「スイレン」(睡蓮)Nymphaea Hybrids / Water lily は、午後に睡る様に花を閉じるから
仲間で、日本の「ヒツジグサ」Nymphaea tetragone(未草)も
<未の刻>の午後2時に花を閉じることに由来する命名とか
”白色の花”(2)は、「カシワバアジサイ」、「イワガラミ」、「タイカカズラ」です。
「カシワバアジサイ」(柏葉紫陽花)
「紫陽花」(Hydrangea macrophylla)より華やかさでは、少し劣りますが
品種に依っては、装飾花の大きさ、形が、より豪華にみえるものがあります。
ただ、花色が、白一色なので、物足りなさは残ります。
一重や八重が有って、秋の紅葉も愉しめます。
一重咲きの「スノークイーン」、八重咲きの「スノーフレーク」、大きな房の「ハーモニー」等々が人気です。
名前の由来は、「柏」の葉に似た葉を着けるので「カシワバ」が付いた由
大きな葉で、切込みが在り、比較してみると、「柏」より「楢」(オーク)の葉に似てるとは、思いますが
穂状で、円錐形に花を着けます、其の花穂が、直立したり、下垂します。
ユキノシタ(アジサイ)科、アジサイ(ハイドランジア)属、落葉低木、北アメリカ原産
学名 Hydrangea quercifolia、英名 Qak leaved hydrangea
次は、「イワガラミ」(岩絡み)の花です。
名前の通り、多数の気根をだして、岩、樹木等に絡み登ります。
花の中心には、沢山の小さな両性花を咲かせ、周りに、一枚の萼片(装飾花)が着きます。
「ガクアジサイ」(額紫陽花)に似た風情です。
ユキノシタ(アジサイ)科、イワガラミ属、落葉蔓性木本、日本、朝鮮半島に分布
学名 Schizophragma hydrageoides
最後に「テイカカズラ」(定家葛)です。
集散花序で、花弁が、捻れて開くので、スクリューの様な形になります。
気根を出して、他の物に絡み付きます、芳香が有ります。
「定家葛」の名前の由来は、平安時代の歌人<藤原定家>からとのことですが
諸説が有るので、此処では割愛します。
キョウチクトウ科、テイカカズラ属、蔓性常緑低木、日本、朝鮮半島原産、学名 Trachelosermum asiaticum
英名 Yellow star jasmine、別名「マサキノカズラ」(柾木葛)、「チョウジカズラ」(丁字葛)
<各画像は、クリックで拡大表示します>
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今年も「スズメウリ」(雀瓜)を育てます、生育の記録を随時載せていきます。
№10
少し大きくなりました。