天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

事件は会議室で起こってるんじゃない!

2016-11-21 15:35:57 | 落語
さて、お待ちかねスーツケース事件を時系列を追ってお話したいと思います。
事件は会議室で起こってるんじゃない小亀が起こしてるんだ?!

今回の遠征、松山マドンナ寄席の前日土曜日に小唐人寄席が同じく松山市内であり、それのゲストだった小亀師匠は19日の朝の便で松山に入りました。
松山入りしてからは、ご飯を食べに連れて行ってもらったりしてフェイスブックにも充実した様子がアップされていました。広島の楽屋でもそれを見ながら小亀師匠が順調に松山入りしたことをみんなでほほえましく見守っていたときに衝撃の投稿。

「カギをなくしてスーツケースが開きません」

は?

てか、着物どーするん?
いや、なんでスーツケースにカギしてるん?
(大半の人はカギをしない派)

小亀師匠に聞き取り調査。
飛行場の保安検査場を通るときに、カギ、携帯、タバコなどはだしてカゴに入れて検査場を通りましょう。という注意書きを読んで、わざわざカバンからスーツケースのカギをだしてカバンと同じカゴに入れたまま取るのを忘れた、とのこと。そりゃ、ポケットからやがな。

この記憶が即座に蘇った師匠。みんながどうしようと頭を寄せて考えはじめた瞬間にこう言い放ったそうです。

「壊そう」

小辰さんの証言、そこにためらいはなかった。
会館のお姉さんがもってきた道具一式にバールのようなものはなく、カナヅチとドライバーでトントンカンカン。
それは開場10分前にはじまり、開場10分後まで続いたそうです。その間、会場に響く…きの音ならぬカナヅチの音。

ちなみに解体現場の写真撮影は師匠本人←

小亀師匠の証言「開いた瞬間には歓声があがった」
かつてこんな一体感を開演前にもった落語会があったでしょうか、いや、ない。
虎ふくちゃんが師匠のことを仲間うちに報告するのを盛ってると思われていたけど、ほんまやったんや、現代に喜公がおるんやと証明されたと涙ながらに語っていました。←誇張表現あり

さて、解体されたスーツケースは養生テープで止められ、とじて、開いて、テープ止め、とじて、開いて、テープ止めを繰り返し最後はヤマトの集荷センターから大阪の自宅へと送られました。



この話を昨日はトリのマクラで使わせてもらい、ネタのくすぐりで使って小亀師匠を踏み台にしたのは私です。
コメント (2)
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