風のたより

つれづれに

コートールド美術館展 「フォリー=ベルジェールのバー」

2020-01-14 | 名古屋散策



日曜日の朝、NHKの好きな番組の「日曜美術館」を偶然見ていたら、この絵の紹介がされていました。

19世紀の印象派の画家であるエドォワール・マネの「フォリー=ベルジェールのバー」という作品でした。

この絵はじっと見ていると、見れば見るほど不思議な点が多く,、発表された当時からいろいろと物議を
呼んだ作品だったとか。

絵のほとんどが、大きな鏡の中の世界なのですが、それにしても写るべきものがなかったり、
写るはずのないものが写っていたり、、、、

大劇場のバーカウンタ―で働くこの物憂げな女性の表情も気になるところです。





この作品が紹介されている展覧会が、たまたま今名古屋の愛知県美術館で開催されていると分かり、
さっそく出かけました。

「コートールド美術館 魅惑の印象派」という展示で、今回は印象派の画家数名が描いた数々の名画が
来ていることが分かりました。

マネをはじめ、セザンヌ、ルノアール、ゴッホ、ゴーギャン、モネ、ドガ、ピサロ、スーラ―などなど。

当時のイギリスの資産家のコートールド氏が先見の明で買い集めた印象派の画家のコレクションです。

愛知県美術館は愛知芸術文化センターの10階にあり、会場前にはこんな看板が、、、、





会場内は各画家のコーナーに分かれていて、かなり広いスペースがさかれていました。

こんなにたくさんの見学者がいるのに、会場は物音ひとつしない不思議な静けさの中にありました。

今回特に見たかったエドォワール・マネの「フォリー=ベルジェールのバー」を気のすむまで眺めた後は
ほかの作品もゆっくりと見せていただきました。

その中の2,3点のみですが、、、





ゴッホの「花咲く桃の木々」

南仏の明るい光の中に咲き誇るモモの花の絵で、ゴッホの絵にしては珍しく色遣いが明るく
ゴッホ独特のうねる様な筆づかいもなく、むしろ点描のような作品でした。

ゴッホは日本への憧れが強く、どこか日本の風景に似ているこの風景を楽しんで描いたようです。





セザンヌの「カード遊びをする人々」

セザンヌはこの”カード遊びをする人々”と題する同じような絵を5枚描いたようですが、今回日本に来たのは
この二人の男性を描いた絵でした。

当時一般人の何気ない日常を描くとこは珍しいことだったようです。





ルノアールの「桟敷席」

パリ、オペラ座の桟敷席の一コマですが、後ろの男性がオペラグラスで覗いていたのは、、、??

19世紀の華やかなパリの社交界を彷彿とする絵です。

そのほか、当時話題になった印象派と言われた画家たちの絵画がまだまだたくさん来ています。





会場の出口付近には、この絵が実際に掛けられていたコートールド邸宅の豪華なお部屋が写真で紹介されていて
その前で記念写真を撮れるコーナーにもなっていました。





会場を出た所に設けられた関連グッズが売られているコーナー。

今回の19世紀印象派の有名な画家の描いた絵を元にした、いろんなグッズの数々が
ぎっしりと並んでいました。





今回話題になったエドォワール・マネの「フォリー=ベルジェールのバー」をモチーフにしたたくさんの
グッズも所狭しと並んでいました。

ついつい買いたくなりますね。





私も一冊こんな本を買いました。

右側は入場券。





見学も終わり愛知芸術文化センター10階から眺める名古屋の街。

真下にはオアシス21が見え、その右側には、、、、





晴れて澄んだ冬の空にすっくと立つ名古屋のシンボルのテレビ塔が印象的です。

久々の名古屋、たまには山から下りて都会の空気を吸いに行きましょう!!! (笑)

(なお絵画はネットからお借りしました)



カメラサークルの新年会

2020-01-12 | 日常の記録



先週の金曜日には、所属のカメラサークルの月例会と新年会がありました。

月1回の月例会では、いつもどうり各自自由テーマで撮った写真を持ち寄り作品を撮った意図やテーマ、その他
写真のデーターについての説明を述べ、皆さんからの忌憚のない意見を頂くことになっています。

今回は月例会の後、場所を変えての新年会となりました。





今回の会場はシニア世代には嬉しい和食処です。

去年も使わせていただいき好評だったので、今年も同じお店での新年会となりました。

会場までは送り迎えの車を出していただけましたが、各自車で行かれた方も現地で合流です。





次々に運ばれてくるお料理の数々、、、、(左から右へ。小さい写真をクリックすると大きくなります)

和気あいあいとおしゃべりをしながらのお食事は、長年の気心が知れたお仲間だけに楽しいものです。

途中マジックをやられるSさんのショーも入りました。

今年はリングを使った手品で各自一個づつ配布されSさんから手ほどきを受け各自挑戦でした。

”出来た!!”と言う声に交じり”出来ない!!”と言う声も入り、ひとしきり皆さん真剣に手品に挑戦でした。(笑)





所毒サークルに入れていただいてから年数だけは長い私ですが、最近は作品展に出す写真以外は
ほとんどがスマホで撮ることが多くなりました。

このブログの写真も数年前からは、すべてスマホで撮ったものです。

昨年出かけた孫たちのいるドイツ、そこから行ったスイスの滞在記もすべてスマホからアップしました。

小さいスマホ画面からの記事の挿入はちょっと大変でしたが、何とかなりました。

一眼カメラやデジカメを持つことがすっかり減ってしまった今、時代の変遷を感じるこの頃です。


2週間ぶりにやっとスリスリちゃんに再会!!!

2020-01-09 | 



森の中のスリスリちゃんが居ないと心配していたら、いつもこの公園に来る方に
”森の中でさっき見かけた”との情報を頂き、さっそく帰り道再び森の小径を行くと、、、、

森の中にスリスリちゃん発見!!!

スリスリちゃんも気が付いたのか茂みの中から私の顔を見るなり、、、、





落ち葉を踏みしめて、どんどんと力強く近づいてきました。





そして早速私の脇にやってきて、、、、





いつものスリスリが始まりました。

このしぐさ、、、こんなにスリスリされると、やっぱり可愛いですね。





”スリスリちゃん、久しぶりだったね、元気だった???”

”良かった元気で、ずいぶん探したんだよ、どこにいたの??”





久しぶりのご対面に、いっぱいいっぱい、なでなでしてあげました。

心なしかスリスリちゃんもどこか嬉しそう、、、

人の温もりがするなでなでされることが好きなのか、スリスリちゃんはなかなか
脇を離れようとしません。

やっぱり野良ちゃんだって人から可愛がってもらえることは嬉しいのです。





ひとしきりすると満足したのか毛づくろいが始まりました。

おててを舐めて、、、





頭を洗って、、、





ごろんと転がりお腹を見せてくれました。





そして、やっと安心したようにリラックスモードに入ったようです。

スリスリちゃんとはここでしばらく一遊び~~~

私にとっての癒しの時です。

でもいつもスリスリちゃんのいる森の中のこの場所は、日も陰ってくると、ちょっとひんやりしてきます。

”もっといたいけど、ちょっと寒くなったから、、、、スリスリちゃん元気でね。おばさんまた来るね!!”

と言いながら、、、、家猫だったらストーブか炬燵の中にいる時期なのにと思うと心が痛みます。(涙)

でも2週間ぶりに無事スリスリちゃんの姿を見ることが出来、やっぱりうれしい気分でした。


スリスリちゃんはどこ?・・・白ちゃんの案内で、、、

2020-01-06 | 



昨日は地域主催の「お抹茶を楽しむ会」に出席しました。

暖かな日となり多くの地域の方々が和気あいあいと談笑しながらの気楽なお茶会でした。





お抹茶会場の玄関飾りも、お正月の雰囲気がいっぱいです。

お正月早々、ちょっと嬉しいことがありました。

お近くの方が昨日わざわざ我が家に訪ねて来られ、自宅の庭に黒猫が紛れ込み、とても
人懐っこい猫ちゃんなので、ひょっとしたら我が家のいなくなったジジちゃんではないかと
知らせに来てくださったのでした。

さっそく伺い黒猫ちゃんにご対面でしたが、女の子と分かり顔も違いジジではありませんでした。

チラシを配ったのは1018年の10月でしたから、あれから随分時間が経過しているにも関わらず、
チラシのことを覚えていてくださっていることに驚くとともに新年早々地域の方の暖かな心に感動でした。





お茶会後はいつもの日課のウォーキングに出かけました。

今年も元気で歩けることに心から幸せを感じながら、、、、

”体調不良で今は車いす生活です” “ひざと腰が痛み、とうとう杖をつくようになりました”などなど
知人からの年賀状からシニア世代の現実を思うと、元気で歩けることの有難さを身にしみて感じました。





南の陽だまりに白ちゃん発見!!

”白ちゃん、今日はここにいたの?”

”スリスリちゃんは知らない?ここずっと見ないんだけど???”





おばさんの問いかけが分かったのか、白ちゃんがすっくと立ちあがり歩き出しました。

”あら、白ちゃん、スリスリちゃんのいるところ教えてくれるの??”





知っているように白ちゃんは畑の脇道をどんどん進んで行きます、、、、





時々、後ろをついていくおばさんを確認するように後ろを振り返りながら、、、、





途中、木の積み上げられた場所で爪とぎをしたり、、、、





また畑の方に回ったり、、、

”え?白ちゃん、本当にスリスリちゃんはこっちの方にいるの??”





そして最後にたどり着いた所は、、、、、なんとご飯のある場所でした。(笑)

12月中旬からキキとジジのお母さんのスリスリちゃんをづっと見ていません。

今までにも何度もいつもいる場所を通るのですが、、、づっと見かけないのです???

スリスリちゃんはどこへ??? 気になるところです。


お正月の野良ちゃん達(犬山成田山)

2020-01-02 | 



令和になってから初めての新年が明けました。

みな様明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

この地方も初日の出が拝めましたが、テレビから富士山頂からのダブルダイヤモンドの
初日の出を見せていただきました。





成田山への初もうでは車で行くと混んで大変なことになるのではと思い、車は途中の駐車場に置き
後は歩くことにしました。

途中、成田山のある愛知県と住んでいる岐阜県側を結ぶ犬山橋は人が歩く橋と電車が走る橋の二つあり
通称ツインブリッジと言われています。

その電車側に、この下の木曽川を渡る名鉄電車がやってきました。

いつもは車で走るこの橋の上も、今日はゆっくりと周りを眺めながら、、、、





成田山までは人の流れに沿って裏側からの階段を登って、、、、

こんな近道があったなんて知りませんでした。

歩いて来たからこそ知った近道でした。

いったん階段を下りて正面に、、、

さすがにお正月、人出も多くいつもの雰囲気とは違います。

初詣の最初はいつも近くの氏神様に行くのですが、今回は久しぶりに犬山成田山に。





大きな門松が良いですね。

お正月の雰囲気が周りに漂います。





長い階段を登り本殿の前には参拝者がいっぱいです。

成田山には最近野良ちゃんを訪ね何度か来ていますが、こんな混むことはなく、さすがにお正月です。





今回成田山に来たのは、お正月の成田山ではたくさんいる野良猫ちゃん達はどうしているだろうと
気になったからですが、周りを見渡してもどこにもあの野良ちゃん達の姿がありません???

いったいあの野良ちゃん達はどこにいるのだろうと周りを見わたすことしきり、、、そして

いました、いました!!!

今年初めて会った成田山の野良ちゃんは、ボス的存在のぽんた君!!!





暖かい日差しの中、毛繕いに夢中です。

いつもと違い人出の多い中、悠然と毛繕いする姿は、さすがにボスちゃんですね。





でも、このぽんた君の他に、いつもいるたくさんの野良ちゃんの姿がありません。

みんなどこにいるのかと探していたら、、、、

遠くに白猫ちゃんの姿が見えました。





階段を下りて帰りがけに、今度は思わぬ所にあのハートマークで有名な猫ちゃんの姿がありました。

今日の人出に驚いたのか、いつもいる場所とは違いあんな高いひさしの下に、、、、





白猫さんんは、どこにいてもやっぱりすぐわかります。

いつもとは違う場所で見る野良ちゃんの姿もいいですね。

今年もまた、野良ちゃん達に会いにここ成田山に来ましょう!!!