Soft Machine - Hope for Happiness (Dim Dam Dom, 1967)
ワイルド・フラワーズから分離したバンドとしては、まずはこのバンドです。
ソフト・マシーン(柔らかい機械=女性型アンドロイド)という意味のようですね。
結成当時のメンバーは、オーストラリア出身のヒッピー、デヴィッド・アレン(g、v)、ロバート・ワイアット(d、v)、ケヴィン・エアーズ(b、v)、ラリー・ナウリン(g)(すぐ脱退)、マイク・ラトリッジ(k)。しかし、ファースト・アルバム制作前に、デヴィッド・アレンはビザの期限が切れてイギリスに入国できず、パリでゴングを結成。
ファーストアルバムはロバート、ケヴィン、マイクで制作された模様。動画はこの3人でしょうか。ちなみにライブでは、ポリスのアンディ・サマーズが参加したようです。
音楽はこのとおり、サイケデリック・ロックで、かなり混沌としています。
このファースト・アルバムのあと、ケヴィン・エアーズが脱退、ワイルド・フラワーズにいたヒュー・ホッパーが参加。セカンドアルバムが制作されます。
The Soft Machine - Pataphysical Intro / Concise Alphabet / Hibous, Anemone and Bear / Hulloder
サード・アルバムのジャズ・ロック路線への移行期で、サイケデリック・ロックでありながら、ジャズ・ロック的なスマートさが発生しています。
けっこう面白い作品だと思います。なんか、キャラヴァンに通じるところもあります。ポップというかキャッチーな面もありますね。