爽やかな新緑の季節に入りました。
木々の緑も一段と鮮やかに~~~濃い緑、淡い緑~~
目にも優しいこの季節は、一年で一番過ごしやすい季節かも知れません。
その鮮やかな緑の中に白い花をびっしりと付けた花は???
以前この季節にも見たことがあるウワミズザクラです。
サクラの名がついていますが桜とは大違いで、花は小さい花がびっしりと集まっています。
桜もバラ科のようですが、このウワミズザクラもバラ科の落葉高木。
花は今の時期長さ10㎝程の房状に咲き、その姿はまるでブラシの木に似ています。
木の部分は非常に硬く、古くは木の上に溝を掘って占いに使ったとか。
その硬さから地方によっては、金剛桜と読んでいるところもあるのだそうです。
桜の花の終わった後、名前は似ていてもこんなに違う花が咲きだすのもおもしろいですね。
山あいに見上げるほどのウワミズザクラの木です。
そして白い花がもう一つ目に着きました。
もうすっかり花は終わったと思っていた“なんじゃもんじゃの木”です。
青空に白い花を付けた姿を偶然見つけました。
名前もユニークですが、よく見ると花も変わっています。
4枚の花びらと思っていたら、一枚の花びらが裂けて繊細な花びらになっているようです。
この“なんじゃもんじゃの木”は別名はヒトツバタゴとも言うようです。
又その花の特徴は、全国どこでも見れる花ではなく、愛知県、岐阜県、そして対馬の一部にしか
ない花なのだとか。
そういえば関東の方では見かけたことがありませんでした。
こんな珍しい花を毎年目に出来ることは、とってもラッキーなことですね。
自然に感謝です。
「なんじゃもんじゃ?」という変わった名前になってしまったという説がありますね。
名前の付け方は考え過ぎても 考えなさ過ぎても中々難しいものです。
“ なんじゃもんじゃ ”と呼ばれている木のことは
この地に来てから知りました。
真っ白い花がまるで雪が積もったように咲く姿を
“ これはなんじゃ?”と思って付けられた名前とか。
おもしろいですよね。