天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

繁昌亭昼席

2007-05-02 22:26:49 | 落語
初めて昼席に行きました。開場から少し遅れて行くと1階は満席に近く2階なら、ということで2階へ。上からちゃんと見えるのかと心配だったのですが、しっかり三時間堪能しました。

●今日の演者と演目●
笑福亭呂竹「犬の目」
林家染弥「時うどん」
桂三象「アメリカ人が家にやってきた」
桂春之輔「鉄硯勇助」
浪曲・菊地まどか「嫁ぐ日」
桂楽珍「手水まわし」
~仲入り~
桂吉弥「七(しち)段目」
月亭遊方「ゴーイング見合ウェイ」
桂朝太郎「マジカル落語」
笑福亭松喬「禁酒関所」

私はやっぱり古典落語が好きです。「時うどん」は子どもの頃にはじめて生で聞いた落語でした。学校に落語家の方が来て子ども向けの高座があったのです。
「犬の目」、「手水まわし」は文献で読んだことはあったのですが落語で聞くのははじめて。とくに特徴のある楽珍さんの顔がぐるぐる回るところで馬鹿受け。この方も子どものころABCラジオの朝番組で文珍さんの弟子として出演されてたので懐かしい。まだ当時は駆け出しの噺家さんでしたが、立派になられて。
「七段目」と「禁酒関所」は、初めてでしたがどちらも大笑いさせられました。
特に桂吉弥師匠「七段目」は、すばらしい~。芝居好きの道楽息子が帰宅早々怒られ二階で反省しておくように言われる、二階に様子を見に来た従業員を捕まえ自分たちで芝居をはじめる、という筋。歌舞伎の台詞が鮮やかでほれぼれ~。細かなところまで場面が見えるし、登場者のキャラクターがちゃんとそれぞれ立っているのがいい!落語の中では派手な演目だと思うのですが、見ごたえがありました。
笑福亭松喬さんの酔っ払いもリアルでした。こうくるだろうな、と思っていても笑わされるのはさすがです。
こういう寄席もいいけど、次は独演会に行ってみたくなってきました。

以前、Bさんにお借りした上方落語のガイドブックを購入。さあ、次はいつ繁昌亭へ?
上方落語家名鑑ぷらす上方噺

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コメント (2)
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