チームファイナリストは、開場直後に移動。すでにこの時点で会場は満員札止め。モニターを使った別会場が用意されていました。
私は帰宅するまで知らなかったのですが、河鹿さんと私の決勝進出を聞いて急遽大阪から駆け付けて下さった落語ファンの史兄草さんはこのモニター会場にいたそうです。本当にありがたいことです。
さて、私たちは本番前もなんのその。密着カメラがある前でもベラベラペラペラペチャクチャ、いつお静かに、といわれてもおかしくないほどしゃべりまくっていました。
知事さんの挨拶やら、去年の優秀者、露の紫さんからの優秀帯の返還などのセレモニーが30分ほどあり舞台袖に移動。
いよいよ、本番です。舞台袖から見てても楽しくて楽しくて声をだして笑いました。だから…、へんな緊張しないまま四番目の私の出番になりました。
舞台に上がった私に客席の仲間は突っ込んだそうです。
「決勝残るつもりないって、二着着物持って来てるやん」
これには奇跡のような出来事があったんですよ。
ちろりさんたちが客席から声をかけてくれて、作り笑顔じゃなくて、自然と笑顔がでてきました。ああ、二回も高座に上げてもらえて幸せやなあ…。満席の会場…、
昨日と同じマクラ。どよめきが昨日の倍以上、福井の方によろこんでいただいてる!それを感じた瞬間でした。
あとは私を決勝に連れていってくれたお父ったぁんと寅ちゃんがとってものびのびと遊んでくれました。
…これ以上ない完全燃焼でした。
結果発表、3位までにくい込むことはできませんでしたが、仲間たちの受賞に涙して笑って楽しく楽しく終演となりました。
競演じゃなくて共演。あの時間を一緒にすごせたことがなによりものご褒美でした。
残念だったのは都師匠の講評を聞けなかったこと。鉄平師匠と竹丸さんからは「惜しかった」と声をかけてもらったのですが、都師匠にはお話する機会がないままで。
それは、またの機会までの楽しみにとっておきます。
ご声援くださったみなさま、福井県庁の方、ボランティアの方、お客さん、、、
すべての方に
ありがとうございました!