8月11日(土)、東京プライドパレード、楽しく歩きました。覚悟はしていましたが、暑かったです・・。でもみなさんほんとうに誇らしげで、楽しそうでした。私たちも今回は先導車の近くを歩いたので、マイクで読み上げられる啓発の呼びかけに感動しながら歩くことができました。(また、パレードの前には「青年の主張」で作文を読ませていただきました。絶対4分以内で!と釘をさされたので、応援のメンバーと話し合った結果、最後まで読むには早口しかない!!ということになり、すごい速さで読み上げました。お聞き苦しい発表だったと思います。お恥ずかしいことでした・・・汗)今年は4月の会で始めてお会いできた東京のお母様も一緒に歩いてくださり、仲間が増えたことが本当にうれしかったです。来年はさらに多くの親や家族、友人と一緒に応援できたらいいなと思っています。
終了後「つなぐ会交流会」も行いました。約30名の方が参加してくださいました。昨年に引き続き参加してくださった方、初めて参加してくださった方、当事者の方も家族の方も、そして大きな励みとなる友人の方も来てくださっていました。北は仙台から南は博多まで、全国からの交流会となりました。お疲れの中、みなさんほんとうにありがとうございました。
カミングアウトしている方、その中でも理解してもらえた方、イマイチ・・??という方、どうしようかと迷っている方、もう親は高齢なのでしないほうが・・と考えている方、さまざまなお話がありました。親の側も、もう大丈夫!という親から、少しずつ変化中・・という親、まだまだ戸惑いが・・という親にいたるまでさまざまでしたが、終了後のお茶会ではさまざまなレベルを超えてお互い励ましあうことができました。また各地でアクティビストとして活躍しておられる方々からのご報告もあり、みんな頑張っているんだ!と本当にうれしく思いましたし、この勢いがいつか(いえ、近い将来)必ず日本を変えるだろうと確信しました。席上でも話したのですが、以前ある国会議員に国からではなく地方から変えていこうと言われたことがあります。それが一番確実だと。それが実現しつつあると思うと勇気がわいてきました。
尾辻かな子さんも元気なお顔を見せてくださいました。今回の選挙がなければ自分から話すことはないだろうと思っていた親戚の方々から、思いがけず力強い応援を得ることができ、地方は保守的だと思っていたけれど伝わる人には必ず伝わっていくということを実感したというお話をしてくださいました。感動しました。また、海外のメディアからの取材を受けたとき、海外ではもうマイノリティという呼び方はしないということを聞き、人権という考えが進むとこのようになるのかと驚いたというお話もありました。その存在が数十%であろうと数%であろうとたった一人であろうと、その人の人権は守られるべきだというお話になるほどと思いましたし、日本が一日も早くそのような成熟した国になってほしいと願わずにはいられませんでした。
たくさんのお話の中からひとつご紹介します。ある方が「親が高齢なので、カミングアウトしても子供を理解できないまま別れがくれば親不孝になるのではないかとも思うし、でも一方では心残りでもある・・」と。親が高齢なのでカミングアウトは難しいということはこれまでもよく話題になりました。私も難しいなと思ってきましたが、「もしもカミングアウトしないまま別れがくれば、やっぱり心残りでもある」というこの方の言葉に私は感動したのです。親に本当の自分を知ってほしいと願うこと、これが親への愛情でなくて何なのだろうと。カミングアウトしたらいい! 万が一理解してもらえないまま別れが来たとしても、カミングアウトしないまま別れるよりずっといい!過激かもしれませんが、その瞬間そう思いました。セクシュアリティに限らず、子どもだからといってすべてを理解できるとは限らないのです。自分とは別の一人の人間なのですから。でも理解できなくてもやはり子どもなのです。その子どもが一人の人間としてありのままの自分を隠さず、正直に心を開いてくれたとしたら・・。親を思うその心は必ず伝わることでしょう。
パレードの終了後、ある先輩のお母様からメールをいただきました。「10年前は私も毎年歩きました。暑さもなんのそのでした・・」と。このお母様の気持ちを受け継いでいきたい、これからは私たちの番だ、と心から思いました。そしてまた、私たちの後を受け継いでくれる親が続々と出てきてほしいと願わずにはいられません。
「つなぐ会」はこれからも応援します。子どもと共に一緒に成長していきたいと思っています。何かを変えるもの、それは「勇気」ですね。海外で人々に恐れられているものが「神」だとしたら、日本のそれは「世間体」だとよく言われます。尾辻さんがおっしゃっていました。世間体は変わるものだと。子どもの勇気、そして私たちみんなの勇気で、「世間体」を変えていかなければなりません。お父さん、お母さん、一緒に子どもたちを応援しましょう!!
終了後「つなぐ会交流会」も行いました。約30名の方が参加してくださいました。昨年に引き続き参加してくださった方、初めて参加してくださった方、当事者の方も家族の方も、そして大きな励みとなる友人の方も来てくださっていました。北は仙台から南は博多まで、全国からの交流会となりました。お疲れの中、みなさんほんとうにありがとうございました。
カミングアウトしている方、その中でも理解してもらえた方、イマイチ・・??という方、どうしようかと迷っている方、もう親は高齢なのでしないほうが・・と考えている方、さまざまなお話がありました。親の側も、もう大丈夫!という親から、少しずつ変化中・・という親、まだまだ戸惑いが・・という親にいたるまでさまざまでしたが、終了後のお茶会ではさまざまなレベルを超えてお互い励ましあうことができました。また各地でアクティビストとして活躍しておられる方々からのご報告もあり、みんな頑張っているんだ!と本当にうれしく思いましたし、この勢いがいつか(いえ、近い将来)必ず日本を変えるだろうと確信しました。席上でも話したのですが、以前ある国会議員に国からではなく地方から変えていこうと言われたことがあります。それが一番確実だと。それが実現しつつあると思うと勇気がわいてきました。
尾辻かな子さんも元気なお顔を見せてくださいました。今回の選挙がなければ自分から話すことはないだろうと思っていた親戚の方々から、思いがけず力強い応援を得ることができ、地方は保守的だと思っていたけれど伝わる人には必ず伝わっていくということを実感したというお話をしてくださいました。感動しました。また、海外のメディアからの取材を受けたとき、海外ではもうマイノリティという呼び方はしないということを聞き、人権という考えが進むとこのようになるのかと驚いたというお話もありました。その存在が数十%であろうと数%であろうとたった一人であろうと、その人の人権は守られるべきだというお話になるほどと思いましたし、日本が一日も早くそのような成熟した国になってほしいと願わずにはいられませんでした。
たくさんのお話の中からひとつご紹介します。ある方が「親が高齢なので、カミングアウトしても子供を理解できないまま別れがくれば親不孝になるのではないかとも思うし、でも一方では心残りでもある・・」と。親が高齢なのでカミングアウトは難しいということはこれまでもよく話題になりました。私も難しいなと思ってきましたが、「もしもカミングアウトしないまま別れがくれば、やっぱり心残りでもある」というこの方の言葉に私は感動したのです。親に本当の自分を知ってほしいと願うこと、これが親への愛情でなくて何なのだろうと。カミングアウトしたらいい! 万が一理解してもらえないまま別れが来たとしても、カミングアウトしないまま別れるよりずっといい!過激かもしれませんが、その瞬間そう思いました。セクシュアリティに限らず、子どもだからといってすべてを理解できるとは限らないのです。自分とは別の一人の人間なのですから。でも理解できなくてもやはり子どもなのです。その子どもが一人の人間としてありのままの自分を隠さず、正直に心を開いてくれたとしたら・・。親を思うその心は必ず伝わることでしょう。
パレードの終了後、ある先輩のお母様からメールをいただきました。「10年前は私も毎年歩きました。暑さもなんのそのでした・・」と。このお母様の気持ちを受け継いでいきたい、これからは私たちの番だ、と心から思いました。そしてまた、私たちの後を受け継いでくれる親が続々と出てきてほしいと願わずにはいられません。
「つなぐ会」はこれからも応援します。子どもと共に一緒に成長していきたいと思っています。何かを変えるもの、それは「勇気」ですね。海外で人々に恐れられているものが「神」だとしたら、日本のそれは「世間体」だとよく言われます。尾辻さんがおっしゃっていました。世間体は変わるものだと。子どもの勇気、そして私たちみんなの勇気で、「世間体」を変えていかなければなりません。お父さん、お母さん、一緒に子どもたちを応援しましょう!!