花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

春に咲くー№ 15

2024-05-05 | 植物 花

今日も樹木花です、「クロバナロウバイ  /  黒花蝋梅」にしました、春から初夏に懸けて愉しめます。

<「クロバナロウバイ」(黒花蝋梅)>

名前は、”黒花” ですが、実際は、暗褐色、赤褐色で、多数の肉厚の細長い内花片と外花片から生ります。

艶の有る葉の付け根から短い花茎を出して、花径5cm位の花を咲かせます。

「ロウバイ」の名前ですが、春先に黄色い花を咲かせる「ロウバイ」(蝋梅)とは、別属になります。

葉の裏側には、短い軟毛が、密生していて、葉、花は、甘い香りがします、香水の原料になるとか

変種に香りが「クロバナロウバイ」より弱く、葉の裏に軟毛が無い「アメリカロウバイ」も有ります。

ロウバイ科、クロバナロウバイ属、耐寒性落葉低木、北アメリカ原産、学名 Calycanthus floridus

英名 Carolina allspice、別名「ニオイロウバイ」(匂蝋梅)

”黒” の名前が、付いていますが、”濃い茶色” と言った方が、正確かも・ ・ ・ 

”  夏咲きの「ロウバイ」” 「クロバナロウバイ」<黒花蝋梅>です。


尚、「クロバナロウバイ」(黒花蝋梅)を「アメリカロウバイ」の別名とした説と

「アメリカロウバイ」は「クロバナロウバイ」の別名ではないとする説が有りましたが、「クロバナロウバイ」の変種とするのが無難かも

因みに、「クロバナロウバイ」の学名が   Calycanthus floridus「アメリカロウバイ」は、Calycanthus floridus var.glaucus   です

「クロバナロウバイ」は、名前のと通り花の色が黒褐色で、「アメリカロウバイ」は

少し淡い赤褐色かなと、勝手に判別しています。

確かに、下図の様な黒色に近い種類も見られます、”黒花”相応しい相応しい色合いです。


園芸品種を含んだ他の画像は、動画にしました、御覧下さい。

 

他に、色や形の違う交配種も視られます、二種追加してみます。

<「ハリカンサス  ’ハートレージワイン」>や

<「キバナニオイロウバイ」>です。


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