4月11日(日)13:30~16:30
兵庫勤労市民センター第8会議室にて、2018年度初めての神戸ミーティングを行いました。
参加者22名 うち初参加者3名
(当事者のご家族(ご親族含む)11名 当事者6名 ほか5名)でした。
今回はトランスジェンダー当事者の方を含むご家族やご親族2組の方が参加されました。
どちらのご家族も、みんなで当事者を支えて行こうと言う前向きな姿勢で、とても和やかな雰囲気で話されているのが印象的でした。
それでも、お母様が初めてお子さんから「自分はトランスジェンダーではないか?」との悩みを相談された時「この子はテレビのタレントさん?」とかなり混乱され、まさしく青天の霹靂だったそうですが、それでも、自分がしっかりしないダメだとの思いで、かなり時間を掛けて心の整理をして自分のお子さんの事を理解されたそうです。
また、当事者のご兄弟で学校の先生をされている方より、自分の身内にトランスジェンダー当事者が居る事を学校で話された所、レズビアンの生徒さんより相談を受けたとのお話しがありました。
LGBT当事者は、生徒さんたちだけでなく教職員ご自身や身内の方にも居らっしゃいます。それを生徒さん達に伝える事によって、悩みを抱える当事者の生徒さんにとって相談しやすい雰囲気づくりが出来ると感じました。
その一方で、当事者への対応は学校によってかなりバラツキがあるのも現状です。
酷いケースでは、他の生徒に見られないように通学路をわざと遠回りさせたりする学校があり、その結果、登校拒否になり苦しんでいたと言うトランスジェンダー当事者のお母様よりお話しがありました。
学校や職場、そして、この社会でも、どこか「寄り添える」場所や人が必要だと思います。この神戸でも、これからも「寄り添える」場所作りを続けて行こうと再認識した暖かな春のミーティングでした。(あやか)