Cream - White Room
何とこの曲が作られてから、50年近く経っている。全然古さを感じない。しかもこのかっこよさは何だ。スリーコードのシンプルな曲なのに、たまらなくカッコイイ。エリック・クラプトンの最高のギターソロはやはりこの曲だと思う。もちろん、「レイラ」はかっこいのだが、トータルバランスで考えるとやはりこの曲におけるギターのかっこよさは別格だと思う。
21世紀現在でも、エリック・クラプトンは生きているし、多くの若者がエリックを偉大なミュージシャンとして認識している。
しかし、20代の若者が聴くクラプトンはたぶん、「アンプラグド」前後の渋い曲を歌うスーパースターとしてのイメージが強い。ファンになれば、「レイラ」くらい聴くのだろうが、このクリーム時代まで遡って聴く若者がどれだけいるだろうか?身近にクラシックロックを聴く20代半ばの若者がいるが、微妙に感覚が違う。
私にとってクラプトンについては、やはりクリーム時代がいい。
この曲のよさを多くの若者がわかってくれることを祈る。
追加で2005年のライブも添付した。
亡きジャックブルースとクラプトンのツインボーカルを見て、60年代後半〜70年代前期あたりのロックファンは感涙にむせぶと思う。