先日の記事で『ポケモンGO』には興味が無いと書いてはみたが、もはや社会現象とまで化しているゲームである。
物書きの端くれとしては、とりあえずどんな物なのかを知っておく必要があるだろう。
と言う訳で、配信が開始された22日に早速ダウンロードし、この3日間適当にプレイしてみた。
もはや説明の必要は無いであろうこのゲーム。
一言で説明すると、実際の地形にリンクした画面上の地図でポケモンを探して捕獲するというゲームである。
地図上に表示される各種アイテムをゲット出来るポイント(ポケストップ)を巡りながらポケモンの出現を待つというのが一般的なプレイ方法ではなかろうか。
少なくとも私はそう判断したのだが…
で、まず自宅周辺のポケストップを自転車で回ってみる事にした。
ポケストップに指定されている場所は、主に公園や公民館、そして石碑や特徴ある建物など。
それぞれのポイントは実際の画像でも表示され、近隣のポイントであればピンと来る所ばかりである。
そして、実際にポイント付近を回ってみると…
いるいる…
スマホ片手に歩いている人、腰掛けている人。
普段は人などほとんどいない公園なのに、明らかに『ポケモンGO』をプレイしている人がウジャウジャと…
遊具で遊ぶでもなしにスマホ画面に目を落とす人ばかりの異様な光景だ。
次にポケストップでもあるマクドナルド店舗へ移動。
どうもマクドナルド店舗では、ある程度の頻度でポケモンが集結する時間帯がある様で、それ狙いなのか駐車場には人が乗ったままの車や影で腰掛ける人が一杯だ。
これ、本来の営業に差し支えないのかなぁ。
まあ、ゲームに一丁噛みしているマクドナルドとしてはそれでも良いのだろうけど…
更に、昨日は撮影に出掛けたついでにアプリを立ち上げた状態で車を運転してみた。
もちろんスマホは助手席に置いたままで、ゲームをしながらの運転ではない。
『ポケモンGO』をプレイしながらの運転の取り締まりや事故のニュースを聞き、果たして運転しながらでもプレイ出来るものなのかを知りたかったのだ。
車が信号待ちで止まる度にスマホの画面を見てみる。
なるほど。車の走行に応じて地図上の現在位置が変わっている。
そして、上手くすれば道路沿いにあるポケストップに反応してアイテムをゲット出来る事もある。
更に、信号待ち時にポケモンが現れる事まであったのだ。
アイテムのゲットやポケモンを捕獲するには画面上を指で操作する必要があり、もはや運転どころではない状況だ。
この時、身をもって理解した。
これはマジで危ないと…
その後、すぐさまゲームを中断したのは言うまでもない。
とまあ、この3日間において全くの初心者が少しばかしプレイしてみた訳だ。
感想として、ゲーム自体は宝探し的な要素もあってそこそこ面白いと思う。
当初は体験プレイだけでアンインストールするつもりだったが、しばらくこのまま続けてみようと考えている。
だが、バトルや育成といった凝ったプレイまでするつもりはない。
私としては、撮影に出掛けたついでに撮影地付近に表示されるポケストップを巡ってみるってくらいかな。
その時にポケモンが現れたらラッキーって感じで。
撮影時の時間調整的な暇潰しにも良さそうだし。
あと最後に気付いた事を一つ。
恐らく『ポケモンGO』をプレイしているのだろう。
スマホ片手に自転車を運転している人をこの3日間でかなり見掛けた。
自転車でならという軽い気持ちなのだろうが、これは道路交通法でも禁止されている行為である。
車を運転する者からしても怖いので、これだけはホント止めて頂きたい。
それに気を付けないと、その内に出て来るよ。
ながら運転の自転車を狙った当り屋が…