”春色” が一杯 >は、キンポウゲ科の「ラナンキュラス」と「アネモネ」の花にしました。
未だ、寒い日が続きますが、明るい花の色が春が近いことを知らせています。
<「ラナンキュラス」>
色彩豊かで、明るい ”春色” の花弁が重なり合って、春を演出します。
品種改良も有って、色、形も増え続けています、多数の種類の中、「ラナンキュラス」と呼ばれているのは
「ラナンキュラス・アシアテクス」(Ranunculus asiaticus)とのこと
キンポウゲ科、キンポウゲ(ラナンキュラス)属、半耐寒性多年草、地中海沿岸、ヨーロッパ南部原産
英名 Persian buttercup、別名「ハナキンポウゲ」(花金鳳花)
尚、「ラナンキュラス」とは、ラテン語で蛙の手を意味で、葉の形が、蛙の手の形に似ているからとか(下図)
他に、名前の由来は、蛙が住んでいる湿地に多く生えるからとの説も
蛙の手に見えるかな ・ ・ ・
次は、「アネモネ」です。
<「アネモネ」>
一重、八重、花色は、ピンク、青紫、赤、白と豊富で、交雑種も多数です。
花弁の様に見えるのは、立派な萼片で、花弁が無いのも面白いものです。
一般に「アネモネ」と呼ばれているのは、「アネモネ・コロナリア」(Anemone coronaria)で
「アネモネ・ホルテンシス」(A.hortensis)と「アネモネ・パポニア」(A.pavonia)の交雑種とのこと。
キンポウゲ科、イチリンソウ属、耐寒性球根、地中海沿岸原産、英名 Anemone
別名「ボタンイチゲ」(牡丹一華)、「ハナイチゲ」(花一華)、「ベニバナオキナグサ」(紅花翁草)
「アネモネ」の名前は、ギリシャ語で<風(Anemos)に由来する由
風通しが良い場所を好むから、風が多く吹く季節に花を咲かせるからとの説が有りましたが
真偽の程は、解りませんが、熟した種子が、長い綿毛を着けて
風に乗って遠くまで運ばれるのは、確かです。
<各画像は、クリックで拡大表示します>