二十五周年・その二(全三回)林家染雀晴舞台 芝居噺の世界 <ゲスト>月亭遊方、桂文三
林家染雀「軽業」「昆布巻芝居」「中村仲蔵」
開口一番は、あやめさんの新しいお弟子さんおとめさん。この会に合わせて名前をつけられたとか。ん?「東の旅 発端」からのリレー落語「軽業」…どこかで見た並びだ…。
※伊勢音頭でのチェンジはありませんでした。
場違いな気がするとマクラでおっしゃる文三さんは「ちりとてちん」にて、場内のテンションを上げてからの仲トリ「昆布巻芝居」。初演から何度となく拝見してますが、芝居の緊張感とサゲに至るバカバカしさが好き!
開けて遊方さんも場違い…と言いながらもマクラから飛ばす飛ばす。
上方落語界一の失礼な人、というフレーズに拍手をしてしまった…。
遊方さん的芝居噺「闘え!サンダーマン」は、80年代のドラマを思い出す展開と素晴らしきかな〔バカバカしさ〕、さらに熱気を帯びる場内は、違う物質を混ぜ合わせてすごい化学反応が起こった感じ。
ラストがネタおろしの「中村仲蔵」芝居の部分といい、情を描くところといい、江戸弁、上方の言葉の切り替えといい、まさに圧巻。
色彩が見えました。
歌舞伎を見始めたときに感激したのが、「浮世絵の世界がここにあった」こと。実際は逆なのですが、浮世絵の様式美は歌舞伎の様式美そのものだと知ったときに電流が走り、その世界がさらに面白く思えたのですが、その時のことを思い出す落語で、立ってないのに型を決める中村仲蔵の浮世絵がイメージの中で立ち上がったのでした。
さて、全3回のこのシリーズ、ラストは10/23です。
林家染雀「軽業」「昆布巻芝居」「中村仲蔵」
開口一番は、あやめさんの新しいお弟子さんおとめさん。この会に合わせて名前をつけられたとか。ん?「東の旅 発端」からのリレー落語「軽業」…どこかで見た並びだ…。
※伊勢音頭でのチェンジはありませんでした。
場違いな気がするとマクラでおっしゃる文三さんは「ちりとてちん」にて、場内のテンションを上げてからの仲トリ「昆布巻芝居」。初演から何度となく拝見してますが、芝居の緊張感とサゲに至るバカバカしさが好き!
開けて遊方さんも場違い…と言いながらもマクラから飛ばす飛ばす。
上方落語界一の失礼な人、というフレーズに拍手をしてしまった…。
遊方さん的芝居噺「闘え!サンダーマン」は、80年代のドラマを思い出す展開と素晴らしきかな〔バカバカしさ〕、さらに熱気を帯びる場内は、違う物質を混ぜ合わせてすごい化学反応が起こった感じ。
ラストがネタおろしの「中村仲蔵」芝居の部分といい、情を描くところといい、江戸弁、上方の言葉の切り替えといい、まさに圧巻。
色彩が見えました。
歌舞伎を見始めたときに感激したのが、「浮世絵の世界がここにあった」こと。実際は逆なのですが、浮世絵の様式美は歌舞伎の様式美そのものだと知ったときに電流が走り、その世界がさらに面白く思えたのですが、その時のことを思い出す落語で、立ってないのに型を決める中村仲蔵の浮世絵がイメージの中で立ち上がったのでした。
さて、全3回のこのシリーズ、ラストは10/23です。