扶桑緑地公園脇の雑木林の隅に住んでいる複数の猫ちゃんの存在を知ってから、今までに
何度も足を運ぶようになりました。
朝晴れていると”良かった”と思い、曇りから雨の予報が出ると、あの子たちはどうして過ごすの
だろうと気になって仕方がありません。
晴れた日の午前中は散策中の人々が立ち寄ってご飯を置いていってくれるのでいいのですが
やっぱり雨の日は来る人も少なくお皿は空でした。
早速やってきた兄弟の黒ちゃんとサビちゃん、”いっぱい食べなさい!!”
置いてあった空き缶に持っていったペットボトルのお水を入れてきました。
これからの寒い日にはこんな段ボールがあれば、ちょっとは寒さが防げるのですが、置いている場所
によっては風や雨で濡れたり壊れたりしてしまいます。
なんせ過酷な自然の中です。
これからはますます寒さが厳しくなる季節なので野良ちゃんにとってはつらい季節です。
ガツガツとご飯を食べた後サビちゃんは広い人参畑の中へ、、、
どうやらトイレ??
自然の中でこうしている姿を何度か見ています。
さっきまで降っていた小雨もやんで黒ちゃんとサビちゃんは畑の小径へ。
落ち葉の絨毯は今日は雨の後でじっとりと濡れていますが、、、、
見渡せる広い人参畑の中は二匹にとって格好の散歩コースのようで、寒ささえ我慢すればこんな
のびのびと過ごせる猫ちゃんは、狭いゲージの中で過ごしている猫たちよりよほど幸せなのでは
と思ってしまいます。
大体二匹はいつも一緒。
昨日は大きな茶色の猫も白い猫も見かけませんでした。
ここのほかに居場所があるのかもしれませんね。
しばらくすると小雨も上がりちょっと陽が射してきました。
持っていった傘が珍しいのか二匹は変わりばんこに入ったり出たりして遊んでいます。
サビちゃんはいつものように膝に上がってきて抱っこのおねだりです。
可愛い子です。しばらく抱っこしてあげました。
お腹もいっぱいになったのか仲良く遊びだした姿を見てちょっと安心しました。
”おばさん、また来るね!!”
これから当分の間”猫おばさん”の生活が続きそうです。
本当に雨風しのぐ場所があり、ご飯の心配が無ければ外暮らしも自由気ままでよさそうに思えます。
でも中々安全な場所って無いものです。
こちらも田舎で良さそうなのですが野生動物に襲われる(狐やアナグマ)話を聞くと田舎の庭先でも安全な場所って無いなぁと思います。
寒さとの戦いの一番厳しい季節です。
ただでさえ寒いのにやっぱり過酷な日々です。
せめて少しだけでも何とかしてあげられないものかと悩みます。
やっぱりちゃんと飼い主さんのいる家で
過ごすことが理想でしょうね。