花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

「ベニジウム」、「スプレーマム」 冬の「菊」二題

2019-12-09 | 植物 花

紅葉スリーズ № 3

今日の<紅葉>は、「ハゼノキ」の紅葉です。

<「ハゼノキ」>

童謡、サトウ ハチロウ作詩<小さい秋みつけた>

(三) 誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた

小さい秋 小さい秋 小さい秋 みつけた

昔の 昔の 風見の鳥の ぼやけたとさかに

はぜの葉 ひとつ はぜの葉赤くて 入り日色

赤くて入り日色なのです、

日本原産の「ヤマハゼ」(山櫨)に似ていますが、葉の裏表や茎に細かい毛が生えていているのが「ヤマハゼ」で

無毛で薄いのが、「ハゼノキ」なので、区別可能です、亦、「ウルシ」にも似ていますが

葉の先端が、尖っているのが「ハゼノキ」で、丸味を帯びているのが「ウルシ」です。

ウルシ科、ウルシ属、落葉高木、東南アジア原産、雌雄異株、学名 Toxicodendrum succedaneum

英名 Wax tree (実から木蝋)を採ったことからとか

別名 「リュウキュウハゼ」、「ロウノキ」、「トウハゼ」、「ハゼ」

 赤い入り日色です。

寒い季節の到来ですが、”冬に咲く菊”「ベニジウム」、「カンギク」(寒菊)が咲いています。

<「ベニジウム(ベニジューム)」>

色彩が乏しい寒い冬に、鮮やかな色が目に留まります。

舌状の黄橙色の花弁に、黒い 輪 の斑模様が入り、“蛇の目” の様で、名前の由来とか

葉には、深い切込みが入り、互生、葉や茎には、細かい白い毛が密生します。

冬から早春に懸けて、次々と開花して、愉しませてくれます。

頭状花序が、茎の先端に着き、オレンジ、貴、白色の花を咲かせます。

似た花には、「ハナワギク(花輪菊)」(Cyrysanthemum carinatum

「ガザニア」(Gazania Hybrids)、「アークトティス」(Arctotis × hybrida)等が

キク科、ベニジュウム属、半耐寒性一年草、南アフリカ原産、学名 Venidium fastuosum=Arctotis fastuosum

別名 「カンザキジャノメギク」(寒咲き蛇の目菊)、「ケープ デージー」

英名 Cape daisy 、Monarch of the veldt 、Iceland daisy

 “南アフリカの草原の王” と訳すんでしょうか、アアフリカの雰囲気がいっぱいの花です。

 

 

葉や蕾は、水晶の様な毛が生えてキラキラ輝きます。

開花時期は違いますが、「ベニジウム」に似た花には、「デモルホセカ」、「ガザニア」等が

<「デモルホセカ」(アフリカ金盞花)>

Dmorphotheca sinuata、開花期 春

< 「ガザニア」(勲章菊)>

Gazania Hybrids、開花期 春から初秋

<「ハナワギク」(花輪菊)別名「サンシキカミツレ」>

Glebionis carinatum=Chrysanthemum carinatum 開花期 春から初夏

 

秋の「菊」の最盛期が終わると、「寒菊」の出番です。

「寒菊」とは、12月から1月頃に咲く「菊」の総称とのこと、別名 「冬菊」、「寒小菊」

「小金目貫」、「霜見菊」等の名前が付いています。

秋咲きの「小菊」、「シマカンギク」(アブラギク)の改良種とのことです。

学名 Chrysanthemum indicum


亀吉

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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