花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

「カンレンボク」の実が熟しています。

2017-09-26 | 植物 花

「アケビ」の実が熟して、透き通るような果肉が見えます、素朴な甘い味がします。

野山で遊び呆けた子供の頃を思い出します。

前回の <ヒガンバナ科(2)> に載せれなかった「クリナム」の花を追加します。

「ハマユウ」(浜木綿)、「ハマオモト」(浜万年青)の名前でも知られています。

海浜に多く視られますが、海浜以外の土地でもよく視られます。

花茎の先端に10個位の傘が開いたような花を咲かせます、芳香も有ります。

「浜木綿」の名前の由来は、花の姿が、白くて木綿(ゆう)を思わせるから

亦、「浜万年青」の名前の由来は、葉が、「万年青」の葉に似ているからとか

ヒガンバナ科、クリナム属、半耐寒性多年草、学名 Crinum asiaticum var.japonica

 

 

「カンレンボク」(旱蓮木)の果実が、生っています。

果実は、「モンキーバナナ」の様な形をしています、同じミズキ科の「ハナミズキ」、「ヤマホウシ」等の

果実と似ていますが、各々、違いが有り興味深いものが有ります。

特に、結実時には、「ヤマボウシ」の果実に極似していますが、徐々に「バナナ」の実に似てきます。

花は、雌雄同株、初夏、多数の淡いクリーム色小さな花を球状に咲かせます。

緑色の葉の間に、多数の星状の果実が着く様子は、夜空に沢山の星が、瞬く様です。

ミズキ科、カンレンボク属、落葉広葉高木、中国原産、学名 Camptotheca acuminata

英名 Cancer tree、Tree of Life、Happy tree

別名「キジュ」(喜樹)、「カンレン」(旱蓮)・ ・ ・ 「喜樹」の名前は、此の樹木の強い生命力と

繁殖力、健康長寿、一個の果実に、多くの種子ができるので繁栄を著わし<喜樹>の名前が着いた由

英名の Cancer Tree は、抗ガン剤の原料になるからとか、生薬に<喜樹果>が、有るとのこと

 
 

 

 下図は、花です、複合果の兆候が視られます。

同じミズキ科の「ハナミズキ」(花水木)や「ヤマホウシ」(山法師)の実も

熟し始めていますので、次回に載せる予定にしています。

<各画像は、クリックで拡大表示します>

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今年も「スズメウリ」(雀瓜)を育てます、生育の記録を随時載せていきます。

№ 18

白い縞模様が、ハッキリしてきました。


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