いやもうね、森下裕美さんてなんてぇ人なんだろうな、と思います。ほんと、かなわない。
うっかり喫茶店の大きい相席テーブルで読んで、泣いてしまったじゃないですか。読むときは個室か壁を向いて読みましょう。
今回は生駒山やら阿倍野やら岸和田が舞台。「大阪ハムレット」めぐりがしたい。
「コンサート」も「阿倍野マリア」もいいのですが、「おカアさんのいた街」を紹介。レギュラー出演家族のエリカちゃん一家、作品中でも時間は確かに経っていて。
死期が近い義母の世話をすることになった、サビィは異国からきた花嫁。退廃的ともいえる日常生活がいっぺんして生き生きとおカアさんの面倒をみます。でも、彼女の動き出した時はやがてまた止まるときがきて…。
あの日から神様に祈らなくなった。
それからこんなに長く絶望が続くとは思いもしなかった。
ものすごく人を愛して また失うのはイヤだ。
でも ひとりは もっとイヤ
哀しい現実、でもちょっぴりだけど救いも確かにあって。
サビィちゃん、私たちはひとりじゃないんやね。
うっかり喫茶店の大きい相席テーブルで読んで、泣いてしまったじゃないですか。読むときは個室か壁を向いて読みましょう。
今回は生駒山やら阿倍野やら岸和田が舞台。「大阪ハムレット」めぐりがしたい。
「コンサート」も「阿倍野マリア」もいいのですが、「おカアさんのいた街」を紹介。レギュラー出演家族のエリカちゃん一家、作品中でも時間は確かに経っていて。
死期が近い義母の世話をすることになった、サビィは異国からきた花嫁。退廃的ともいえる日常生活がいっぺんして生き生きとおカアさんの面倒をみます。でも、彼女の動き出した時はやがてまた止まるときがきて…。
あの日から神様に祈らなくなった。
それからこんなに長く絶望が続くとは思いもしなかった。
ものすごく人を愛して また失うのはイヤだ。
でも ひとりは もっとイヤ
哀しい現実、でもちょっぴりだけど救いも確かにあって。
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サビィちゃん、私たちはひとりじゃないんやね。