花屋の店先には、ハロウィン用の「かぼちゃ」が並んでいます、ジャック・オ・ランタンを作ります。
“秋深まる(2)” も 秋に照り輝く実を挙げてみました。
「ロウヤガキ」、「ハナミズキ」の赤い実です。
<「ロウヤガキ」(老鴉柿)>
小型の「柿」なので、「ヒメガキ」(姫柿)の別名が付いています、亦、蕚が長く大きいので
子供達の正月の遊具<羽根衝き>の<羽根>に似ているので、「ツクバネガキ」(衝羽根柿)の別名も付いていました。
亦、中国名は、「老爺柿」の漢字が宛てるとのことです。
熟した時の実の色は、橙や真紅、形も球形や楕円形と多少違う種類が有ります。
盆栽仕立てで愉しむことが多いようですが、生食には、渋くて、渋くて ・ ・ ・
澄みきった秋の空に映える夕陽のように、真赤に輝きます。
カキノキ科、カキノキ属、落葉小高木、雌雄異株、中国原産、学名 Diospyros thombifolia、英名 Chinese persimmon
<「ハナミズキ」(花水木)>
「ハナミズキ」の複合果が赤く色着き、葉も紅葉しています。
ピンク色の “花” が、5月頃に咲きますが、花弁に見えるのは
<苞>とのことで、本当の花は、見栄えのしない小さな緑色の花です。
4枚の花弁を着けて、中心に塊となって咲きます。
此の大きな<苞>が、花の様に目立つので、「花水木」の命名になった由
ミズキ科、ミズキ属、落葉高木、北アメリカ原産、学名 Cornus florida
英名 Flowering dogwood、別名 「アメリカヤマボウシ」
下図は、苞が花弁と見紛う姿です。
「ヤマボウシ」(山法師)に似ていますが、果実の姿は、全く違っています、以前のページ 赤い実、黒い実 参照
次の輝く実は、植物園で視た「ミズレンブ」(水蓮霧)の赤い実です、表面がワックスをかけた様な光沢が有ります。
熱帯植物の所為か、露地では、夏でも、視ることは、少ないようです。
食べた経験は無いのですが、林檎の様な海面質の歯ざわりで甘いとか
花は、漏斗状の花で、4弁花、多数の雄蕊が突き出ています。
フトモモ科、フトモモ属、常緑高木、インド、マレーシア原産、学名 Syzygium aqueum
英名 Water apple、別名 「ミズフトモモ」(水蒲桃)(*)
(*)フトモモ科の<フトモモ>は、中国名の「蒲桃(ブータオ)、Syzygium jambos/Rose apple」を
沖縄では、「フートー」になり、「フトモモ」になった由
此の時期には、「チェッカーベリー」の赤い実も照り輝きます、薄緑色や白い色の若い実も次々と実を結びますので
赤色が鮮やかな実と艶やかな暗緑色の葉が美しい正月飾りになます。
夏に、「アセビ」の花に似た白い釣鐘型の花を咲かせます。
ツツジ科、ゴーテリア/シラタマノキ属、耐寒性常緑低木、這性、北アメリカ原産、学名 Gaultheria procumbens
英名 Checker berry、別名 「ヒメコウジ」(姫柑子)、「ゴールテリア」
夏、「アセビ」の花に似た花を咲かせます。
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。
高原の湖畔には、秋の気配が漂っています、木々の紅葉も濃さを増しています。
<下図をクリックして御覧下さい>