お笑い怪談噺の夕べVol．４ 二夜目

毎年恒例の怪談噺の会。怪談と言ってもそこは落語ですから。このチケットは座席を確認して取りたいので、ぴあの窓口で購入したのですが、お姉さんが「お笑い怪談噺の夕べ～ホンモノのユーレイもでるよ、でございますね」とサブタイトルまで確認してくださいます。
今回は総勢五名だったので、二列に分けて通路側に座りました。これが、この会のセオリー。

【演目】
笑福亭たま 「七度狐」
林家染雀 「化物使い」
桂米左 「皿屋敷」
中入り
旭堂南鱗 講談「江島屋騒動」
笑福亭福笑 「じたじた」

そんな話はさておき。たまさんの「七度狐」は、たまさんの。「化け物使い」は、右往左往する妖怪がかわいい。マクラで今日は誕生日なんです、という染雀さん。誕生したちょうどその時刻にはもうひとつのお楽しみが…。
米左さんのお菊さんは、怒るところで髪をかき上げるしぐさがおかして。
講談がいちばん怖かった…。これ「パタリロ」でも、漫画化してましたよね。
そして、福笑さん！どんどん、どんどん怖くなって舞台は暗転。しかし、私たちは待ち構えていたこの瞬間。
で、でた～。大爆笑。テンションの高い誕生日のユーレイがこんにゃく片手に。しまいには、みんなでの「ハッピーバースデー」をリクエストする始末。

「近くで見たら、こわいやろ～」
…ハイ。