花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

”桜” の名前が付いて、冬に咲く(4)

2022-12-03 | 植物 花

今日の  "冬に咲く”  は、「アッサムニオイザクラ」(ルクリア)にしました。

露地では、11月頃が、開花の終りを迎えますが、室内では、充分、栽育が、可能です。

 

<「アッサムニオイザクラ」(ルクリア)>

秋が、開花期ですが、室内では、此の時季にも花を咲かせます。

白色やピンクの花は、「桜」をイメージ、香りも有り、インド アッサム地方の原産なので

「アッサム ニオイザクラ」の名前が付いた由、「桜」ではないのですが

長期間、花を咲かせるので 、”散らない桜” の異名が、付いていました。

花弁は、5弁、20輪位を球状に漬けます。

花弁の表面に、山脈の様な盛り上がりが在り、華麗さを増幅させます。

幾種類有る品種の中、「リィリア・ピンセアナ」が、「アッサム ニオイザクラ」とのこと

ピンクの花が、房状に咲く様子は、春を思わせる佇まいです。

園芸種も多い様で、花色は、白、ピンク、濃いピンク色等が有ります。

アカネ科、ルイリア属、常緑低木、ヒマラヤ、インド アッサム地方、中国に分布、英名    Luculia pinceana


「桜」とは、大分、印象が、違いますが、桜色に免じて御容赦を

 

次も樹木花の「ヒマラヤザクラ」です、此方は、バラ科ですので、本当の「桜」です。

上に載せた「ルクリア」とは、同じ「桜」の名前でも、イメージが大分違います、「桜」のイメージに近付きました。

此の時季、他に「ジュウガツザクラ」十月桜、「シキザクラ」四季桜

「カンヒザクラ」寒緋桜、「コブクザクラ」子福桜等も咲きます。

<「ヒマラヤザクラ」>

「サクラ」の野生種で、晩秋から冬の懸けて花を咲かせる「ヒマラヤザクラ」です。

野生種なのか、「染井吉野」等とは、違った雰囲気を醸し出します。

一重で淡いピンク色の花と、葉先が尖った葉が同時に展開します、花が、葉より先に展開する

「染井吉野」等とは違った性質です、野生美を愛でる「桜」なのです。

日本には、ネパール王室から熱海市に贈られたのが最初とか

原産地がインドやカシミール、ヒマラヤ地方とのことで、耐寒性が有って、冬でも花を咲かせます。

他の冬咲きの「桜」達より一層、野性的で、清楚な感じのする桜です。

花色は、ピンクが種ですが、其のピンク色の濃淡が多彩で充分愉しめます。

バラ科、サクラ属、落葉高木、インド、カシミール、ヒマラヤ地方原産

学名   Prunus cerasoides、英名    Wild Himalayan Cherry



花は、中心部分の濃いピンク色が主ですが、其の部分の濃淡が、入り交じって多彩、充分愉しめます。



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