ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

トレヴァー・ラビンはやはりすごい! Me And My Boy

2020-07-11 14:01:32 | ギタリスト

Me And My Boy

The Branch Office

Trevor Rabin - Anerley Road

トレヴァー・ラビンはすごいミュージシャンである。

でも、ロンリー・ハートしか聴いていない人はイマイチ、ピンと来ないかもしれない。

イエスのポップな曲を作る人でしょ?みたいな感覚であろう。

そこで、この2012年にリリースされたソロ作品を聴いてみよう。2012年に23年ぶりに発売されたソロ・アルバム『Jacaranda』がすごいのだ。

まさに変幻自在のギターで、これが、70年代~80年代に発売されていたら、スーパーギタリスト好きの日本人は、みんな飛びついたんじゃないかな?クラシックっぽくも、ジャズっぽくも、プログレっぽくもあるが、メロディは親しみやすい。

クラシック的なプレイを得意とするイングヴェイより、はるかに楽しめる。まさに才能の塊のようなギタリストだ。

すごいテクニックだと、あのスティーブ・ヴァイとかを思い出すし、人間シーケンサーと化した「ディシプリン」時代のロバート・フィリップを思い出すが、こっちの方がすごい。超人的プレイだ。正確無比なピッキングはまるで精密機械だ。ため息が出る。

ちょっとアル・ディメオラあたりも思い出す。

前回、彼は単独だとおもしろくない、イエスと一緒になって輝くということをコメントしましたが、この作品は輝いています。スーパーギタリスト的な企画で作られており、その狙いが当たった感じです。妙にポップなヴォーカル・アルバムを作るより、こういうインストの方がいいですね。驚きがあります。

このアルバム、そんなに売れなかったかもしれませんけど・・・もうちょっと有名になってもいい作品だと思います。

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若き日のトレヴァー・ラビン!Rabbitt- "Morning Light" 1977

2020-07-11 12:23:43 | ポップ・ロック

Rabbitt- "Morning Light" 1977

イエス復活劇の立役者で、現在も、ジョン・アンダーソン、リック・ウエイクマンと活動を共にするマルチ・ミュージシャン、トレヴァー・ラビン。

彼は南アフリカ出身で、70年代は地元で、ややアイドルっぽいポップ・ロックをやっていたそうです。

それが、このバンド。

アルバム2枚を出した後は、ソロに転向し、イギリスに渡って、天才マルチ・ミュージシャンとして、有名になります。

私も、70年代、雑誌等で彼の名前は知ってました。音は知らなかったけど。

それが、ロンリー・ハート・イエスで一気にブレイク。

新生イエスの頭脳となったわけです。

イエスのギターといえば、スティーブ・ハウですが、総合的なテクニックと音楽的素養で言えば、この人、スティーブの倍以上のものを持ってます。でも、悲しいかな、この人は単独だと、イマイチ面白みがない。やはり、イエスのメンバーになって、輝いたということでしょうね。

あ、スティーブ・ハウはトレヴァーほど上手ではないし、ミスは多いし、リズムは悪いけど、彼にしかない強烈な個性があります。変態ギターです。それが、全盛期のイエスを面白くしたのは間違いありません。音楽を面白くするという点では、トレヴァー以上でしょう。トレヴァーはお利口さん的なきれいな音が多いです。

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