ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

「プはプログレのプ」を聴いてみて

2022-09-25 14:55:44 | プログレ
NHKFMで9月23日放送された番組「プはプログレのプ」を聴いた感想です。
この番組は3人のミュージシャンと1人の評論家が2時間20分間プログレを語る番組でした。今回はシンフォニック・ロック縛りでした。

いっぱい、曲がかかったのですが、有名バンドではないところを1曲ご紹介します。パブロ・エル・エンテラドールの「パブロの相続」です。何とアルゼンチンのバンド。

La Herencia de Pablo


番組の中で出てきた話題について感想を述べます。

・ジェネシスって、若い頃というか、初心者の頃って、あまり心に響かないけど、30才過ぎにわかってくるという話→これって、あるあるだと思います。
ELPやクリムゾンみたいに派手ではないですからね。落ち着いた年齢になって、ゆったり聴くとその良さがわかるというような・・・歌詞とかストーリー性とかもあるし
・「静寂の嵐」以降のジェネシスもけっこういいという話→どうも、プログレ・ファンは初期を礼賛する傾向にあるけど、その傾向に縛られることはないでしょうね。
・シンフォニックなら、イタリアのバンドがいい。→イタリアはプログレの宝庫ですね。クラシックが盛んな国ですからね。
・やっぱり「危機」は傑作。→うん、よく、こんな曲を思いついたなあって思うほど、驚きの連続の作品。特に、スティーブ・ハウのギターは変態的。
・スティックという楽器は高音の部分もあってメロディも奏でることができる→ベース的な使い方をされているけど、違う使い方もできるんだ!
・最近のプログレ・バンドもけっこうある。→うすうす気づいていたんですけど、これを追っかけるときりがないような・・・
・若い世代のリスナーもけっこうプログレを聴く人がいる。→実際にキャラヴァンのライブで見ました。少数派ですけど、なんとか広がってほしいですね。

プログレって、いろんな人が聴いていて、いろんな聴き方があって、いろいろ思い入れも違いますね。語り合うときは、すべて共感できるわけではないということに注意した方がいいかも。
もちろん、共感できるところは盛り上がりたい!

NHKは時々、ロックの特集をするから油断なりません。
次回はいつやるかな?

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変なロックだけど、けっこうクセになるWEBのサウンド  Concerto for Bedsprings [HQ Audio] I Spider 1970

2022-08-20 16:59:15 | プログレ
今日は、仙台育英が夏の甲子園決勝に進出し、興奮しています。
ついに深紅の大優勝旗は白河の関を越えるのでしょうか?
でも、相手の下関国際ってすごく強いしねー。非常に不安。
大阪桐蔭みたいに化け物みたいなチームではないし、だいぶ疲弊してそうだから、チャンスはあると信じていますが・・・(下関国際はその化け物チームに勝っているからすごいのですが。)。

さて、話を変えて、ロック・ブログをはじめましょう。
今回は「WEB」をご紹介します。

「WEB」といっても、インターネットのことではありません。
バンド名ですよ。

またまたマニアックなバンドの登場です。

どんなロックでもどんとこい!という方だけ聴いていただけたらいいと思います(笑)。普通の方はつまらないと感じるかもしれません。

でも、このひねくれ方が面白い!と思ってくれる方がいたら幸い。

このバンド、1970年代前後に活動したイギリスのロック・バンドですね。
ファンク色の強いアルバムを2枚出したあと、有名なデイブ・ローソンが加入してポリドールと契約。1970年に発表したのがアルバム「I SPIDER」。
その中からの紹介です。
ボーカルがB級感強いのですが、構成はけっこう硬派でかつ知的だったりします。
サイケデリックな感覚とジャズっぽい感じが同居して、妙に気持ちいい。プログレなのかな?まあ、ソフトマシーンよりはストレートで聴きやすいと思います。
ちなみに、このバンドは後にSAMURAIというバンド名に改名します。

1970年発表のアルバムにしては、音質もけっこういいです。ブラスの強い音とジャズのセンスがクセになります。



Web ► Concerto for Bedsprings [HQ Audio] I Spider 1970
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デイブ・ギルモアの情念のギターが・・・Pink Floyd - Hey Hey Rise Up (feat. Andriy Khlyvnyuk of Boombox)

2022-06-14 05:16:11 | プログレ

Pink Floyd - Hey Hey Rise Up (feat. Andriy Khlyvnyuk of Boombox)

ブログ再開します。

最初はこの曲でスタートしましょう。

この曲については、ネットで広く扱われているので、説明不要とします。久々のピンク・フロイド名義の曲とだけ言っておきましょう。

私が、この曲で感じたのは、デイブ・ギルモアのギターにすごく気持ちがこもっているということ。

ピッキングにしてもフレットを押さえる指の力にしても、強い!

久々に、彼の心の震えに触れたような気がします。

 

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クラシック・ロック・ファンなら、キエフと言えば・・・ ELP / The Great Gates of Kiev / 1974 California Jam

2022-03-14 17:41:48 | プログレ

ELP / The Great Gates of Kiev / 1974 California Jam

ここのところ、ウクライナの首都キエフの話題がずっと続いています。

キエフといえば、私と同様にこの曲を思い出す人が多いのでは?

私と同じように、ロック・ファンで、当時10代だったなら、「キエフ」という場所名が頭に刻み付けられているはず。

そう、たぶん、ムソルグスキーの原曲より、ロック化したELPヴァージョンが頭に残っています。

この曲を聴きながら、平和を祈りたいものです。

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イアン・マクドナルドを偲ぶ McDonald and Giles "Flight Of The Ibis"

2022-03-02 21:15:10 | プログレ

McDonald and Giles "Flight Of The Ibis"

キング・クリムゾン創設時のメンバーとして、日本のロック・ファンに超有名なイアン・マクドナルドが2月9日、75才で逝きました。

合掌。

 

彼は、フォリナーの創設者としても有名です。

 

高校生の時のロック仲間との会話が記憶によみがえってきます。

野球部のK君はクリムゾンの大ファンでした。

雑誌の記事で、イアン・マクドナルドが新バンドを結成というニュースを知った私は、K君に

「イアン・マクドナルドが新バンド結成したみたいだな。」と興奮気味に話しかけました。

私は、音をまだ聴いていませんでした。

実は、クリムゾンマニアの彼は、すでに音を聴いていました。

ユニフォーム姿の彼は、残念そうな顔で、

「もう、聴いたよ。バッド・カンパニーみたいだった。」と答えたのです。コテコテのプログレ・ファンだった彼にとっては複雑な気持ちだったのでしょう。

その時の顔は今でも覚えています。

しばらくたって、ラジオでフォリナーを聴いた私も一瞬戸惑いました。

まあ、ハードロック・ファンでもある私は、これもあり!と結論付けましたけれども(笑)。

 

さて、彼を偲ぶ曲としては、この曲を選びました。

この曲の持つメロディと優しい雰囲気を気に入っています。

何気に、マイケル・ジャイルズのドラムが目立ちますね。バラードのドラムの割に派手です。

この曲を含むアルバムは、発売された当初、かなり評判になったみたいです。日本人はクリムゾン大好きですからね。

 

それにしても、クリムゾンのファースト・アルバムってすごいなーって思う次第です。

 

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