花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

”黒” の名前が付いて(1)

2021-06-10 | 植物 花

此の時季、<黒>の名前が付いた花が視られます、黒い色は、花に不相応な様な気がしますが ・ ・ ・

「クロバナフウロ」<黒花風露>の花です。

<「クロバナフウロ」>

別名「ゲラニウム」ですが、多くの種類が有る中で、黒色の花を咲かせる「クロバナフウロ」(黒花風露)を挙げます。

日本の「ゲンノショウコ」(現の証拠)Granium thunbergii  も仲間です。

他に、ピンクや白い花の「ゲラニウム・サンギネウム」(アケボノフウロ/曙風露)Granium sanguineum

青紫色の花の「ゲラニウム ’ジョンソンブルー’」(風露草)G.pratense   等が、有ります。

花茎の先端に集散花序を出して、5弁の濃い紫色(黒)の花を咲かせ、葉は、掌状に5から7裂しています。

根生葉は、ロゼット状に着き、茎や葉には、軟らかい長い毛が生えています。

フウロソウ科、フウロソウ属、ヨーロッパ原産、耐寒性多年草、学名   Geranium phaeum

別名「ゲラニウム・ファエウム」



下図は、白やピンクの花を咲かせる「ゲラニウム・サンギネウム」G.sanguineum

下図は、青紫色の花を咲かせる「ゲラニウム ’ジョンソンブルー’ 」G.pratense

序でに、「ブラックベリー」<キイチゴ> Rubus spp.  の花と実を挙げてみました、<ブラック>と言う事で

果実が熟す初秋の頃に再度載せてみます、赤や黒色の艶やかな果実です。

晩夏の頃には、下図の様な黒い色の実をつけます。


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