花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

黄色が弾ける

2019-10-07 | 植物 花
秋、大きな果実

上左=「カリン」(花梨)、上右=「マルメロ」(褞桲)

下左=「チキュウカン」(地球柑)、下右=「シシユズ」(獅子柚子)

今回は、開花期も終りに近い「ターネル・ウルミフォリア」の花にしました。

<「ターネル・ウルミフォリア」>

輝く様な黄色い花弁が、暑い夏の残影です。

温室では、周年視られる此の花も、露地では、終わりを迎えます。

一日花ですが、初夏から此の時期迄、次々と花を咲かせて愉しませてくれました。

一見、葉も花も「山吹」の花を思わせます。

花は、花径5cm位の黄色い五弁花、葉は、縁がギザギザの鋸歯、葉脈が目立つ光沢有る葉です。

濃緑の葉と輝く黄色のコントラストを愉しみます。

唯、寒さに弱いため、今月が見納めになります。

トケイソウ(ターネラ)科、ターネラ属、常緑小低木、メキシコ、西インド諸島原産

学名 Turnera ulmifolia、英名 sage rose、別名「キバナツルネラ」

下図は、白い花弁の下部が黄色で、中心が褐色の "目” になる「ターネル・トリニフロラ」


<各画像は、クリックで拡大表示します>

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「スズメウリ」を育てる № 12

益々、赤味を帯びた実が増えてきました、白い筋も一層はっきりと


秋に咲く「グラジオラス」 「グラジオラス・カリアンサス」

2019-10-01 | 植物 花

「グラジオラス」(Gladiolus Hybrids) ば、開花期の終りを迎えますが

此から最盛期を迎える「グラジオラス」が有ります。

「グラジオラス・カリアンサス」です、白い花弁の中心付近が濃い紫色の斬新な色合いです。

別名「アシダンテラ・ビコロール」(旧学名から)、” 秋の「グラジオラス」” です。

夏が、最盛期の「グラジオラス」(唐菖蒲)の一種です。

草丈50cm~1m 位で、頂上に、乳白色で五枚の花弁、中心には、紫色の斑が入った花を咲かせます。

芳香が有る花が、俯き加減に咲きます。

「アシダンテラ」(Acidanthera) の名前は、ギリシャ語で ”尖った葯” を意味するとか

アヤメ科、グラジオラス(旧アシダンテラ)属、非耐寒性球根、エチオピア原産

学名 Acidanthra bicolor=Gladiolus callianthus、英名 Peacock orchid、Abyssinia gladiolus

「ニオイグラジオラス」、「ピーコックオーキット」


尖った葯が、名前「アシダンテラ」の由来とか

亀吉

 

     他方、早春に咲く「グラジオラス」も有ります。

夏に咲く「グラジオラス」は、色も豊富で濃艶な

感じですが、春先に咲く「グラジオラス」は

質素な感じがします。

花の色が、白い「グラジオラス・コルビリー」

Gladiolus × colvillei や淡いグリーンの花弁に

クリームイエローの斑が入る此の

「グラジオラス・トリスティス」が有ります。

アフリカ原産の原種系のものから作出した交雑種とのこと

アヤメ科、グラジオラス属、半耐寒性多年草、交雑種

学名 Gladiolus tristis var.concolor

別名 「ハルサキグラジオラス」(春咲きグラジオラス)

 


<各画像は、クリックで拡大表示します>

 今回も過去の記事の再掲載です、 ”猫の目” と ”猫の髭” と 題したものです、御覧下さい。

 
”猫の目” と ”猫の髭”
”猫の目” は、「オタカンサス」の花です、青い ”目の猫" です。<「オタカンサス」>唇型の2枚の青紫色の花弁が、上下に開き、中心に細長い白い斑模様がを猫も目に見立て......
 

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「スズメウリ」を育てる №11

赤く熟した実が多くなってl来ました。