☆新年早々、うれしいご投稿をいただきました。書いてくださった彼女は、昨年神戸での講演会に来てくださったことからお知り合いになった大学生さんです。卒業論文を書くために参加してくださったのですが、そこで当事者の方々とお友達になり、その後もミーティングに参加してくださっているのです。こうして応援してくださる方と出会えるたびに私は勇気をいただきます。「自分らしい色を作り、それを発揮できる社会を!」私もそう願わずにはいられません。ご投稿、ほんとうにありがとうございました。
私がセクシュアルマイノリティを卒業論文のテーマにしようと思ったきっかけは2001年の3年B組金八先生で性同一性障害が取り上げられたことでした。それから、セクシュアリティは多様であることを知りました。当事者との溝は一体何なのか、本を読んでではなく実際に聞きたい。そんな想いからインタビューを始めました。
この数ヶ月で様々な人と会い、新しい世界をのぞき、本当に多くのものを学ばせてもらいました。当事者の人たちは、男か女かということを越えて、私自身を見て話してくれているように感じました。
初めてつなぐ会に来た時、自分のように研究をしている人が集まっているのだと思って参加しました。しかし、座談会では自分以外の人は全員当事者や家族でした。その時思ったことは、自分の周りにいる人たちとなんら変わりない人たちだということでした。そして、つなぐ会には初めて訪れる人もそうでない人もそれぞれが抱える想いを話せる環境がありました。
最初はインタビューがきっかけで初めて会った当事者の人にどう質問すればいいのか正直とまどいばかりでした。今思えば的外れなことばかり言っていたと思います。今彼らはインタビューに答えてくれた人、ではなく団体ならば協力したい団体であり、おなじ大学生なら他大学に出来た友達のような存在になりました。
卒論を書き終わり、今それが大事なことだったんだという事を改めて感じています。
多様なセクシュアリティを表すレインボーが社会全体に使われるようになってほしいと思っています。自分らしさを考えるのはセクシュアルマイノリティに限ったことではないからです。自分に一番適した色を自分で作り、自分らしい色を発揮できる、そんな社会を願っています。
関西学院大学 総合政策学部
小林 和香
私がセクシュアルマイノリティを卒業論文のテーマにしようと思ったきっかけは2001年の3年B組金八先生で性同一性障害が取り上げられたことでした。それから、セクシュアリティは多様であることを知りました。当事者との溝は一体何なのか、本を読んでではなく実際に聞きたい。そんな想いからインタビューを始めました。
この数ヶ月で様々な人と会い、新しい世界をのぞき、本当に多くのものを学ばせてもらいました。当事者の人たちは、男か女かということを越えて、私自身を見て話してくれているように感じました。
初めてつなぐ会に来た時、自分のように研究をしている人が集まっているのだと思って参加しました。しかし、座談会では自分以外の人は全員当事者や家族でした。その時思ったことは、自分の周りにいる人たちとなんら変わりない人たちだということでした。そして、つなぐ会には初めて訪れる人もそうでない人もそれぞれが抱える想いを話せる環境がありました。
最初はインタビューがきっかけで初めて会った当事者の人にどう質問すればいいのか正直とまどいばかりでした。今思えば的外れなことばかり言っていたと思います。今彼らはインタビューに答えてくれた人、ではなく団体ならば協力したい団体であり、おなじ大学生なら他大学に出来た友達のような存在になりました。
卒論を書き終わり、今それが大事なことだったんだという事を改めて感じています。
多様なセクシュアリティを表すレインボーが社会全体に使われるようになってほしいと思っています。自分らしさを考えるのはセクシュアルマイノリティに限ったことではないからです。自分に一番適した色を自分で作り、自分らしい色を発揮できる、そんな社会を願っています。
関西学院大学 総合政策学部
小林 和香