風のたより

つれづれに

                  ~~~  長良川河畔の河原町ぶらぶら  ~~~

2017-10-16 | 街歩き



歴史博物館での展示を見た後は、ここから歩いてすぐの長良川河畔までやってきました。

岐阜の長良川といえば鵜飼が有名です。
川端の幟には「ぎふ長良川の鵜飼」の文字の向こうには、川岸に留まった鵜飼船も見えます。





長良橋の脇に建つ鵜を操る鵜匠と鵜の像。

その横の階段を下りていくと、、、、





「川原町」と呼ばれ昔ながらの日本家屋が続く、とても風情ある街並みがあります。

この道すじをちょっとぶらぶら、、、





昔ながらの格子戸のある古い町並みが続きます。

この辺りはその昔、長良川の水運を利用した川港として栄え、多くの商店で賑わっていたそうです。

今でもその名残か、伝統工芸品「岐阜うちわ」を製造販売しているお店や、岐阜銘菓「鮎菓子」を売る
お店などが軒を連ねます。





各店の軒下には鵜飼の絵柄の岐阜提灯が下がっています。

風情がありますね。





ここはよく見ると、、、どうやら郵便局のようです。

古い家屋をそのままのようですが、趣がありますね。





そしてここは銀行。

外観は街並みの雰囲気を損ねないように工夫されていますが、中はどうなんでしょう??





細い格子戸の続く街並みは、高山や郡上の街並みによく似ています。





シックな町並みには、昔懐かしい赤いポストが良く目立ちます。





季節のハロウィンを意識してか、店先にかぼちゃがたくさん並んでいるお店も。





街並歩きもこの辺りからそろそろUターンです。





この日は10月だというのに、まだかき氷の暖簾が下がったお店がありました。

どうやら長良川鵜飼も丁度15日の昨日で終了となったようです。

これを境に季節もぐっと初秋に入り、店先に下がっていた鵜飼の絵が描かれた提灯も
きっと取り込まれたことでしょう。




               岐阜で開催中の「レオナルドダヴィンチとミケランジェロ展」へ

2017-10-13 | 日常の記録



現在、岐阜市歴史博物館で特別公開されている「レオナルドダヴィンチとミケランジェロ展」
に行ってきました。

ルネサンスの2大巨匠による稀少な素描を見比べられる日本で初めての機会とか。
今回の展示は東京と岐阜での二か所のみとのこと。

岐阜で開催されるのは、イタリアのフィレンツェと岐阜市が姉妹都市であることと、今年は
織田信長公の岐阜入城・岐阜命名450年の記念事業の一環として行われているようです。





いずれにしてもレオナルドダヴィンチとミケランジェロの素描を一同にまじかに見られるなど
そうそうあるものではありません。

しかも今回は二人の油彩画や彫刻ではなく、油彩画の為の下絵となる素描がメインということで
他に手稿、書簡など、トリノ王立図書館やカーサ・ブオナローティ所蔵品を中心に、日本初公開を含むおよそ
65点を紹介ということです。

なお会場内は撮影禁止の為、以下の作品の写真はネットからお借りしています。





会場入り口の先には、フィレンツェの街並みの大きなパネル写真がお出迎えでした。

入るとすぐ入り口付近に小学生がいっぱい!!
今回岐阜市の小学生は入場無料となっていて、社会勉強のための見学のようでした。





会場を入ってすぐ現れたのが、ミケランジェロの素描でした。
上の写真は他の画家が描いたミケランジェロの肖像のようです。

ミケランジェロといえば、15世紀イタリアのルネッサンス期を代表する彫刻家であり画家であり建築家でした。





この素描は「レダと白鳥の頭部のための習作」と言われるもので、ミケランジェロの素描としては
最も有名なものとか。

まじかに見るミケランジェロの素描です。
右利きだったミケランジェロはクロスハッチングという技法を使い線を交差させて陰影を
つけています。

一本一本のなんと細やかな無駄のない線でしょう!!、

更に驚いたことは、この絵のモデルはなんと男性とか??

どう見ても女性にしか見えませんが、当時は女性を描くのに男性をモデルにすることが多かったとか。
知りませんでした!!





こちらはレオナルドダヴィンチが自ら描いた肖像画。

レオナルドダヴィンチといえば、15世紀イタリアで画家として才能を発揮したばかりではなく、
建築、科学、解剖学と正に万能の天才といわれる人です。





今回彼の素描として、まさにこの絵が展示されていました。

「少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作」といわれえるもので、制作年は1483~85年頃
といいますから、今から530年以上も前に描かれたものです。

ただそれだけでも感動物ですが、今も生き生きと残る筆の後が見ものです。

左利きだったレオナルドダヴィンチは左上から右下への斜線の重なりによって濃淡をつける
ハッチングといわれる技法が特徴だとか。

確かにその線は確認できました。





会場を一巡りして最後のコーナーには、ミケランジェロこの「十字架を持つキリスト」の彫刻と
レオナルドダヴィンチの先ほどの「少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作」の大きなパネルが
展示されここだけは撮影OKということでした。





会場を出た場所には、関連グッズの商品がいっぱい並んでいました。





マグカップやクリアファイルなどなど、、、





その中で私は二人の巨匠のそれぞれの素描が裏表に描かれたクリアファイルを1枚購入しました。

これは「レダと白鳥の頭部のための習作」の素描が入っているミケランジェロのもの。





反対側には「少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作」が入っている
レオナルドダヴィンチの素描が描かれているクリアファイルです。

今を去ること530年も前のルネサンス期の二人の巨匠の素描の技法を、まじかに見れたことは大きな感動
でしたし”確かに良きものを見た”という満足感でいっぱいでした。



                   ~~~  デジカメサークル写真展  ~~~

2017-10-09 | 日常の記録



10月3日より始まった所属サークルの第7回の写真展が今日無事終了となりました。

毎年市の図書館のギャラリーで開かせていただく写真展ですが、今年は少々展示会場の
変更がありましたが、今までより奥まった場所は意外にもゆったりと静かに鑑賞できる
環境となりました。

会場は二か所に分かれての展示でした。





会場内に置かれた椅子にゆったりと腰かけて写真談義をする光景も~~~

見に来てくださる方々も、それぞれ写真に興味を持たれた方が多く、展示しているこちらも
内心ちょっと評価が気になるところですが、、、





今回の展示も特にテーマを決めず、皆それぞれにネイチャーあり、鉄道写真あり、お花あり
旅のスナップありとバラエティ―に富み、思い思いの作品となりました。





今回の私の作品は以前にこのブログでもアップしましたクルーズで行ったギリシャの旅の
サントリーニ島の心に残った写真を展示させていただきました。

題して「極上のテラス1」

青いエーゲ海に突き出たテラスレストランです。





次の写真は「極上のテラス2」

同じサントリーニ島の白亜のホテルのテラスが印象的でした。





そしてこちらは三点目は「サントリーニ島のニャン」

この猫ちゃんカメラを向けたら、寝転んでいたところを立ち上がり、とことこ歩いて丁度良い場所で止まり
”ここで、いい??”とでも言うようにポーズをとってくれたことが可愛くもあり嬉しくもあり
今でも懐かしく思い出す一こまの写真となりました。



                   ~~~  我が家の中秋の名月は・・・  ~~~

2017-10-06 | 



10月4日は中秋の名月でした。

ただ今年の中秋の名月は満月ではないと聞き、6日の満月を期待して写真を撮らずでした。

ところが天気予報では、どうやら6日は雨模様と聞き一日早い十六夜(いざよい)の月を撮りたいと
ススキを飾って待ったのですが、、、、

ススキの向こうには、丸いお月様の中に、いつもフクロウさんがこちらも見つめています。





十六夜の昨日、夕方の東の空には秋特有のうろこ雲が見えていましたが、、、、

しだいに曇り空から怪しげな雲行きになり、、、、、





十六夜の月は出たり入ったり、、、、

そしてとうとう厚い雲に覆われて、いつしか雨模様の空に。
残念、十六夜の月も撮れませんでした。

これは初めて携帯で撮った十六夜の月ですが、、、(泣!)、





今年は中秋の名月も十六夜の月も撮れませんでした。

でもこんなかわいいピンチヒッターが満月を見せてくれました。

まん丸のお月様の中にいたのは、、、ウサギではなく、いつもの可愛いモモスケ君でした。(笑)


                  ~~~  オクトーバーフェストとモモスケ君  ~~~

2017-10-03 | 



真夏の暑さも過ぎ、いつしか爽やかな10月に入りました。

10月というと、オクトーバー。
オクトーバーというとドイツのミュンヘンでこの時期行われる世界最大のビール祭りの
オクトーバーフェストを思い出します。(2013年)

今年の6月初め海外転勤の為一家で二度目のドイツ、ミュンヘンに行った娘から、今年の
オクトーバーフェストの様子を伝える写真がLINEで届きました。

敷地は東京ドーム9個分と広大です。
14の大テントと20の小テントが建ち並び、地元ミュンヘン発祥の6醸造所のビールを飲むことができます。

大きなテントの中は、むせかれるような熱気だったことを思い出します。
今年も盛大に行われているようです。





ところ変わって、、、、こちらは可愛い日傘のテントの中のモモスケ君!!

”モモ君、10月に入ったね”
”無事秋を迎えられてよかったね”

頭の傷が治るまでまだエリザベスカラーは外せないけれど、外の風と小鳥の声を聞きながら
いつしかうとうとと気持ちよさそうにうたたねするモモスケ君です。





体調を崩してから早1年以上が経ちますが、今は病院の先生が首をかしげるほど小康状態を保っています。

これも理解ある飼い主さんご夫妻との三人でのモモスケ君への見守りが功を奏しているようで
嬉しい日々です。

今では日に日に元気を取り戻し、一時減った体重も少しづつ戻りつつあります。





12月入るとシドニーにいる長女が”もう一度モモ君にぜひ会いたい!!”と戻ってくることに
なっています。

ドイツ、ミュンヘンにいる二人の孫たちへも元気なモモスケ君の様子を撮っていつもLINEで送っています。





”みんなに愛されるモモスケ君、ますます元気になって、みんなを喜ばせてね!!”

ドイツに行った二人の孫たちも、8月半ばより新学期が始まり、それぞれ1年生と幼稚園生になり
新しい環境と生活に少々戸惑いながらもなんとか頑張っているようです。

日本でも病気に負けず頑張っているモモスケ君、みんなどこかでそれぞれ頑張っているんですね。