秋に色着く № 8
「ザクロ」が、熟しています、ピンク色が眩く輝きます。
グレナデシロップの原料の「石榴、柘榴」が、撓わに稔っています。
鑑賞用にも、食料にもなると重宝されます。
ミソハギ科、ザクロ属、落葉小高木、地中海沿岸原産、学名 Punica granatum、英名 Pomegranata
”秋のルビー(追加)” には、「トベラ」(海桐花)、「ピラカンサ」
「コトネアスター」の赤く熟した実を挙げてみました。。
<「トベラ」の実>
「トベラ」(扉)の実も熟すと裂開して、赤い粘液が付着した種子が顔を出します。
雌雄異株で、初夏に五弁の白い花を咲かせます、芳香が有ります。
葉も光沢が有って、肉厚なのは、「マサキ」の葉に似ています。
名前の由来は、昔、魔除けの為に扉に飾ったので、“扉の木” と称したのが「トベラ」になった由
トベラ科、トベラ属、常緑低木、日本、朝鮮半島、中国原産、学名 Pittosporum tobira
英名 Japanese chesewood、別名 「トビラノキ」、「トビラギ」
次は、「ピラカンサ」と「コトネアスター」の赤い実です。
<「ピラカンサ」の実>
「ピラカンサ」Pyracantha Hybrids とは、バラ科、トキワサンザシ属の総称とのことで
ヨーロッパ南部からアジア南西部原産の 「トキワサンザシ」(常磐山査子)Pyracantha coccinea や
黄色で、中国南部原産の「タチバナモドキ」(橘擬)P.angustifolia 等が含まれるとのこと
5~6月に懸けて、白い小さな花を咲かせます。
赤い色は、小鳥達の格好の目印、種子を遠くに運びます、枝には、鋭い棘が在るので、注意
耐寒常緑高木、ヨーロッパ、中国原産
下図は、「ピラカンサン」Pyracantha Hybrids の花
<「コトネアスター」の実>
「コトネアスター」は、バラ科、コトネアスター属の 総称とのことで、多くの品種が有ります。
一般に、「ベニシタン」(Cotoneaster horizontalis)を「コトネアスター」と呼ぶ場合が多いようです。
枝が、下垂するもの、立ち上がるもの、匍匐性のもの、常緑、落葉のものと多種に渡ります。
「コトネアスター サリシフォルム ´オータム ファイヤー`」(C.salicifolium cv.´Autum Fire`)を挙げてみました。
次に挙げる「ピラカンサ」の実に似ていますが、「ピラカンサ」には、在る 枝の棘や葉の鋸歯が無い違いが有ります。
バラ科、サンザシ(シャリントウ)属、中国、インド、チベット原産
学名 Cotoneaster Hybrids 、英名 Rockspray cotoneaster
匍匐性のものを “建築家の友人” と呼ぶとか、また、学名の cotone は、 「マルメロ」の古いラテン語で
ーaster は、-に似る意味とか、実の形が、「マルメロ」の実と花に似たところが有ります。
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「スズメウリ」(*)を育てる № 14
赤く熟した実に混じって、未だ緑色の実も混在してますが、収穫しました。
蔓や茎、葉を使ってリースを作る為だったのですが ・ ・ ・
葉は、落葉して無くなり、茎や蔦は、絡まり着いて、長い儘での採集は無理で
短く切ってしまい、下図の様な姿になりました、残念!!
白い縞模様は、クッキリとしてますので、良しとしました。
(*)尚、果実に縞模様が着く「スズメウリ」は、正式名は「オキナワスズメウリ」です。
<各画像は、クリックで拡大表示
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