花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

”春色” が、一杯

2018-03-07 | 植物 花

”春色” が一杯 >は、キンポウゲ科の「ラナンキュラス」と「アネモネ」の花にしました。

未だ、寒い日が続きますが、明るい花の色が春が近いことを知らせています。


<「ラナンキュラス」>

色彩豊かで、明るい ”春色” の花弁が重なり合って、春を演出します。

品種改良も有って、色、形も増え続けています、多数の種類の中、「ラナンキュラス」と呼ばれているのは

「ラナンキュラス・アシアテクス」(Ranunculus asiaticus)とのこと

キンポウゲ科、キンポウゲ(ラナンキュラス)属、半耐寒性多年草、地中海沿岸、ヨーロッパ南部原産

英名 Persian buttercup、別名「ハナキンポウゲ」(花金鳳花) 




尚、「ラナンキュラス」とは、ラテン語で蛙の手を意味で、葉の形が、蛙の手の形に似ているからとか(下図)

他に、名前の由来は、蛙が住んでいる湿地に多く生えるからとの説も

蛙の手に見えるかな ・ ・ ・ 

 

次は、「アネモネ」です。

<「アネモネ」>

一重、八重、花色は、ピンク、青紫、赤、白と豊富で、交雑種も多数です。

花弁の様に見えるのは、立派な萼片で、花弁が無いのも面白いものです。

一般に「アネモネ」と呼ばれているのは、「アネモネ・コロナリア」(Anemone coronaria)

「アネモネ・ホルテンシス」(A.hortensis)と「アネモネ・パポニア」(A.pavonia)の交雑種とのこと。

キンポウゲ科、イチリンソウ属、耐寒性球根、地中海沿岸原産、英名 Anemone

 別名「ボタンイチゲ」(牡丹一華)、「ハナイチゲ」(花一華)、「ベニバナオキナグサ」(紅花翁草)

「アネモネ」の名前は、ギリシャ語で<風(Anemos)に由来する由

風通しが良い場所を好むから、風が多く吹く季節に花を咲かせるからとの説が有りましたが

真偽の程は、解りませんが、熟した種子が、長い綿毛を着けて

風に乗って遠くまで運ばれるのは、確かです。

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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