ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

日本人の大好きな叙情派プログレだけど・・・Barclay James Harvest - Mocking Bird

2022-10-09 15:03:57 | プログレ
Barclay James Harvest - Mocking Bird

イギリスの牧歌的叙情派プログレ・バンド、バークレイ・ジェイムス・ハーヴェスト。
かつて、このバンドの優しさ溢れるのどかな音世界に浸った人もいたかもしれません。
バンドは、1966年9月、ジョン・リーズ(g、v)、レス・ホルロイド(b、g)スチュアート・ウーリー・ウォルステンホルム(k、v)、メル・プリッチャード(d、per)で結成。全盛期は1970年代前半でしょうか?
この手のサウンドなら、キャメルとか、ムーディー・ブルースとの共通項があり、日本でもっと売れてよかったような気がしますけど、全盛期、それほど売れていなかった印象があります。
ちょっと、音が柔らかすぎた感じがしますね。インスト面で刺激的な音が欲しかったかな?日本人はもうちょっとハードな音があった方が好みだったりしますからね。あと、ジャジーだったりする面が欲しかったりします。

でも、この Mocking Bird(1971年、Once  Again 収録) は、シンフォニックでけっこうドラマティックですね。

4人体制が崩壊し、3人体制になって、音が今風になった頃の音も悪くないと思います。


Eyes of the Universe (1979年)からこの曲を聴きましょう。
イントロの哀愁を帯びたギターが好きです。

Play To The World


 Turn of the Tide (1981年)からは、この曲。
軽快で可愛い感じの曲です。完璧にポップです。これは聴きやすいけど、重厚感は失われたかな。
時代を反映している感じの曲ですね。

Life Is For Living
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「プはプログレのプ」を聴いてみて

2022-09-25 14:55:44 | プログレ
NHKFMで9月23日放送された番組「プはプログレのプ」を聴いた感想です。
この番組は3人のミュージシャンと1人の評論家が2時間20分間プログレを語る番組でした。今回はシンフォニック・ロック縛りでした。

いっぱい、曲がかかったのですが、有名バンドではないところを1曲ご紹介します。パブロ・エル・エンテラドールの「パブロの相続」です。何とアルゼンチンのバンド。

La Herencia de Pablo


番組の中で出てきた話題について感想を述べます。

・ジェネシスって、若い頃というか、初心者の頃って、あまり心に響かないけど、30才過ぎにわかってくるという話→これって、あるあるだと思います。
ELPやクリムゾンみたいに派手ではないですからね。落ち着いた年齢になって、ゆったり聴くとその良さがわかるというような・・・歌詞とかストーリー性とかもあるし
・「静寂の嵐」以降のジェネシスもけっこういいという話→どうも、プログレ・ファンは初期を礼賛する傾向にあるけど、その傾向に縛られることはないでしょうね。
・シンフォニックなら、イタリアのバンドがいい。→イタリアはプログレの宝庫ですね。クラシックが盛んな国ですからね。
・やっぱり「危機」は傑作。→うん、よく、こんな曲を思いついたなあって思うほど、驚きの連続の作品。特に、スティーブ・ハウのギターは変態的。
・スティックという楽器は高音の部分もあってメロディも奏でることができる→ベース的な使い方をされているけど、違う使い方もできるんだ!
・最近のプログレ・バンドもけっこうある。→うすうす気づいていたんですけど、これを追っかけるときりがないような・・・
・若い世代のリスナーもけっこうプログレを聴く人がいる。→実際にキャラヴァンのライブで見ました。少数派ですけど、なんとか広がってほしいですね。

プログレって、いろんな人が聴いていて、いろんな聴き方があって、いろいろ思い入れも違いますね。語り合うときは、すべて共感できるわけではないということに注意した方がいいかも。
もちろん、共感できるところは盛り上がりたい!

NHKは時々、ロックの特集をするから油断なりません。
次回はいつやるかな?

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変なロックだけど、けっこうクセになるWEBのサウンド  Concerto for Bedsprings [HQ Audio] I Spider 1970

2022-08-20 16:59:15 | プログレ
今日は、仙台育英が夏の甲子園決勝に進出し、興奮しています。
ついに深紅の大優勝旗は白河の関を越えるのでしょうか?
でも、相手の下関国際ってすごく強いしねー。非常に不安。
大阪桐蔭みたいに化け物みたいなチームではないし、だいぶ疲弊してそうだから、チャンスはあると信じていますが・・・(下関国際はその化け物チームに勝っているからすごいのですが。)。

さて、話を変えて、ロック・ブログをはじめましょう。
今回は「WEB」をご紹介します。

「WEB」といっても、インターネットのことではありません。
バンド名ですよ。

またまたマニアックなバンドの登場です。

どんなロックでもどんとこい!という方だけ聴いていただけたらいいと思います(笑)。普通の方はつまらないと感じるかもしれません。

でも、このひねくれ方が面白い!と思ってくれる方がいたら幸い。

このバンド、1970年代前後に活動したイギリスのロック・バンドですね。
ファンク色の強いアルバムを2枚出したあと、有名なデイブ・ローソンが加入してポリドールと契約。1970年に発表したのがアルバム「I SPIDER」。
その中からの紹介です。
ボーカルがB級感強いのですが、構成はけっこう硬派でかつ知的だったりします。
サイケデリックな感覚とジャズっぽい感じが同居して、妙に気持ちいい。プログレなのかな?まあ、ソフトマシーンよりはストレートで聴きやすいと思います。
ちなみに、このバンドは後にSAMURAIというバンド名に改名します。

1970年発表のアルバムにしては、音質もけっこういいです。ブラスの強い音とジャズのセンスがクセになります。



Web ► Concerto for Bedsprings [HQ Audio] I Spider 1970
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デイブ・ギルモアの情念のギターが・・・Pink Floyd - Hey Hey Rise Up (feat. Andriy Khlyvnyuk of Boombox)

2022-06-14 05:16:11 | プログレ

Pink Floyd - Hey Hey Rise Up (feat. Andriy Khlyvnyuk of Boombox)

ブログ再開します。

最初はこの曲でスタートしましょう。

この曲については、ネットで広く扱われているので、説明不要とします。久々のピンク・フロイド名義の曲とだけ言っておきましょう。

私が、この曲で感じたのは、デイブ・ギルモアのギターにすごく気持ちがこもっているということ。

ピッキングにしてもフレットを押さえる指の力にしても、強い!

久々に、彼の心の震えに触れたような気がします。

 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラシック・ロック・ファンなら、キエフと言えば・・・ ELP / The Great Gates of Kiev / 1974 California Jam

2022-03-14 17:41:48 | プログレ

ELP / The Great Gates of Kiev / 1974 California Jam

ここのところ、ウクライナの首都キエフの話題がずっと続いています。

キエフといえば、私と同様にこの曲を思い出す人が多いのでは?

私と同じように、ロック・ファンで、当時10代だったなら、「キエフ」という場所名が頭に刻み付けられているはず。

そう、たぶん、ムソルグスキーの原曲より、ロック化したELPヴァージョンが頭に残っています。

この曲を聴きながら、平和を祈りたいものです。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする