紅葉スリーズ № 3
今日の<紅葉>は、「ハゼノキ」の紅葉です。
<「ハゼノキ」>
童謡、サトウ ハチロウ作詩<小さい秋みつけた>
(三) 誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた
昔の 昔の 風見の鳥の ぼやけたとさかに
はぜの葉 ひとつ はぜの葉赤くて 入り日色
赤くて入り日色なのです、
日本原産の「ヤマハゼ」(山櫨)に似ていますが、葉の裏表や茎に細かい毛が生えていているのが「ヤマハゼ」で
無毛で薄いのが、「ハゼノキ」なので、区別可能です、亦、「ウルシ」にも似ていますが
葉の先端が、尖っているのが「ハゼノキ」で、丸味を帯びているのが「ウルシ」です。
ウルシ科、ウルシ属、落葉高木、東南アジア原産、雌雄異株、学名 Toxicodendrum succedaneum
英名 Wax tree (実から木蝋)を採ったことからとか
別名 「リュウキュウハゼ」、「ロウノキ」、「トウハゼ」、「ハゼ」
赤い入り日色です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ac/2c14842c58249e89ec7c020ad7830a51.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/6f/20b44118d8278e6068b6e76e838623dd.jpg)
寒い季節の到来ですが、”冬に咲く菊”「ベニジウム」、「カンギク」(寒菊)が咲いています。
<「ベニジウム(ベニジューム)」>
色彩が乏しい寒い冬に、鮮やかな色が目に留まります。
舌状の黄橙色の花弁に、黒い 輪 の斑模様が入り、“蛇の目” の様で、名前の由来とか
葉には、深い切込みが入り、互生、葉や茎には、細かい白い毛が密生します。
冬から早春に懸けて、次々と開花して、愉しませてくれます。
頭状花序が、茎の先端に着き、オレンジ、貴、白色の花を咲かせます。
似た花には、「ハナワギク(花輪菊)」(Cyrysanthemum carinatum)
「ガザニア」(Gazania Hybrids)、「アークトティス」(Arctotis × hybrida)等が
キク科、ベニジュウム属、半耐寒性一年草、南アフリカ原産、学名 Venidium fastuosum=Arctotis fastuosum
別名 「カンザキジャノメギク」(寒咲き蛇の目菊)、「ケープ デージー」
英名 Cape daisy 、Monarch of the veldt 、Iceland daisy
“南アフリカの草原の王” と訳すんでしょうか、アアフリカの雰囲気がいっぱいの花です。
葉や蕾は、水晶の様な毛が生えてキラキラ輝きます。
開花時期は違いますが、「ベニジウム」に似た花には、「デモルホセカ」、「ガザニア」等が
<「デモルホセカ」(アフリカ金盞花)>
Dmorphotheca sinuata、開花期 春
< 「ガザニア」(勲章菊)>
Gazania Hybrids、開花期 春から初秋
<「ハナワギク」(花輪菊)別名「サンシキカミツレ」>
Glebionis carinatum=Chrysanthemum carinatum 開花期 春から初夏
秋の「菊」の最盛期が終わると、「寒菊」の出番です。
「寒菊」とは、12月から1月頃に咲く「菊」の総称とのこと、別名 「冬菊」、「寒小菊」
「小金目貫」、「霜見菊」等の名前が付いています。
秋咲きの「小菊」、「シマカンギク」(アブラギク)の改良種とのことです。
学名 Chrysanthemum indicum
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