6月13日(日)、第34回ミーティングを行いました。雨で足元の悪い中、26名のみなさんが参加。また後半には、神戸市から職員の方が2名参加してくださいました。これは先日のブログでもご報告したように、つなぐ会の活動が2010年度神戸市パートナーシップ助成事業として採択されたことによるもので、行政の方にミーティングに直接参加していただけるなんて、こんなにうれしいことはありませんでした。「これから1年間、パートナ-シップを組んで、勉強しながら活動のお手伝いをしていきたい」と話してくださいました。初めての助成金ですが、ほんとうにいい所からいただけて良かったです!(笑)
みなさんはもうご存知でしょうか?「“共生社会をつくる”セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク」(共生ネット)という団体が、男女共同参画センター横浜の2009年度の助成を得て、『セクシュアル・マイノリティ理解のために~子どもたちの学校生活と生命を守る』というDVDを作成されました。つなぐ会からも3名出演していますよ!(笑) それがちょうど届いたところでしたので、前半1時間、みんなで見ることになりました。
「STEP1 知る」「STEP2 聴く」「STEP3 つながる」という構成で、図やグラフを使ったわかりやすい用語解説、当事者の体験談、ある先生の教育実践、精神科医の開設、そして親や教師ための支援情報などが収められています。セクシュアル・マイノリティがよくわかる、そして啓発・学習の必要性も感じられる内容です。参加者からも、こんなDVDを多くの人に見てもらいたい・・学生の時に見ていたら勇気づけられたと思う・・などの声がありました。私も早速注文して早くみんなに見てもらおう!と思いつつ、友人や先生や議員やいろいろな人の顔が浮かんできました(笑)。
詳しくは 共生ネットhttp://www.kyouseinet.org/dvd/index.html まで。ここから注文できます。ほんとにいいDVDです。
初めての参加者が5名おられたので、後半は自己紹介をしながらそれぞれの思いを交換しました。さまざまなお話がありましたが、その中からいくつかをご紹介します。
2回目の参加のお母さま、今回はレズビアンのお子さんとご一緒に。DVDに感動されて、「ありのままの自分を表現できるところがあればいいなと思う。親としてだけでなく、一人の人間として社会にできることはないかと熱くなりました!」と。
またはじめてご参加のレズビアンの方。彼女ができて付き合ってみると、今まで感じなかった不安や社会への怒りがこみ上げてくるようになった・・親にはまだ話していないけれど、テレビのネタを笑っている母親を見ていると言えないと思ってしまう・・最近結婚をけしかけられるけれど、期待させるといけないので、話題にならないよう努力をしている、と。
久しぶりにご参加くださった先生。友人という立場で応援してくださっています。保健の先生もまだまだ関心が薄い。いじめなどがあっても表面的なものの解決だけで終わってしまい、内面を掘り下げることはない。新人の先生方も、セクシュリティについて学んできている様子はない。DVDのような研修の企画は皆無です!と。
またMTF(男性→女性)のお子さんをお持ちのお父さま、先生です。今年は文科省からの通達もあり、学校で性教育年間指導計画を立てた際、多様性を頭に入れて子どもたちに話してほしいと伝えたところ、しきりと頷いている先生がいた。そのあと早速、その先生から「じつはセクシュアリティについて悩んでいる友人がいる」と話があった、と。
当事者やその友人が集まれるサークルをつくっている若い方。彼女よりもさらに若い子たちの悩みは、まず最初に集まる場所がないこと。次に親に言えないこと。そして恋人がいないこと。これらがクリアできると、つぎにくるのは一緒に住む保証がない、ということだそうです。まずは若い子たちが頼れる場所があればいい、それが公的機関であればさらにいい!そして同性同士で一緒に暮らせるようにしたい!これらはこの後参加された神戸市の職員の方に伝えられました!(笑)
また姉の結婚式にパートナー共々呼ばれたけれど、相手の親戚に対してどう対応すればいいか・・というご質問があり、あるお父さまからは「偽ってはいけないよ」と。そして「結婚式はとてもいい機会。堂々と一緒に!」という声も。
報告あり、相談あり、決意ありのつなぐ会でした!神戸市の方からも「また参加したいです」と。これから1年間、いいホームページと、いい啓発パンフレットと、いい相談窓口カードを作り、広く配布していくために、ご協力よろしくお願いします!!
みなさんはもうご存知でしょうか?「“共生社会をつくる”セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク」(共生ネット)という団体が、男女共同参画センター横浜の2009年度の助成を得て、『セクシュアル・マイノリティ理解のために~子どもたちの学校生活と生命を守る』というDVDを作成されました。つなぐ会からも3名出演していますよ!(笑) それがちょうど届いたところでしたので、前半1時間、みんなで見ることになりました。
「STEP1 知る」「STEP2 聴く」「STEP3 つながる」という構成で、図やグラフを使ったわかりやすい用語解説、当事者の体験談、ある先生の教育実践、精神科医の開設、そして親や教師ための支援情報などが収められています。セクシュアル・マイノリティがよくわかる、そして啓発・学習の必要性も感じられる内容です。参加者からも、こんなDVDを多くの人に見てもらいたい・・学生の時に見ていたら勇気づけられたと思う・・などの声がありました。私も早速注文して早くみんなに見てもらおう!と思いつつ、友人や先生や議員やいろいろな人の顔が浮かんできました(笑)。
詳しくは 共生ネットhttp://www.kyouseinet.org/dvd/index.html まで。ここから注文できます。ほんとにいいDVDです。
初めての参加者が5名おられたので、後半は自己紹介をしながらそれぞれの思いを交換しました。さまざまなお話がありましたが、その中からいくつかをご紹介します。
2回目の参加のお母さま、今回はレズビアンのお子さんとご一緒に。DVDに感動されて、「ありのままの自分を表現できるところがあればいいなと思う。親としてだけでなく、一人の人間として社会にできることはないかと熱くなりました!」と。
またはじめてご参加のレズビアンの方。彼女ができて付き合ってみると、今まで感じなかった不安や社会への怒りがこみ上げてくるようになった・・親にはまだ話していないけれど、テレビのネタを笑っている母親を見ていると言えないと思ってしまう・・最近結婚をけしかけられるけれど、期待させるといけないので、話題にならないよう努力をしている、と。
久しぶりにご参加くださった先生。友人という立場で応援してくださっています。保健の先生もまだまだ関心が薄い。いじめなどがあっても表面的なものの解決だけで終わってしまい、内面を掘り下げることはない。新人の先生方も、セクシュリティについて学んできている様子はない。DVDのような研修の企画は皆無です!と。
またMTF(男性→女性)のお子さんをお持ちのお父さま、先生です。今年は文科省からの通達もあり、学校で性教育年間指導計画を立てた際、多様性を頭に入れて子どもたちに話してほしいと伝えたところ、しきりと頷いている先生がいた。そのあと早速、その先生から「じつはセクシュアリティについて悩んでいる友人がいる」と話があった、と。
当事者やその友人が集まれるサークルをつくっている若い方。彼女よりもさらに若い子たちの悩みは、まず最初に集まる場所がないこと。次に親に言えないこと。そして恋人がいないこと。これらがクリアできると、つぎにくるのは一緒に住む保証がない、ということだそうです。まずは若い子たちが頼れる場所があればいい、それが公的機関であればさらにいい!そして同性同士で一緒に暮らせるようにしたい!これらはこの後参加された神戸市の職員の方に伝えられました!(笑)
また姉の結婚式にパートナー共々呼ばれたけれど、相手の親戚に対してどう対応すればいいか・・というご質問があり、あるお父さまからは「偽ってはいけないよ」と。そして「結婚式はとてもいい機会。堂々と一緒に!」という声も。
報告あり、相談あり、決意ありのつなぐ会でした!神戸市の方からも「また参加したいです」と。これから1年間、いいホームページと、いい啓発パンフレットと、いい相談窓口カードを作り、広く配布していくために、ご協力よろしくお願いします!!