11月15日。
理科大での講演会の後、秋葉原で知人と待ち合わせ。
今回の目的の一つでもある
東京スカイツリーへの案内を買って出てくれたのだ。
知人との合流後、まずは秋葉原を一回り。
久しぶりとなる秋葉原を暗くなるまで探索し、直通のバスで夜のスカイツリーへと向かった。
当日のスカイツリーは、フランス国旗と同じ色である青、白、赤の三色でライトアップされていた。(

TOPの画像)
フランスでのテロによる犠牲者らを追悼しようと、本来予定されていたカラーから急遽変更されたのだそうだ。
珍しいものが見れたという思いがある反面、その意味を考えると素直には喜べない複雑な気持ちになってしまう。
まあそれはそれとして、来たからには上らなければならない訳で、二人してチケット売り場へと足を進めたのだった。
で、そのチケット売り場(へ続く通路)。
成されている列の最後尾には「
待ち時間90分」の札を持ったお姉さんの姿があった。
ハァ !?
時間も時間なので、待ち時間無しで入れるだろうと高を括っていた私達。
もちろん何の根拠も無かったのだが、よくよく考えてみれば休日の夜である。
あえて夜景を見ようと考える人もいるだろう。
お互い一瞬の躊躇はあったが、私の一押しでそのまま並ぶ事に決定。
とは言え、もし私一人で訪れていたなら多分引き返していただろう。

90分待つつもりで腹を決めて列に並ぶ私達。
だが、案外早く列は進んだ。
結果40分ほどでチケット売り場へ到達し、並び始めて50分後には展望台に着いていた。
それでも40~50分は待った訳だが、90分を覚悟した身には、とりたて苦にはならない待ち時間だった。
初めてのスカイツリー展望台。そして、そこからの夜景。
ただただ素晴らしいの一言だった。

さすがに地上350mからの見晴らしは、100mそこそこの通天閣とは訳が違った。

それだけでも大概なのだが、まだこれより上にも行けるのだ。
1030円の追加にはなるが、ここで引き返す様な中途半端はしたくない。
どうせなら上れる所まで上ろうではないか。
という訳で、更に1030円を払い展望回廊へと上ったのだった。
350mの展望台であの眺めだ。
更に100m高い450mからの眺めは一体どんなものなのか?
期待に胸を膨らませつつ上って見た展望回廊からの眺めは…
思ったほどの変わりは無かった。。。
いや、確かに高い分だけ見晴らしは効く。
しかし、350mでも見た事の無いほどの眺めなのだ。
そこまで高いと、もう100mの差なんてあって無い様なものなのだろう。
眺めがどうこうより一番上まで上って来ましたって満足感だな。展望回廊は。

夜のスカイツリーを堪能した後、帰りがけに
ソラマチにあるプラレールショップにも寄ってみた。
一般流通品に加え、お馴染みのショップ限定品が並ぶ、まあ普通のプラレールショップだ。
限定品と言っても全て持っている物だったので、何も買いはしなかったけどね。
とまあ、そんな感じだった初めて訪れたスカイツリー。
日本一って話題性もあって一度は行っておきたい観光地だ。
だが、一度上ってしまえば、わざわざまた行こうって気にはならない所かも知れないな。