川の上を悠然と羽を広げて、、、、、
黄色い長い嘴がはっきりと。





周りにいた数羽も誘われるように同じように飛び立ち、川下に向かいます。









だんだん遠くなるダイサギの姿を追いかけるのは私のカメラではもうこれが限界!!
写真は一部トリミングしています。

ダイサギで間違いないと思うのですが、サギの仲間にもいろいろの種類があるようなので正確には
わからないのですが、、、、

小さくなっていくダイサギに“ ありがとう!また来てね!!

            我が家のお雛様

2012-02-21 | Weblog




まだまだ寒い日が続いていますが、寒い中にもここ数日は、日中やっと日射しに春を感じる
日が多くなりました。
そんな日の午後、やっと我が家のお雛様を出し段飾りにしました。






このお雛様、実は長い間押し入れの中でお休みだったのですが、孫娘の誕生を機にまた再登場です。
去年は数年ぶりに出し、孫娘とも初めてのご対面でした。






昭和40代のお雛様の上、お人形の着物の部分は私が見よう見まねできめ込んだ木目込み雛。
ところどころ虫食いの穴がみえますが、仕方ありません。





ひな祭りのBGMを付けてスライドにしてみました。
お付き合いください。


                                



一体一体きめ込んだお雛様には、それぞれの思い出があります。

ガーゼで着物の型を採り、目鎚で溝にそって埋め込んでいく作業の繰り返しでしたが、
やったこともないことを、よくずうずうしくやったものと今では我ながら苦笑です。

小さい画像をクリックすると大きくなります。
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今の時代,お茶道具をはじめ、箪笥や長持ち、牛車やお籠などあまり目にすることはありませんが、
せめてこのお雛様の時期だけでも、ゆかしいい日本文化の香りを味わいたいなと思います。






そして我が家のお雛様は、この段飾りのお雛様のほかに、親王飾りの衣装雛がもう一対あります。
これは木目込み雛を作る前に買った初代のお雛雅ですが、数十年経った今でも崩れることもなく綺麗です。

お雛様は一年に一度出してあげないと押し入れの中で泣くといいますね。
お雛様を泣かせてはかわいそう!!!
こちらもちゃんと並べましょう。

              「うだつの町」のお雛様

2012-02-16 | Weblog



「うだつの町」として知られる岐阜県美濃市の街並みでは、今町家を飾るお雛雅として
七十カ所の店舗や民家の中でお雛様が飾られています。
さっそくお友達と出かけてみました。

大通りから横にちょっと入ると、すぐに「うだつ」の町並みの通りに出ます。





これがその「うだつ」ですね。
屋根の両側を高くして隣家への延焼をくい止める為に作られた一種の防火壁で、これが高ければ
高いほど裕福な家ということで富の象徴でもあったようです。

そこから「うだつが上がる、うだつが上がらない」などという言葉が出てきたんですね。








美濃市泉町にある昔紙問屋だった「今井家」では、美濃和紙を使った珍しいお雛様が並んでいました。
昔のこの地の名前をとり「上有知(こうずち)雛」というのだそうです。





親王様と三人官女の着ている物のほか、お道具類の一部も和紙が使われています。
友禅紙や民芸紙など二十数種類の紙を使い三週間以上かけて作られたのだそうです。
和紙のお雛様、、、これは珍しいですね。





このほかこの今井家には、入り口近くには、旧家の御蔵から出てきたという珍しい江戸時代のお雛様が
お出迎えしてくれました。
着物の中には綿が入っているのだそうです。

何百年も大切にされ今に残った貴重なお雛様です。
鄙びた中に時代の重みが感じれるお雛様です。




この今井家は、江戸時代に建てられた商屋で、間口十二間(約22メートル)、奥行八間(約14.5メートル)
もあり中に入ると重厚な趣があり、庭の奥には「水琴窟」と御蔵のある立派なお宅です。





帳場から続く居間。





町家特有の格子戸から差し込む光がいい雰囲気をかもし出しています。





奥庭に作られた水琴窟。
上から水を流すと水琴窟から「カラン、コロン」と鈴を転がすような軽やかな音色がしました。





今井家のほかにも店先や土間に飾られたお雛様をあちこちで見ることができます。
このお店には、あかりアート展示の時作られた美濃和紙で出来た大きなランプが一緒に飾られていました。








町を歩いていると、江戸時代のお雛様のほかにも、明治時代のお雛様や立派な御殿飾りのお雛様を
見ることができました。





「うだつ」の街で見た一足早いお雛様。
さあー、我が家のお雛様もそろそろ出さないと、、、、、

           お菓子の家

2012-02-11 | Weblog



今、フラワーパーク江南には、こんな可愛いお菓子の家が出現しています。

去年のクリスマスに向けて作られたものでしたが、クリスマスだけではもったいないという
声が多く、今年のバレンタインまで展示を延長するそうです。

このお菓子の家に使われている材料は、全て本物のお菓子やパンなどの食品でコーティングした物だとか。





このお菓子の家は、フラワーパーク江南の入ってすぐのエントランスに設置されています。

間口      2.3m
奥行き     0.9m
高さ  
一番高いところ  2.3m
一番低いところ  1.6m

けっこう大がかりなお菓子の家ですね。
これを作るのには大変だったでしょうね。
きっとここでも、ボランティアの方々が協力されたのでしょう。





近づいてみると、、、、ほんと本物のお菓子やパンで出来ているのがよくわかります。

屋根瓦は、ココアクッキー80枚と食パン一斤
腰板は、プレーンクッキー80枚とアイシングやマシュマロやチョコレートでデコレーション。
窓はクッキーをつなげて枠を作り、砕いたアメを敷き焼いたもの。
そして壁は、小麦粉と油と水を混ぜ、漆喰のように塗り上に小麦粉を振りかけたものとか。





たしかに腰板には、可愛いアメの棒が並んでいたり、アイシングで可愛くアレンジされた
絵柄が並んでいます。






家の横の白いクリスマスツリーもよーく見ると、薄く焼かれた波型のおせんべい???
スーパーなどでも見かける物かもしれませんね。
綺麗に並んでまるで雪に覆われたクリスマスツリーそのものです。

このお菓子の家を見ていたら、昔子どもの頃読んだ「ヘンデルとグレーテル」の本を思い出しました。

尚、今回お菓子の家に使った食品の材料は、この展示終了後はバックヤードで作っている
生ゴミの堆肥に混ぜて花壇の肥料として還元されるのだそうです。
これも立派なエコですね。





お菓子の家のほかにも、このエントランスの緑の植え込みの間には、こんな可愛いこが
いっぱい隠れています。

どこかに葉っぱやドングリなど自然の素材も多く使われているようでした。
小さい写真をクリックすると大きくなりますよ。





入口のカウンターの上には貝で出来たお雛様でしょうか、ちょこんと置かれていました。
お菓子の家を見たり可愛いエンジェルを見たり、、、、
そしてこのお雛雅、、、





気分はすっかり春もようですが、、、

特に大雪に見舞われ雪下ろしや雪かきに苦労されている東北や被害地の方々への一日も早い
春の到来を願うばかりです。

春ーよこい!!   早ーくこい!!

          春を待つ花々

2012-02-09 | 季節の草花



まだまだ寒い日が続いています。
風邪やインフルエンザも流行の兆しが収まりません。
寒い朝はなかなか寝床から出るのも辛いですね。





こんな日はやっぱりお花から元気をもらうのもいいですね。






久しぶりに出かけたフラワーパーク江南では、館内にもうこんな綺麗な
シクラメンが咲いています。






白と淡いピンクの花びらを見ていると、厳しい冬の日々をちょとだけ忘れさせて
くれるようです。





そのほかにもこんなゼラニウムの花が、、、、、
和かな色合いが心を和ませてくれました。





ゼラニウムはヨーロッパなどで窓辺を飾るお花としてよく見かけますが、もうすっかり
日本でもおなじみのお花です。





暖かい室内を出た広い園内には綺麗なスミレの花も、春を待ちわびるように、寒い庭の中で
健気に咲いています。





そして寒い中をお花の手入れをするたくさんのボランティアの方々が、スミレの植え付けを
されていました。





こうした方々の努力のお陰で園内を訪れる者が綺麗なお花を目にすることができるのですね。
寒い中本当にご苦労様です。





厳しい冬ももうすこし、、、、
綺麗なお花からいっぱい元気をいただき、少しだけ気分も軽くなりました。