此処、暫くは、以前の記事に修正、追加をして再度載せますので宜しくお願い致します。
先日は、“世界三大紅葉” を挙げましたが、今日は、今が身頃の他の紅葉を載せてみました。
最初は、葉の色と形がユニークな 「マルバノキ」(丸葉の木) の紅葉です。
シンボルツリーとしても人気の樹木ですが、黄色から赤色と、ハート型の葉の色の変化が急です。
葉が長い茎の先で風に揺れています、互生する葉です。
「マンサク」(満作)の仲間ですので、暗赤色の星型の花が、紅葉と同時に視ることができます。
マンサク科、マルバノキ属、落葉低木、日本の山野に自生、学名 Disanthus cercidifolius
別名 「ベニマンサク」(紅満作)とか、“赤いハート” で魅了します。
次は、「ハゼノキ」(櫨の木)の葉の紅葉です、真紅の葉が眩しい位鮮やかです、童謡を思い出します。
単に、「ハゼ」とも呼ばれています、<ハゼモミジ>(櫨紅葉)の名前で、秋の季語にもなっていました。
日本には、実から木蝋(もくろう)を採る為に、中国から琉球を経て入った由
別名に、「ロウハゼ」、「トウハゼ」の名前が付いた理由とのことです。
葉は、奇数羽状複葉、10枚から15枚位の小葉からなる
ウルシ科、ウルシ属、落葉小高木、雌雄異株、学名 Toxicodendron succedaneum
童謡、サトウハチロウ作詞<小さい秋みつけた>の “はぜの葉、赤くて入日色” です。
“ハゼの葉赤くて入り日色” です。
次は、「シダレモミジ」(枝垂紅葉)の紅葉です、赤色一色になる前の黄色と赤色の縞模様が
特に綺麗です、切込みが入った細長い葉が特徴です。
彩りの “滝” が落下します、サワサワと葉擦の音が滝音です ・ ・ ・
特に、福島県いわき市の中釜戸の国指定天然記念物の「シダレモミジ」の高木が有名です。
カエデ科、カエデ属、落葉高木、学名 Acer palmatum penjura
赤と黄色の斑が “縮緬模様” です。
最後に、「クヌギ」(椚、橡)の黄葉、黄葉を挙げてみました、緑色の葉も残っていて
緑、黄、赤色のグラデーションを愉しみます、“陽だまり” の様に明るいスポットです。
ブナ科の樹木の実が<ドングリ>ですが、「クヌギ」の<ドングリ>が一番大きな実になります。
縦に割目が入る厚いコルク状の樹皮も特徴の一つです、近縁種に「アベマキ」が有ります。
ブナ科、コナラ属、落葉高木、学名 Quercus acutissima 、英名 Saw tooth oak
Saw tooth は、“鋸の歯” ですから、葉の縁のギザギザですか
「クヌギ」の実、「ドングリ」(団栗)です、球形で艶やかです。