felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

プラレール 『全自動ふみきりセット』

2015-08-30 21:26:09 | プラレール
トミー『全自動ふみきりセット』
今から40年以上前に生産販売されたプラレールのセットである。

小学生になるかならないかの頃だったと思う。
阿倍野の近鉄百貨店6階のおもちゃ売り場。
デモレイアウトで見た電気仕掛けの自動遮断機に心を惹かれ、とても欲しかったのを今でも鮮明に覚えている。
残念ながら買ってはもらえなかったが、コレクションの一つとして今は私の手元にある。
ちなみに箱には昭和47年の検印が押されているので、私の記憶もほぼ正確だった様だ。

当時一般的だった平たい仕様の箱に入ったこのセット。
とにかく箱がデカイのだ。
色々なセットを持っているが、手持ちの中では一番大きい。
縦横のサイズが48×60(cm)と、置き場所にすら苦労しそうなサイズである。(と言うか、実際苦労している… 

このセットのメインとなる全自動ふみきり。
直線レール2本分の長さもあり、一体型の情景部品としては最長クラスだ。


こんな物が中央にドカンと収まっているのだから、この箱のサイズにも頷けるというもの。
とは言え、さすがにここまで大きくなると流通過程でも扱い難かったのか生産数は少なかったらしい。

昭和40年代と言えばプラレールの初期時代。
情景部品にしても、まだそう多くはなかった頃だ。
そんな時代に電池仕掛けの自動踏切である。
しかもレイアウト全体では、汽車・自動車・踏切と、計3本の電池を使用するという大掛かりなセットになっている。
当時としては、かなり力を入れた物だった事は間違いない。

汽車の通過時に自動で遮断機が下り、踏切に差し掛かった車は停車。
そして汽車が通過し、遮断機が上がると車が発車。
全てが自動で行われるこのギミックに、私を含めた当時の子供達は、さぞかし夢中になった事だろう。

しかし、そこで気になってくるのが当時の価格だ。
箱の隅には今は無き「丸物百貨店」の値札が残っているのだが、残念な事に値段の印字は経年により綺麗サッパリ消えてしまっている。
果たして当時幾らしたセットだったのだろうか。
決して安くはなかったはずだが、とても気になる… 

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1 コメント

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Unknown (けろりん)
2025-01-16 19:09:18
是非とも動画をYouTubeに上げて下さいませ。ワタクシの子供時代、一番幸せであった頃の一品を画面で拝見したいです。
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