<議会全員協議会>
26日開催された議会全員協議会における執行部説明について、提出された資料をもとに報告。
以下、執行部説明から抜粋。
1.豪雨状況(抜粋)(新潟県防災情報システム資料)
①1時間雨量 一村尾 29日21時 28.0mm
六日町 29日23時 60.0mm
宮 29日23時 94.0mm
塩沢 30日04時 65.0mm
②期間降水量 7月26日17時~30日14時までの総雨量
一村尾 435.0mm
六日町 568.0mm
宮 545.0mm
塩沢 562.0mm
2.家屋災害状況(集計未了 今後数値変わる)
①住居 全壊 3 一部損壊 15 床上浸水 348 床下浸水 791
非住居 全壊 5 半壊 1 一部損壊 6 床上浸水 294 床下浸水 157
②農林水産関係被害状況(8月19日現在)
・農地・農業用施設 2,443箇所 被害金額69億6,900万円
・林道施設 20路線 被害金額 5億1,200万円
・治山関係 64箇所 被害金額 30億100万円(市の負担部分少ない)
・農作物 303ha 被害金額 5億100万円
・水産業関係 被害金額 2,900万円 合計 110億1,200万円
③商工業・観光関係被害状況
・中小企業 153箇所 被害金額 5億1,600万円
・観光施設 46箇所 4億6,000万円 合計 9億7,600万円
3.公共土木施設被災状況(8月22日現在)
(1)南魚沼市
・道路施設 57箇所 8億9,200万円
・河川施設 21箇所 7億3,400万円 合計 78箇所 16億2,600万円
(2)新潟県 南魚沼地域整備部
・道路施設 法面崩壊 45箇所 道路・路肩決壊 34箇所 橋梁 1箇所 合計80箇所
・河川施設 破堤 2箇所 堤防決壊・護岸決壊 170箇所 河道埋塞 31箇所 溢水その他 3箇所 合計206箇所
・砂防施設 砂防設備 58箇所
・復旧見込額 344箇所 65億6千万円
※その他の市の施設(水道、下水道等)被害、消防の対応については資料提出・説明がありましたが省略します。
4.被災者支援
全壊 状況に応じて 100万円~400万円
床上浸水 30万円
5.激甚災害の指定による適用すべき措置(8月24日 内閣府公布) 当市関連部分抜粋
①公共土木施設災害復旧事業等に関する特別の財政援助 国庫補助が事業費の82%
公共土木施設、社会福祉施設、公立学校施設等の災害復旧事業等について、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法等に
基づく通常の国庫補助のかさ上げを行う。過去5年間のかさ上げ実績83%→82%。
②農地等の災害復旧事業等に係る補助の特別措置 国庫補助が事業費の92%
農地、農道や水路などの農業用施設及び林道の災害復旧事業等について、農林水産業施設災害復旧事業費国庫の暫定措置に
関する法律等に基づく通常の国庫補助のかさ上げを行う。過去5年間の実績 83%→92%。
6.市長説明から抜粋
①有史以来最大の雨量を記録した今回の豪雨災害、この間の魚野川をはじめとした各河川改修や、砂防ダムの数多くの設置
の効果があり、災害の拡大を防ぐことができた。あらためて治水治山事業の重要性・必要性を痛感した。
②農業関連の災害復旧については、来年度の作付けに間に合うよう、できる限り早い復旧を目指すが、あまりにも多い箇所数
に上っており、約束できる状況ではない。
・・次は、各議員の質問及び執行部答弁を報告します。