青紫色の “春の使者” 、「アジュガ」、「ムラサキサギゴケ」(紫鷺苔)、「ツタバウンラン」(蔦葉海蘭)を挙げてみました。
<「アジュガ」>
総状花序を立ち上げて、青紫色の唇形の花を咲かせ、シソ科の特徴を備えています。
葉は、ロゼット状に付き、対生します。
園芸種も多く、花色は、青紫色意外にも ピンク、白、葉も斑入りの品種が有ります。
日本原産の「ジュウニヒトエ」(十二単) Ajuga nipponensis 、「キランソウ」(金療小草) Ajuga decumbens の仲間
シソ科、キランソウ属、這耐寒性多年草、ヨーロッパ、中央アジア原産、学名 Ajuga reptans
別名 「セイヨウキランソウ」、「アジュガ・レプタンス」
<「ムラサキサギゴケ」(紫鷺苔)>
紫色で、鳥の鷺に似ているので、此の名前が付いたとか、白色の花も有ります。
単に、「サギゴケ」(鷺苔)と呼ぶ場合も有りますが、白色の花を特に「サギゴケ」とも呼ぶ由
「ムラサキサギゴケ」は、花の色が紫色をした「サギゴケ」と言うところですか
4本の雄蕊と1本の雌蕊で、雄蕊の先端が二つに裂けていて、触れると閉じます、花粉を付着させ易くする工夫とか
近縁種に、似た花の「トキワハゼ」が有りますが、茎が直立するので区別できます。
ゴマノハグサ科、サギゴケ属、耐寒性多年草、這性、日本原産、学名 Mazus miquelii
<「ツタバウンラン」(蔦葉海蘭)>
石垣等に這う様に広がり、緑色の葉の中に、小さな唇形の花が咲いています。
上唇は、二烈、下唇は、三裂、花冠には、暗紫色の筋が入ります、亦、下唇の真中に黄色い二つの隆起物が有ります。
「蔦」の様な5~7裂した葉が着くので、<蔦葉>の名前の由来のようです。
オオバコ科、ツタバウンラン属、蔓性多年草、ヨーロッパ原産、学名 Cymbalaria muralis
英名 Ivy-leaved toadflax、別名 「ツタガラクサ」(蔦唐草)、「ウンランカズラ」(海蘭葛)
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。
尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
高原も雪が解けて、地肌が現れてきました。
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