What'd I Say
有名曲を題材にしたセッション・アルバム「Jammed Together」からです。
Steve Cropper 、Albert King 、Pop Staples が実に気持ちよくギターを弾いています。
ブルース・ギターって、時々無性に聴きたくなるんですよね。
それが、ロック・ファンの性かも。
実によく絡むギターです。1969年の作品です。
それにしても、ギタリストの個性がよくわかるセッションですね。
生で、聴けたら最高でしょうね。
What'd I Say
有名曲を題材にしたセッション・アルバム「Jammed Together」からです。
Steve Cropper 、Albert King 、Pop Staples が実に気持ちよくギターを弾いています。
ブルース・ギターって、時々無性に聴きたくなるんですよね。
それが、ロック・ファンの性かも。
実によく絡むギターです。1969年の作品です。
それにしても、ギタリストの個性がよくわかるセッションですね。
生で、聴けたら最高でしょうね。
Takeshi Terauchi and Blue Jeans - Tsugaru Jongara Bushi (Shinbushi) [津軽じょんがら節(新節)]
寺内タケシとブルージーンズ ♪運命
寺内タケシとブルージーンズ&バニーズ ♪津軽じょんから節
ついに偉大な日本のギタリスト、寺内タケシが昨日、2021年6月18日に82才で逝ってしまった。
正直言うと、ファンではなかったが、物心ついた時に、自宅に「運命」のシングル・レコードがあった。たぶん、父親が若い頃に買ったのだろう。
それだけに、自分の人生とずいぶん長い付き合いがあったような気になる。
高校時代、よく噂になったのが、「某イギリスの速弾きギタリストが来日した時に、寺内タケシのところに行って、速弾きを教わったらしい。」とか「某有名ギタリストが、来日の時に、サインをもらいに行ったらしい。」とか、都市伝説のような話だ。今、振り返ると、信じられない。
不思議なことに、ベンチャーズ的ギターを基礎に、民謡とか面白いことをやってるのに、ブルースから発展していくロック系の奏法にはいかなかったこと。
チョーキングはそんなにやらないし、ディストーション等の音の加工もほぼしない。エレキギターの堅い原音で勝負の人だ。
この辺はテクニシャンなのに頑固である。クリアトーンでやるから、ごまかしが効かないプレイスタイル。ここまで徹底しているとすごい。「津軽じょんから節」はその象徴のような曲と言っていいと思う。この曲は最高にかっこいい!
ウイキを見ると、1965年にアメリカの雑誌に、世界の三大ギタリストとして、チェック・アトキンスとレス・ポールと並び称されたというから、海外でもけっこう有名な人物だったようだ。
エレキギターが非行と関わっているという誤解を解くために学校を回ったり、ソ連の白血病の少女のためにソ連まで行ったりとかという話もウイキで初めて知った。
すごい実行力のある方である。
驚いたのは、建築家としての才能もあったみたいだし、ヤマハのエレクトーンを考えたりして、楽器の構造について詳しかったり、多才な人物であったことだ。
まさに、エレキの神様!
冥福をお祈りいたします。
Dave Mason "All Along The Watchtower"
名ヴォーカリストにして、名ギタリストのデイブ・メイスン。
このボブ・ディランの名曲のカバーでは、ジミヘンが有名だが、この動画におけるデイブのギター・プレイは最高にかっこいい。
テレキャスターのギターの音色がたまらなくいい。
もちろん、歌もいいんだから、文句なし。歌とギターの両方で、高揚させてくれるのは素晴らしい。
クラプトンの「レイラ」における歌とギターにも興奮するが、この曲におけるデイブのプレイも匹敵するものがある。
前にもアップした動画ですが、また味わいたくて再アップしました。
名曲の名演です。
Fleetwood Mac Peter Green - Black Magic Woman (Live Boston Tea Party) 1970
Fleetwood Mac - Black Magic Woman, Stereo 1968-73 CBS 45 record.
友人のK君から、リクエストがあり、この名曲をとりあげます。
ピーター・グリーン、亡くなったは昨年の7月だったんですね。73才でした。フリートウッド・マックを辞めた理由がLSDの摂取によるということですから、不健康なことをしたわりに長生きしたとも言えます。亡くなられたのは残念ですが、最近まで存命していたことには驚いてしまいます。じゃ、ブルース・ブレイカーズでピーターの先輩だったエリック・クラプトンはどんなんだ?と言われると、彼については現在も元気そうで、もっと驚いてしまいます。現代ロック・ギタリストの生き証人というか元祖みたいな人ですからね。ドラッグ漬けだったとは思えません。
さて、この曲です。
もちろん、サンタナのビッグ・ヒットで有名な曲ですね。サンタナがレコーディングしたのが1970年で、オリジナルのフリートウッド・マック版は1968年ですから、2年しか離れていません。当時は、発表された曲をすぐカバーするのが当たり前だったんですね。カバーした方が大ヒットさせるという例もたびたびありました。
ブラック・マジック・ウーマン/サンタナ Black Magic Woman/Santana
サンタナ・バージョンの方が、単純に洗練されていて、おしゃれというか艶っぽい曲になってます。ラテン・フレーバーもあります。一般人には聴きやすいのは間違いないでしょう。単純に録音もきれいです。
対して、オリジナルの方は、泥臭いブルース曲です。スタジオ盤のレコードは録音の音質も悪い。でも、玄人好みの雰囲気があります。ピーター・グリーンのギター・ソロは完全にブルースで、ブルース好きの方はこっちの方が好きでしょうね。ネットで、聴き比べを発表している方たちのコメントをみると、ピーターの方が好きという意見が多いんです。キレイにヒット曲として整理されてしまったサンタナ版は鼻につくのかもしれません。ギターのプレイスタイルの違いもあるでしょう。
皮肉にも、サンタナの大ヒットで、オリジナルが注目されたということもあり、ピーター・グリーンにとっては、ラッキーな面もあります。
それにしても、「黒魔術の女」という歌詞には時代を感じさせます。当時はこういう言葉が受けたんでしょうね。
春畑道哉 「J'S THEME(Jのテーマ)25th ver.」Music Video Short Ver.【Jリーグオフィシャルテーマソング】
日本のフュージョン全盛期を聴いていたら、この曲を思い出してしまった。
御存知、Jリーグのテーマ曲である。
Jリーグが始まった時の感動を覚えている方は若くはないと思う。
リーグ開始は1993年5月。だから、設立28年ということになる。当時10才であったとしても38才、20才ならもう48才だ。
当時は、ついにサッカーのプロリーグが始まるということですごく盛り上がった。
Jリーグが始まる前は、気楽な気分で、神奈川県の平塚のスタジアムに湘南ベルマーレを応援に行ってた。当時、湘南ベルマーレは社会人チームのフジタ工業を母体とし、観客の中には「フジター!」という掛け声があったことを記憶している。確か、山梨県の韮崎高校から加入したばかりの中田英寿がいたような気がするが、うろ覚えだ。入場料金は安かった。それが、Jリーグになって、すごくチケットが高くなったことを覚えている。
さて、春畑道哉である。
何で、彼が抜擢されたのかはわからない。彼は、サザンの弟分的なリゾートサウンドポップス(サザンが、屈折しているポップスなのに対し、徹底的に明るいというのが特徴)を披露する「TUBE」のギタリストであり、作曲の要だったようだが、この曲がJリーグのテーマに使われるまで、私は全く彼について知らなかった。
初めて聴いたときは、単純に「かっこいい!そして感動的!」と思ったものだ。そして、この曲を聴けば、「カズ」「ゴン」「ラモス」が活躍したあのサッカーバブル時代の空気を感じることができる。
彼のギタースタイルは、パラシュートの今剛や松原正樹に通じる音だが、もっとかっこつけてる感じだ。でも、それがいい。気負って作って、演奏しているこの曲も大袈裟でありながら、やはり心を打つ。
今は宮城に住んでいるので、ベガルタを応援しているのですが、勝利を待ちわびています。ちなみに、ベルマーレとベガルタの共通点は岩本輝雄がいたことでしょうかね。