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空き教室を利用した老人福祉施設

2015年07月20日 | 議会
社会厚生委員会管外視察報告

3.京都府宇治市 空き教室を利用した老人福祉施設(小倉デイサービスセンター)

・7月7日(火)小倉小学校、小倉デイサービスセンター

①経過
 平成5年文科省「余裕教室活用方針」の特例措置として認められ、施設を設置。
 2つの小学校の空き教室を老人介護施設に改造し使用。
 整備内容(小倉小学校)
・デイサービスセンター、在宅介護支援センター、学校教育施設(多目的教室など)施設は学校とは建屋は区分されている。
 交流活動は以下。
 「総合的な学習(5年生各学期2回程度)」「福祉委員会(昼休み」「将棋クラブの交流(毎週)」で、世代間交流が実施されている。

②メリット、デメリット・・以下。
 メリット:世代間交流、デイサービス施設整備費用の削減(5億円以上)
 デメリット:学校車両と施設車両の校門付近の動線重複(時間差通行、スクールサポーターの配置等で対応)。
          児童数増加や少人数学級実施による教室不足。

③所感
 空き教室の再利用や世代間交流のメリットは素晴らしいと思う。
 しかし、主管部署が教育委員会と福祉施設と異なっている点に課題や問題があるものと思う。
 管理主体の意思疎通と現場主体の施設管理や事業内容が課題となるものと思う。