天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

林家亭5月席 第一回染雀・あさ吉花舞台

2009-05-24 14:14:13 | 落語
チーズケーキを食べた後に向かったのは、ワッハ上方。楽しみにしていた落語会です。自由席でしたが、呑気に開演の30分前に行くとすでに大勢の人が並んでいて出遅れたのを実感。みなさん、よくご存知です。林家一門の勉強会の意味合いがある落語会だそうなので、きっと常連さんが多いんでしょうね。

桂吉の丞 「米揚げ笊」
桂あさ吉 「宿屋町」
林家染雀 「瘤弁慶」
桂あさ吉 「住吉駕籠」
中入り
林家染雀 「天下一浮かれの屑より」

「宿屋町」は「瘤弁慶」の前半のお話なので、お二人で「瘤弁慶」をリレーで、という趣向。あさ吉さんは、すっとぼけた感じと端正な感じ。
今日は芸達者な染雀さんをたっぷりと堪能できる二つのお話。瘤に顔ができたことに気がつくときの緊張感!わはは、と“面白い”だけではなく、物語に吸引される面白さ。サゲが私の知ってるのと違いました。
「天下一浮かれの屑より」は歌舞伎が出てくる、義太夫が出てくる、長唄が出てくる、日舞が出てくる、下座囃子が盛りだくさんでとっても華やか!動きが激しいので、と毛氈がひかれていない高座で、途中で座布団投げての大立ち回り。中腰で踊る!跳ねる!もちろん、笑いもあって・・・、いや~すごい。いいもの見させていただきました。

配られたチラシには、染雀さんが稽古好きなあさ吉さんのことを書かれていて、「一生の仕事には地味な下積みがいるのです」。深いお言葉です。
コメント
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