南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

浦安デイサービスセンター 夢のみずうみ村

2015年07月18日 | 議会
社会厚生委員会管外視察報告


1.千葉県浦安市 浦安デイサービスセンター 夢のみずうみ村

・7月6日(月)10時~

藤原茂氏が設立した(株)夢のみずうみ村が運営するデーサービス施設。
 私たちがイメージするデイサービス施設とは全く異なる。
 利用者自らが施設の利用内容を選択する「自己選択自己決定方式」を採用。

②【夢のみずうみ村 村民憲章】
  生きていることはすばらしい
  一人一人みんながちがうからいい
  人の心の温かさにつつまれる中でこそ、
  違いを尊重し見守ってくれる、
  そんな仲間がいることがすばらしい
  みんなちがってみんないい
  「ゆめ」はそこに生まれる
  一つ一つの「ゆめ」を、
  みんなで育て、わかちあおう
  生きていることがすばらしい

③施設概要
 某電機メーカーの空き工場を利用した2階建ての施設。
 中にはカラオケやパソコン教室、木工教室、料理教室、マッサージ歩行プール、カジノ、マッサージなど多様なスペースが設置されている。
 利用者は、一日の活動計画を作成して、これらを利用し活動する。
 これらを利用するには施設内通貨「Yume」が必要で、「Yume」を得るには、施設内での活動が必要。

④所感
 疑似であるが現実の生活空間(まち)のようである。
 要介護1.5くらいの方の利用が多いとのことでしたが、リハビリ効果や介護度の進行を抑える効果があるように思えた。
 一般的には施設側が用意したメニューに沿ってサービスが提供されるが、この施設ではユニークな仕組みや施設構成の中から自らメニューを
 選択し、サービスを「利用する」仕組みである。
 利用者が主体的、能動的に取り組むこうした施設運営は南魚沼施設においても実現可能な方法として、検討されても良いと思います。
 統合により廃校となる学校の体育館、校舎の有効利用としても検討されるべき。
 また施設内で使用されている備品や道具等について、リサイクル品を使用することも可能であると思えた。