千葉県柏市「柏の葉カンファレンスセンター」で行われた第4局、聡太くんらしい将棋で期待通りに勝ってくれました
多分、長年聡太くんの将棋を見て来たファンは勝つと信じていたと思います
前夜祭での挨拶を聞いて、精神的にゆとりがあると感じましたし、慎重に戦ってくれると思っていましたから。名人戦の防衛が先に決まって良かったのかもね。
[水匠5による解析結果]
先手:伊藤匠七段
後手:藤井聡太叡王
戦型:角換わりその他
先手で角換わりを選択した伊藤七段、聡太くんの右玉に対して穴熊で戦うことを選択しました。
なぜ聡太くん相手に?
聡太くんが名人戦でガチガチの穴熊を組んだから、自分もそれを目指した?
穴熊崩しは聡太くんは得意だし、そもそも穴熊に組ませてもらえない可能性だってあるのに?
案の定中途半端な穴熊でハッチは閉じられず・・・
終局後に大盤解説場に出向いた二人ですが、聡太くんから思いもかけない言葉が飛び出し、会場から笑いが起こりました。
「次が持将棋がなければ最終局になるので、全力を尽くして悔いのないように戦いたいと思います」
聡太くんったら・・・
第5局は6月20日に行われます。先後は降り駒で決められますが、聡太くんはどっちが出ても大丈夫
王位戦の挑戦者は渡辺明九段に決まりました。久しぶりにナベさんとの対局が見られます。楽しみ~~~!