「トウゴマ」(唐胡麻)も トウダイグサ科の植物です。
蓖麻子油(ヒマシユ)の原料の「唐胡麻」ですが、秋には、葉茎が赤く染まり、黄緑色の花を咲かせます。
雌雄同株で、花序の上部には、雌花、株には、雄花を咲かせ、同時に赤い実も着きます。
掌形の葉は、艶やかで観葉植物としても愛でることができます。
エジプト、インドでは、古代から栽培していたそうです。
トウダイグサ科、トウゴマ属、非耐寒性j常緑低木、東アフリカ、インド原産
学名 Ricinus communis、英名 Castor beans、Castor oil plant、
別名「ヒマ」(蓖麻)、学名の Ricinus は、ラテン語でダニの意味するとか、果実がダニに似ています。
下図は、熟した果実(=左図)と種子
学名 Ricinus は、ラテン語で<ダニ>を意味するとか、果実も種子も<ダニ>に似ています。
種子は、形が、<ダニ>に似ていますが、色合いも<ダニ>ですか
花は、総状花序に赤い雄蘂と黄色い雌蘂の花を咲かせますが、見栄えがイマイチですが
花の代わりに、棘棘の赤い実が、見栄えを代役します。
枝、茎、葉脈も赤色で、花の見劣りを支えます。
花と実が、同時に着けるので、比較ができ、其の差が、歴然とします。
下図は、夏の頃に咲く黄色い葯を多数着けた尾花(上)と奇妙な形の花被の雌花(下)です。
<画像は、クリックで拡大します>
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夏、爽やか、ショウガ科の花” と題した過去の載せて記事です、再掲載しました。