花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

此の時季の樹木花2種

2019-04-12 | 植物 花

「ベロニカ ’オックスフォードブルー’」 が、咲いています、ブルーが煌めきます。

 

花数が少ないと、茎元の銅葉も綺麗です。

ゴマノハグサ科、ベロニカ属、耐寒性多年草、這え性、ヨーロッパ原産、学名 Veronica peduncularis

英名  Oxford Blue/Georgia Blue 

此の時季に咲くピンク色の樹木花「ロドレイア ヘンリー」、「ミヤマカイドウ」(深山海棠)の花を挙げてみました。

<「ロドレイア ヘンリー」>

初春から初夏に懸けて、妖艶な形、色の花が咲きます。

ピンクや濃い紅色の花を房状に下垂させ、花や樹の姿が、「シャクナゲ」(石楠花)に似ています。

「ロドレイア ヘンリー」の花です。

主に植栽されている品種は、「ロドレイア ヘンリー」や「ロドレイア カンピオニ-」( Rhodeleia championii )ですが

前者は、後者より花が大きいので、多く植栽されています。

近縁種の後者は、「シャクナゲモドキ」(石楠花モドキ)の別名が付いています。

大きな艶の有る肉厚の葉も花と共に愉しめます。

マンサク科、ロドレイア属、常緑小高木、中国雲南省原産、学名 Rhodeleia hennryi


 

次もピンク色の蕾と白い花が美しい「ミカイドウ」(実海棠)です。

<「ミカイドウ」(実海棠)>

「カイドウ」(海棠、花海棠)と似た花を咲かせますが、果実は、「カイドウ」より大きな実になります。

「ズミ」(酸実) 、「ミヤマカイドウ」(深山海棠)等の名前も付いています。

「ヒメリンゴ」(姫林檎)の近縁とのこと、「ヒメリンゴ」の実より小さいのですが、似ています。

「リンゴ」(林檎)の野生種になるとか

尚、「ズミ」の名前には、には、<酸実>、<染み>の字が、当て嵌められていますが

果実が、酸っぱい味がすること、樹皮から黄色い染料を採ったことからとか

盆栽仕立てで、愉しむ方が多いようです。

バラ科、リンゴ属、中国原産、学名 Malus toringo

英名 Toringo crabapple、Siebold's crabapple

別名「コリンゴ」(小林檎)、「ナガサキリンゴ」(長崎林檎)、「ヒメカイドウ」(姫海棠)等々



秋、小さな林檎がみのります。

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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