LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

東京レインボーウィーク2014のご報告

2014年05月11日 | Weblog
「東京レインボーウィーク2014」のイベントの1つの「東京レインボープライド」(4月27日)にご参加していただいた方と、「ハートをつなごう授業2」の「LGBTの家族と友人のためのワークショップ」(5月5日)にご参加していただいた方から感想をいただきましたのでご紹介いたします。
ちなみに「東京レインボープライド」には60以上のブース出展、15のフロート出展を数えたとのことです。
動員数としては、パレード行進参加数約3,000人、沿道約2,000人、会場10,000人、合計約15,000人と発表されています。
また、「LGBTの家族と友人のためのワークショップ」では、弁護士の山下敏雅氏、臨床心理士の佐々木掌子氏を講師としてお招きし、お二人に講義をしていただいた後、ロールプレイを行いました。
ロールプレイは2セッション行いましたが、2つともかなりヘビーなテーマでしたが、参加者の皆さんは真剣に熱演(笑)なさっていました。
あっという間に時間が過ぎました。
非常に充実したかつ濃密な時間を過ごすことが出来ました。
山下敏雅先生、佐々木掌子先生、出席者のみなさん、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。



最初にパレードの感想をご紹介します。


パレードの感想です。

さまざまなセクシュアリティの方々やその家族の皆様 きっと苦悩があるに違いない。
だけど今日は違う、居心地がいいのだ。
少なくとも、私にはそう感じた。
だからこそ、このパレード参加は続ける。
意味があると思う。
そしてこのパレードを支えてくれた企業や携わってくれた人たち、
またアライやボランティアの皆様に心から感謝します。

M


2014/4/27
今年もやってきました。代々木公園にてレインボーパレードです!
去年のことを振り返りました。
あの時考えていたこと、悩みながら歩いた原宿・渋谷。
おっかなびっくり、つなぐ会のブースにいたこと。

それが、今年の僕ときたら、早く行かなきゃ(汗)とか、
頼まれていたレインボーなイラスト持ってかなきゃとか、(新作も描いちゃいました)
張り切って家を出ました。
そこには、幼い頃から抱えてたモヤモヤなんてなくて生き生きとした僕がいたのです。

ブースを飾り付けるのに実はてんてこ舞いだったりしましたが…
僕が今年のレインボーウィークの目玉であるパレードで感じたことは、
みんなで自由に笑顔でいられることの大切さだったように思います。

「LGBT」と言うくくり方、僕は実はあまり好きじゃないです。
他のセクシャリティが存在するから…ではなくて、
その時点で壁を作ったような気分になるからです。

例えば、「あの子(女性)可愛いよね!」と会話すると、
大抵が男性が言ってるのかなと想像しますが、女性が女性を想って言うのも当たり前なわけです。
性別も、男性と女性だけではないし、考えない場合もあります。

だから、僕はその「当たり前」の形が変われば、
こんな風にカテゴライズにとらわれなくて済むんじゃないかなぁなどと思うのです。
それは、性のことばかりではなくて、色んな場面で生じることなので、
僕は今年のパレードを通じて、視野の広い人間になりたいなぁと密かに思ったのです。

色んな考え方で、色んな人間がいるのです。
僕からのメッセージは、「あなたは1人じゃない。だってここにいるんだから。」です。
今年のパレード。爽やかな天気で気持ちよかったです。

余談ですが、僕にも春が訪れました。パートナーができて、一緒に歩けました。
こんな日がやってくるなんて思ってなかったのでノロケさせてください(笑)
仲良しの秘訣は、「いっぱい喧嘩して仲良くすること!」とsimpleで素晴らしい言葉を頂戴しました。
長くなりましたが、読んでくださった皆様ありがとうございます。
みんなが、のびのび幸せを感じる社会・世界になるように一緒に変えていきましょう!

よう(FTM当事者)



次に、「LGBTの家族と友人のためのワークショップ」の感想をご紹介します。



【性別ってなんだろう?】
今回は、弁護士の方、臨床心理士の方、それぞれ経験談とワークショップを、していただきました。
全体を通して共通していたことは、当事者にとって
『バレることは、恐怖や存在の喪失につながる』
ということを改めて感じさせられました。
ヘテロセクシャルの場合、
別れ話に『性別をバラすこと』を恐喝には使わないし、
学校の修学旅行で、『性別移行中であること』がバレたら、
教師や親御さんに迷惑がかかるという理由で問題にされないですよね。
…なぜ、バレる事を公の場は排除し恐れるのでしょう。
こんなにも、時代が進化しても変わらぬ偏見はまだまだあるのだと、
ハッピープライドの中にも感じぜずにはいられませんでした。

また、臨床心理士の方から『セクシャリティのカテゴリー』についての話がありました。
とても学術的でわかりやすかったですが、じゃあ自分の性はどこなのだろう?
他人にわかりやすいように振る舞う為に生きているのではなく、
自分が感じるように生きたら、一人一人があてはまる居場所がなかった。。。だけなような気がした。
帰ってパートナーと話しました。
『なぜ、彼・彼女 以外の指示代名詞がないのだろう?Xってなに?』と。
長年、お互いをあるがままに感じてきた40代ですら、(だからこそなのか)改めて、
『性別ってなんだろう?』と思ってしまいました。

ただ、午後のリズムの授業で、ほんの少しだけ希望がもてました。
『一人一人当然のように違ったリズムをもつからシェアできるし、
新たなものが生まれる。合わせることは、
自分のリズムを変える事ではなくパートを乱さずに保ちながら楽しむこと。
それぞれが持ち寄るとすばらしい瞬間がうまれる』
そうなんです。周りのカテゴリーに合わせなければいけない!とついつい、
我を忘れてしまい存在の喪失になってしまうんですよね。
…我を受け入れ、他者を気付き、そんな瞬間を少しでも感じられたら
圧力や差別に負けず生きていける気がしました。

テルー



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