会場に戻ってからはふたたび落語鑑賞。自分のが終わってると気が楽だあ~。
去年はひとりっきりで参加して沢山の仲間ができましたが、今年はそんな仲間たちや関西で広がった落語仲間の落語を見ることができました。
一緒に落語をはじめたすず苺ちゃんの参加もうれしかったです。彼女のママンも福井に同行。ママンは私の初高座から見てくださっているので私の軌跡もよくご存知なのです。すず苺ちゃんの「金明竹」、テンポよく進んでいましたがここからどうサゲに向かうんだろう、と思っていたら彼女オリジナルのサゲを持ってきたのでびっくりしました。これはすごい!と思っていたら、、、言葉が詰まっちゃって。すごく残念でしたが、都師匠もあたたかい言葉をかけておられました。彼女の顔を見たら、すっきりした顔していたので内心悔しいかもしれないけど、次につながるいい高座でした。
そして、18時半からは懇親会。懇親会の席上で予選通過者が発表されます。
さあ、食べるぞ!
…というほど食欲なかったのですよ。このワタクシが!
原因はやっぱり6分で燃え尽きた満足感だったように思えます。食べたのはさば寿司、へしこパスタだけ。どうせ、二次会行くし、とおしゃべりに徹していました。
そこへ審査が終了した審査の師匠方が入場。機会を見て、露の紫さんに挨拶に行きました。予選のときに前に座っている紫さんを発見してすごくうれしかったのです。去年、予選のときに一緒だった私のことも覚えてくださっていました。それと私の先生の同門の林家竹丸さんともお話しました。このとき、お二人からすごくよかったですよ、と声をかけていただき、もしかしたらなにか頂けるのかしらとうっすら思っていました。だがしかし、予選のみなさんは本当にうまくて、決勝に自分が選ばれることはないだろう。もらえるとしたら奨励賞か特別賞(そんなのないけど)やな、と自己完結してビールをどんどん開けていました。
奨励賞では我らが風鈴さんが選ばれ、同じく池田不戦敗組、お茶コン仲間としてうるうるきていました。
そして、決勝進出者の発表。。。
まず、懇親会で同じテーブルだった81歳の福々亭よし乃さんの名前が呼ばれました。私はよし乃さんの予選も見たのですが、とにかくうまい、その上人柄の表れたあったかい落語。妙齢のお友達たちが高座名を一文字づつ書いた団扇にきらきらつけて応援している姿から感涙していたので、よし乃さんが壇上にあがった時点で泣いてしまいました。
「私がいるテーブルからは毎年決勝でる人がいるんですよ、私が福を呼ぶんですよ!」
なんて冗談言ってる私に聞こえてきたのは…、
「4番、満福亭ゆ乃月」
???
!!!
え?え~!
だ、誰?わ、私?とまわりを見渡すとみんなが拍手をしながら私を見ています。
ここから夢のような時間がはじめりました。
えっ?えっ?と鳳啓介のように言いながら(古いって)、壇上に上がりました。
「一言お願いします」
言うことなんて考えてません。でも、都師匠の顔を見たらすぐに言葉がでてきました。
「都師匠の「初天神」を見て落語やりたい!て思ったので「初天神」で予選が通ってうれしいです」
涙で声が震えた私に都師匠が「うれしいわあ」と言って下さり、だんだん実感が湧いてきたのでした。
去年はひとりっきりで参加して沢山の仲間ができましたが、今年はそんな仲間たちや関西で広がった落語仲間の落語を見ることができました。
一緒に落語をはじめたすず苺ちゃんの参加もうれしかったです。彼女のママンも福井に同行。ママンは私の初高座から見てくださっているので私の軌跡もよくご存知なのです。すず苺ちゃんの「金明竹」、テンポよく進んでいましたがここからどうサゲに向かうんだろう、と思っていたら彼女オリジナルのサゲを持ってきたのでびっくりしました。これはすごい!と思っていたら、、、言葉が詰まっちゃって。すごく残念でしたが、都師匠もあたたかい言葉をかけておられました。彼女の顔を見たら、すっきりした顔していたので内心悔しいかもしれないけど、次につながるいい高座でした。
そして、18時半からは懇親会。懇親会の席上で予選通過者が発表されます。
さあ、食べるぞ!
…というほど食欲なかったのですよ。このワタクシが!
原因はやっぱり6分で燃え尽きた満足感だったように思えます。食べたのはさば寿司、へしこパスタだけ。どうせ、二次会行くし、とおしゃべりに徹していました。
そこへ審査が終了した審査の師匠方が入場。機会を見て、露の紫さんに挨拶に行きました。予選のときに前に座っている紫さんを発見してすごくうれしかったのです。去年、予選のときに一緒だった私のことも覚えてくださっていました。それと私の先生の同門の林家竹丸さんともお話しました。このとき、お二人からすごくよかったですよ、と声をかけていただき、もしかしたらなにか頂けるのかしらとうっすら思っていました。だがしかし、予選のみなさんは本当にうまくて、決勝に自分が選ばれることはないだろう。もらえるとしたら奨励賞か特別賞(そんなのないけど)やな、と自己完結してビールをどんどん開けていました。
奨励賞では我らが風鈴さんが選ばれ、同じく池田不戦敗組、お茶コン仲間としてうるうるきていました。
そして、決勝進出者の発表。。。
まず、懇親会で同じテーブルだった81歳の福々亭よし乃さんの名前が呼ばれました。私はよし乃さんの予選も見たのですが、とにかくうまい、その上人柄の表れたあったかい落語。妙齢のお友達たちが高座名を一文字づつ書いた団扇にきらきらつけて応援している姿から感涙していたので、よし乃さんが壇上にあがった時点で泣いてしまいました。
「私がいるテーブルからは毎年決勝でる人がいるんですよ、私が福を呼ぶんですよ!」
なんて冗談言ってる私に聞こえてきたのは…、
「4番、満福亭ゆ乃月」
???
!!!
え?え~!
だ、誰?わ、私?とまわりを見渡すとみんなが拍手をしながら私を見ています。
ここから夢のような時間がはじめりました。
えっ?えっ?と鳳啓介のように言いながら(古いって)、壇上に上がりました。
「一言お願いします」
言うことなんて考えてません。でも、都師匠の顔を見たらすぐに言葉がでてきました。
「都師匠の「初天神」を見て落語やりたい!て思ったので「初天神」で予選が通ってうれしいです」
涙で声が震えた私に都師匠が「うれしいわあ」と言って下さり、だんだん実感が湧いてきたのでした。